共生

4月20日 金曜日 晴れ

「闘病」って言葉が好きじゃない。その言葉を使って生還した人は少ない。なんであれ、その病気が自分が作り出したものであるなら、共に生きる方がいいと思う。

重篤な病気にかかって、悩み、運命を受け入れ、これまでの生き方を変えるためのメッセージだと受け止め、手術し、今日明るい表情で退院していく友人を見ていて、たくさんのインスピレーションをもらった。

いつか書いたHEATWAVEの僕の前のヴォーカル、中原英司はついに、自分の口で食事ができるようになった、と。むろん介助されてのことだけれど、送られてきた動画を見て、やつの生命力に呆れ、感動した。自分の意のままにならないこの2年間、決してメゲることなく運命と共に生きたんだと思う。

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共生 への2件のコメント

  1. rie より:

    中原さんの強さも素晴らしいですが、支え続けるご家族を思うと、受け止め共に生きる強さに、上手く表現出来ませんが感動します。
    18年前、医療事故で兄が亡くなりました。7時間半、心臓マッサージを続けもう無理だと辞めてもらいました。苦しかった。
    4時間位の時に、助かっても寝たきりだろうと考えた時、私がついて生きていこうと思ったのですが、バイクに乗れなくなった兄は幸せなのだろうかとか…。
    助かると疑わず声をかけ続けてる時、心拍が戻りそうな気配がと医者がいってました。 兄も頑張っていたんだと思います。
    中原さんも、信じて支えてくれるご家族に答え続けてこられて、回復に向かわれているのかなと思います。人は一人では生きられない、自分のためより大切な人のためにはより強さが増すのかと思いました。
    すみません、何を言いたいのかわからない文章で。
    兄を思い出しました。久しぶりに涙がとまりません。

  2. Masako より:

    自分の体の事を理解して、共に生きること。生命力の強さってあると思うけれど、何があっても生きたいと思う気持ち。中原さんの回復力。家族や友人の愛、そして生きることを諦めていない自身の現れだと思います。寝たきりから、食べることができる。本当にすごいことです。体を動かすことも、おそらく辛いのではないでしょうか。とにかく努力されてることと思います。更なるご回復をお祈り申し上げます。
    健康である日常生活がいかに有り難いことか。何ごとにも感謝ですね。生きる力もらいました。

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