ギター・フェス

5月14日 日曜日 曇り

浦和で行われたギター・フェスにヤイコさんと出演。

あらゆるタイプのギターの超名人の中に混ぜて頂いた訳ですが、ヤイコさんと僕は歌ありきのギターなので、超絶技巧目当てに来られたオーディエンスが愉しんだかどうかは不明だけれど、歌ありきのギターもこれはこれである意味、超絶的技巧なのです。遅弾きだけど。

先日、古市コータローくんと一緒に演奏したとき、彼が6つの弦を鳴らして和音を出す(一見簡単そうだけど)のを聞いて、それってバンドの和音をたった一人で長年支えた男にしか弾けない「超絶的技巧」だと思ったのですよ。そして彼も僕も遅弾き。

あまりにもすごい技巧を持った人たちに、自分たちの立ち位置を教えてもらってヤイコ/ヒロシでした。しかし、ヤイコちゃんのギター・ソロ格好良かった。

昔、矢野顕子さんの渋谷ジャンジャンでのライヴを拝見したとき、一本のライヴに僕が知っている和音が殆どなかったのです。そりゃぁ、どえらい落ち込んだっすよ。オレ、ミュージシャンとしてダメじゃんって。渋谷駅でうなだれて。でも、そのときに気づいたんです。教えてもらったというか。オレは誰もが弾くことができるGという簡単な和音のスペシャリストになろうって。ええ、僕のGを聞いてもらえば、あれはヒロシの音だって、分かってもらえると思います。

それぞれの超名人は生きてきた軌跡が音楽に表れていて、とっても興味深かったのです。そしてヤイコ/ヒロシは次のチャプターに入った気がするなぁ。6月には魚さんも交えて、MLIMM公演があります。是非、来てください

はてさて。

ギター・フェスの運営に関わっていた野崎嬢から「雨の後、路は輝く」が漫画に登場してること教えてもらいました。嬉しかったっす。この曲、随分前にヤイコさんがテレビで取り上げてくれなかったら、多分埋もれていたと思うのです。曲はリリースした時点でもう僕のものではないから、こういうのとっても嬉しいです。作者の方、ありがとう!

今年のライジングサンのラインアップが発表されたそうです。MLIMMでチャボさん、そして宮沢和史くんと出演します。愉しみだなぁ。

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HWツアーの自分的打ち上げ。つまりゼロかゲロか。クズになるまで飲みたかったのdeath。ライヴ後、愛する三多摩地区に集まってくれて、クズになるまで飲みました。みんな明日仕事だろうに。涙。

朝、ホテルで目覚めたら、ストレスゼロ。ほんとうにありがとう。さぁ、次の場所を目指します。

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すべてリクエストで構成される7月のソロツアー、「YOUR SONG」へのリクエスト、引き続きどうぞ。

1. 曲名  (1人1曲でお願いします)

2. お越しになる会場名

3. お住まいの地域

4. だいたいの年齢(サバ読み可)

5. 何よりもその曲を聞きたい理由

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ギター・フェス への3件のコメント

  1. YUJI より:

    1.岬にて
    2.小倉GallerySORP
    3.北九州に近い
    4.born1965
    5.HEATWAVEを知ったのは、スタジオヴォイスのケルト特集の山口さんがアイルランドを訪れた記事でした。福岡県人ながらそれまでHEATWAVE知らなくて、すぐにアルバム探してNO FEAR買って聴きました。福岡県人としては知るのが遅すぎたのかなと今でも変なコンプレックスです。
    アルバム全部の曲が好きですが、特に「岬にて」は当時の自分を前向きにしてくれた唄です。
    小倉のライブの時に聴きたい唄は?って聞いてくれてたので前回リクエストしようと思ってたら無かったのでリクエストします。

  2. 小島 勝 より:

    『雨の後、路は輝く』が漫画に登場している件ですが、実は自分も志有る後輩の旅立ちにあたって、『雨の後、路は輝く』を拝借したことがあります

    自分は板金工場で溶接工をしているのですが、元々はクリーンルームの中での軽作業のバイトで入って来た美大出身の女の子が何故か溶接がしたいと言い出し、社員になって自分の後輩になりました
    ちょっと変わったところもあるけれど(例えば月曜の朝礼で、当番は何かしらスピーチのようなものをしなくてはいけないのですが、彼女はおもむろに茨木のり子の『自分の感受性くらい』という詩を暗唱しました)、とにかく手先が器用で仕事も仕上がりがキレイだし、素直で責任感があって、ついでに言うと、それなりにまあまあ可愛いコだったので皆から好かれていました
    溶接工として働いて2年ほど経った頃、美術の先生になりたいという本来の彼女の夢が叶うチャンスが訪れました
    特別支援学級で美術を教える先生の臨時採用に受かったのです
    彼女は退社することになり、そこで自分が彼女に贈った餞別が、茨木のり子の詩集と水色のブックカバーと『どんな事があっても、君なら大丈夫 雨の後、路は輝く 頑張れ!』と書いたメッセージカードでした

    今から6年ほど前の話ですが、あの時は本当に『雨の後、路は輝く』がずっと頭の中で流れていたのです
    不思議ですね

    あぁ、長々とすいませんでした

  3. 古賀一範 より:

    1.愚か者の舟
    2.大阪南堀江knave
    3.東大阪市
    4.55歳
    5.未だ生で聞いた事ない事。それに最近30年以上勤めた会社を辞め転職する際に気合いを入れる為。宜しくお願いします。

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