ロックンロール・ギター講座#5 002

3月2日 土曜日 晴れ

土曜日の朝。キース・ジャレットの名盤、「The Melody At Night, With You」を聴きながら。久しぶりに晴れたね。富士山は春霞で見えないけど。もうすぐ春だね。

はじめに。編集部からのリクエストでストーンズ、再び。ぜひ、読んでおくんなまし。

さて。STARLIGHT、ギター講座。最終目的地のフィンガー・ピッキングは簡単そうに見えて、ほんとうに難しいので、まずはコードの動きを前半、後半に分けて覚えてください。それでも俺が伝えてるペースが早ければ、来週はお休みするので、伝えてくれると嬉しいす。

たいせつなことは言われたことだけをやるのではなく、自分でこうかな、っていろんなことを試してみることです。そうやって、ものすごく回り道をして、僕はギターを身につけてきたので。結果、誰にも習わないことによって、情熱だけでオリジナリティーが確立された、というか。

たとえば、この曲。何かの音楽がトリガーになって、頭の中に一瞬にして湧いてきたとき、降りてきたとき。頭の中には鳴っているけど、どうやって表現したらいいのかわからなかったのです。で、カウンターメロディーをまずテープに記録して、どうやったら、イメージに近づくいていくのか。たしか、2〜3日かけて、あーでもない、こーでもないと山の家で、ギターと向き合ってました。歌詞は旅をしながら仕上げて、確か道後温泉のホテルで仕上げて、翌日愛媛県の松山市で演奏したんだったかなぁ?

なにが言いたいかって。目的地がはっきりしないのに、航海に出るようなものなのです。後悔することなく。それが愉しい。だって、もう戻れないだもん。

前にも書いたけど、10歳の頃、どうしてもLET IT BEをピアノで弾きたくなって。ひとつきかけて、何度も何度もレコードを聞いて、音を拾ってたどり着いた。ひとつきくらいかかったかなぁ。その経験が僕を変えたのです。諦めなければ、いつかはたどり着くって。それはLIFEも同じだし。

その歓びを伝えることができれば、と思ってギター講座をやってます。はい。真面目でごめんよ。

さいきんの僕のテーマなのです。「夢に取り組んでみよう」。

 

 

STARLIGHT_3

 

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ロックンロール・ギター講座#5 002 への5件のコメント

  1. いーさん より:

    ギターの弦は何を使われているのでしょうか?響き方に影響はあるのでしょうか?質問ばかりですいません。

  2. MIN より:

    カポわりばしとゴムで、作ってやってます!とっても、むずかしいけど聞きなれたstarlightの音がゆっくりでも出ただけでめちゃ感動です。うれしい~~~~!

  3. ten より:

    「山口洋」を使って表してくれるもの、
    すべてのものに感謝しています。
    STARLIGHTも本当にありがとうございます。

  4. 中村”いっぺい” より:

    ストーンズのコラム、楽しく読みました。2歳下の私も、ストーンズとの出会いは、山口さんに遅れること3年の1979年、中2の夏休みに聴いた「BLACK AND BLUE」でした。このアルバムで、ロックンロールはもちろん、ブルースとジャズとファンクとレゲエを同時に学ぶことができました。私のストーンズへの恋は、「STEEL WHEELS」で、一旦、冷めましたが、ここ20年くらいは、好き嫌いを超越して、彼らの終わりをとにかく見届けたいという気になっています(ただ、冗談ではなく、最近では自分の終わりの方が早いのでは、という気すらしていますが。)。山口さんにあっても、ストーンズほどではないにせよ、末永い活動をお願いします(30日の広島ヲルガン座、楽しみにしています。)。

  5. 猪口竜彦 より:

    福ビルにお別れをしてきました。
    福岡市民ではないので、実のところあまり思い入れはないのですが。(^^;;
    キースジャレットの名盤を探しましたが、莫大な量のレコードの中から探しきれず、ジャケ買いで、「TREASURE ISLAND」と、ソニーロリンズの有名なジャケットの「Blue Note 1558 Vol. 2」を購入しました。
    他には、青春を謳歌したLAメタルバンドのレコードなど。(笑)
    ROCK’N'ROLLDIARYを読んでなかったら、福ビルにお別れに行こうと思わなかったかな。
    ボーダーラインの社長は、たまに出会う掘り出し物のヒートウェイヴの作品を買うと、今も変わらず「応援してね!」と言ってくれます。(^^)

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