日別アーカイブ: 2024年9月2日

惨劇

9月2日 月曜日 晴れ 晩ごはんを食べて、まどろんでいる時だった。 年に数回、諸条件が重なったとき、体長数ミリの羽虫が一気に羽化する。さっきまで平和だった家があっという間に地獄絵図と化す。なにせ、このエリアで明かりを放っているのはここだけなのだから、羽化したばかりの羽虫はすべてこの家を目指すことになる。 サッシの隙間かどうやって侵入するのか不明だけれど、すでに侵入者多数、そして天窓に目をやったとき卒倒しそうになった。窓という窓がすべて羽虫で覆われている。たった10分前までは平和だったのに。 降り続いた雨、若干の蒸し暑さ、いろんな条件がパーフェクトに結びついたのだと思う。 俺は翌日、半世紀ぶりの登山を早朝からしようと、弁当の仕込みをするつもりだったが、とんでもない。笑。 でも、かつて数度、羽虫大量発生の経験を積んでいたので、こちらにも打つ手は用意してあった。 外から宇宙に向かって光を放ち。家の電気をすべて消すことによって、羽虫はそちらにおびき寄せられる。書けば、これだけだけれど、空中もまた羽化したばかりの羽虫だらけなのである。羽虫だらけの中に突撃していくのはまじで怖い。 でもまぁ、なんとかやり終えて、今これを書いているのが午前4時。多少の羽虫はいるけれど、驚くことに奴らはもうほとんどいない。これもまたいつものこと。 明るくなったら、累々とした尸の掃除が待っているだけ。 これもまた自然の脅威。なんのために、っていつも思うけれど。とりあえず、弁当は作れないので、麓まで降りてコンビニでなにかを買って、半世紀ぶりの登山に行ってきます。 ほんとうはモーガンのことを書きたかったんだけど、調べ物をしている時間がないので、明日にでも。とりあえず、これを見ておいてくれると嬉しいです。  

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