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“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
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2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
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HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
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HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
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日別アーカイブ: 2024年9月3日
久住に登る
9月3日 火曜日 晴れ 早起きして、峰からまるで水墨画のような雲海を見て、久住へと向かう。 父親がフィジカルに元気だった最後の頃、オレは10歳で、無言のうちに星一徹的な教育を受けていた(感謝してる)のです。それは学者だった彼が学問を教えるではまったくなくて、多くは後に「こういうことを伝えたかったのか」と理解できるようなある種アホな哲学的なこと。たとえば、庭にマウンドとピッチャーズプレートを作って、自分はキャッチャーになり、真ん中ではなく常に内角低めに構える、とか。 それは「内角低めに全力で投げ込んで、ホームランを打たれたのなら、それは仕方がない」という彼の哲学に基づいていて。笑。そんなこんなて、弱かったライオンズの救世主となるべく、オレは本気でピッチングに打ち込んだ、とか。笑。 そんな彼が最後に連れていってくれたのが久住だった。もう半世紀も前の話。山ならきっとそんなに変わっていないはず。で、変わったとしたらオレが変わったのだから、どうしてももう一回登ってみたかった。 アメリカの標高4000メートルをスノーボードを抱えて登っていたから、標高1700メートル、10歳のオレが登ったんだし、初心者向きって書いてあるし、大したことないだろう、と。毎月、山形から山に関する冊子を送ってくださるマエストロに学んで、山を舐めちゃいかんと思っていたから、数ヶ月前からギアなどをツアー中の各地で周到に用意してたし。 はっきり言ってね、割ととんでもなかったっす。どこが初心者向きなんって。オレが道を間違えて違うロッキーな山に登ってしまったのもあるけど、これ、リポビタンDのCMやん、みたいなシーンがたくさんあった。てか、10歳のオレに登山靴も与えずここに連れてくる親父って幼児虐待!笑。 登山の「と」の字もわからないから、ひたすら猛進。6時間かかるところを4時間で帰ってきた模様。そっか、もっとゆっくり登るものなのね、、、。 でも、楽しかったんで、ゼロからやり直します。で、親父が60歳のオレに伝えたかったことは「お前はなんもわかっとらん」でした。笑。近々マスターに弟子入りします。でも、還暦すぎてもゼロからやれることがあるってことです。 九州はクマがいないだけ、だいぶ安心します。で、頂上で食べたおにぎり、美味かったなぁ。あと装備を1gでも軽くしたくなる気持ちがよくわかりました。なんで、みんな杖ついてんだろ?って、あれもあったらきっと楽だ。でも、見た目が苦手なんで、まだ買わない、とか。 てかね。ゴミひとつ落ちてないんですよ。九州人、素晴らしい。そしてなによりもあんなところに登山道を整備してくれている人たちに大感謝です。だって、彼らの道標なかったら、遭難するってば。オレ、しんどさにヒーヒー言いながら、黙って道標を作る人になりたいと思いました。 それもまた親父の教えなのね。笑。 閑話休題。 昨日のblog見てくれたかな? モーガンが窮地に陥っています。これは明日の自分の姿でもあります。生活設計がなってないって、モーガンはぜんぜんオレよりしっかりしてたし、懐だってオレよりぜんぜん豊かだった。外国人ゆえ、コのダメージにおけるサポートも受けられなかったのでは、と想像しています。 でも、こうやって伝えてくれたから、できるサポートをしようと思います。いちばんいいのは彼のサロンで、「スウィンギング・ロンドン」の話を聞いて演奏する、ようなことかな、と。だって、ほんとうに目撃者だもんね。あの時代、ジミヘンやフーやツェッペリンやキンクスやストーンズやヤードバーズ、エトセトラ。そんな話はオレが聞きたいし、財産そのものだもんね。 彼はいろんな形で日本の音楽に貢献してくれたんです。イアン・ハンター、アル・クーパーをはじめ、いろんなミュージシャンとオレを繋いでくれました。聞いたことないけど、たぶん流浪の最後は日本に骨を埋める覚悟なのかな、と。それって、同じく流浪の後輩としてはすごい覚悟だなぁ、と思うのです。