5月17日 土曜日 晴れ
これから語る話は実話だよ。こんなことがあるから、しんどいけど、旅は止められないんだよね。ほんとうに、素晴らしい一日。
まずは、僕のギターを作ってくれているヤイリ・ギターを訪ねました。先日亡くなった矢入さんにどうしてもお礼が云いたかったのです。ヤイリに関することは後日、機会を作ってあらためてお伝えします。何というか、その。僕はこのメーカーのギターを弾いていることが誇らしい。
岐阜県関市って、みんな何処にあるか知ってるかな?かくいうオレも初めて行ったんだけど、美しいところだよ。今日のライヴ会場はヤイリの職人O君、激オシ。
コンビニも何もない山間部に突如現れる「ROCK’N ROLL CAFE」。目立つ看板が街道沿いに設置されているけど、たどり着けないオーディエンス続出。な、なんとオーナーは元中学校の校長先生。退職金を全てつぎ込んで、ライヴハウス兼、スタジオ兼、ギター教室兼、美術教室兼、何となく近所の人の公民館兼、エトセトラ、エトセトラ。ミシシッピあたりのジュークジョイントとアイルランドのパブを足して2で割って、ものすごくポジティヴに岐阜で表現したら、こうなりました的感じって云えば分かるかな?
店内狭しと飾られたギター60本 !!!!! 溢れるビートルズ、そしてエルヴィス偏愛。オーナー氏は元校長と云うより、岐阜のジョージ・ハリスンにしか見えず。
僕が到着したとき、そこではギター教室が行われていたのだけれど、生徒は女子中学生から街のおっさんたちまで。かなりアナーキーな状況なのだけれど、コミュニティーの中で人々が音楽を中心として集う場所として確実に機能しているのがすぐに分かった。素晴らしい。かなりカンドー。
ライヴはね、ヤイリ・ギターの職人さんたちもたくさん来てくれて、ようやく恩返しもできたし、岐阜生まれの僕のギターが岐阜で音を奏でてる。しかも、こんなゴキゲンな場所でね。云う事なし。頼まれてもいないのに再訪決定。みんなも今度は是非おいでね。これが愛で、そして夢だよ。ありがとう。
星がきれいな夜でした。祈りは夜空をかけていったのでしょう☆
「Rock’n Roll Cafe’ 」ここはラブリーでピースフルな笑顔であふれています。
みんなにロックンロールの魔法をかけてくれる夢の国、ワンダーランドです。
岐阜県関市、恐れ入りました。
校長先生、最高!!
Say,yes.
こんな校長先生の学校に通いたかった。
ジョージが笑顔で火の鳥を!
いつか洋さんのライヴで行ってみたいです。
ほんと、夢の国って感じですね。音楽を愛する人たち、スバラシイ。
この後0時からのFM COCOLO 「プランクスターズ・ナイト」、楽しみにしています。(先週はうっかり眠ってしまいました!)
では、ちょっとコンビニ行って来ますので!
大人のワクワクが爆発すると、こんな麗しい世界になるのかあ~。行ってみたくなります。こういった場所から文化が自然に生まれちゃうのって素敵ですね。