岡田くんのシャツ

12月27日 金曜日 晴れ

ほんとうは秘密にしておきたいんだけど。

僕がステージで着ているものは素晴らしいテイラーである岡田亮二くんが作ってくれています。彼は職人としても人間としても素晴らしすぎるので、一切なんの注文もしません。今回のツアーに5枚のシャツをお願いしたら、「ツアーは6本ですし、どうしても40thのお祝いをさせてほしい」ととびきりイケてるシャツを1枚プレゼントしてくれました。

岡田くんのスピリット。袖を通すと特別な気分になります。そして僕にも意地があって、初めて採寸してくれたときから、一度もサイズを変えていません。だって、太ったら失礼じゃん。彼の洋服に袖を通した瞬間、自分の体型がどう変化したのかわかるのです。たぶん15年前くらいのジャストフィットのサイズのままだから。この緊張感も好き。

なによりも、一点ものなのです。この世にひとつしかないのがいい。

シャツをお任せするのも愉しいけれど、ジャケットやスーツをプロフェッショナルな彼と相談するのもほんとうに愉しいのです。

彼が洋服を愛する気持ちと僕が音楽を愛する気持ち。言葉はいらない、かな。

彼もまた僕にとっては「勝手にチームHW」なのです。

岡田くん。いつも、ほんとうにありがとう!君の洋服は楽器みたいだよ。

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岡田くんのシャツ への3件のコメント

  1. にゃあにゃあ。 より:

    うわっ!ゾクゾクするくらい「ヒロシさん」なシャツたちですね。。ドキドキしました。
    テイラーもアーティストなんですね。
    作り手の最前線の能力を引き出す、このアーティスティックなオーダーの仕方は、依頼者がアーティストだからこそできるもの。
    信頼と同時に、”試し試される” 、素敵なやり取りです。

    シャツというのは、その人に”何か”がないと着こなせないですね。
    このとっても正統派でいながらものすごく異端なシャツたちを着こなせるのは、やっぱりヒロシさんかなぁ。。
    「ヒロシ」をここまで表せる岡田さん、スゴイなぁぁ。。

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