7月16日 水曜日 雨
下北半島を走ってみたかった。そこにはJAPANが詰まっているのを知っていたから。
室蘭ー青森、函館ー青森、色々あるんだけれど、今回は函館ー大間ってルートを選んだ。浜ちゃん一家は午前4時からもう働いていた。彼らの畑はキャンバスのようだったよ。いろんな野菜が美しく整頓されていた。
さっきまで畑に生えていたものをいただいて(驚愕)、家族全員に見送られてフェリー乗り場に行く。津軽海峡を船で渡るのはいつも格別な想いで満たされる。航行中ずっと甲板にいたのはオレひとりだったけれど、なんでこんな感慨を見落とせるんだろうって不思議に思う。
夢の大間。やっと辿り着いた。ここにもJAPANの暗い影があるんだけど、とりあえずマグロ漁師の家だけはすぐにわかる。家が巨大だから。
そこから海沿いを走って、恐山へ。前に一度ともだちのヒロシに連れてきてもらったことがある。あの世にいちばん近い場所。これがね、大間から行くと道がとんでもない。バイクで行くことは到底おすすめできない。荷物が多いから車重は300キロを超えていると思う。そんな物体を取り回しながら行ける道ではなかった。木が茂って、道は細く、落ち葉の上に道は濡れている。ここは全集中。「ヒロシさんはコケたことないんですか?」って。4万キロ走ったけど、一度もないです。どこで集中しなきゃいけないのか、それは今です。
なんとか恐山にたどり着いた。ここはね、とんでもない場所。気安く来てはいけないと思う。とてつもないバイブスに包まれている。かつて交通もままならなかった頃にいったいどうして築かれたのか。もし行きたいと思うなら、少しくらいこの場所について学んでから行かれることをお勧めしたい。オレの口からはなにも語れない。
そして六ヶ所へ。霊山の近くにこんなものを建設する意味がわからない。ここにも以前ヒロシが連れてきてくれた。あのとき感じた巨大な違和感がどう変化したのか、確かめたかった。その空白の時間の間に福島の大事故があったわけだし。オレはこの後、毎年恒例の6号線をバイクで走って、あの原発がどうなったのか確かめにいくわけだし。
結論から言うなら。
電気を使っているすべての日本人が自分の目でこの施設を見るべきだと思う。巨大な暗黒だよ。過疎の村にどうにもならない、行き場所すらないものを押し付け、何も知らない顔をして文明を享受して暮らす。ほんとうに吐き気がするよ。
プロバガンダのための施設もある。どんなに原子力が安全か。村民のためにはあり得ないくらいの娯楽施設が用意されている。
吐き気がするよ。狡猾すぎる。あなたも僕も。
その施設の前にバイクをとめて写真を撮る。んなもん、オレの自由だろう。でも係員は飛んでくる。つまりそういう施設だってこと。
これがどんな施設なのか、そこまでは書かない。興味があったら自分で調べてほしい。あなたも100%関わっていることなのだから。繋がってるんだよ。これはあなたや僕の問題で、子供たちに巨大な負を背負わせてる。
結論から書くなら、その違和感は1ミリもブレてないどころか、さらに強大なものになっていた。作るなら、東京に作れよ。使ってんのは都会なんだから。
道のりがタフだったのもあるけれど、どっと疲れた。この人間界の矛盾。胸クソが悪すぎる。でも、自分の目で再確認してよかった。
どう生きるかを教えてくれるからね。
オレは自分が正しいと思ったことを死ぬまで続ける。選挙のときだけ政治家になにかを変えてもらおうなんて姑息なことは考えない。世界は変えられなくても、オレは変えられる。だから、その道を歩くだけだよ。
ついに雨にやられた。こんな日はそんなもんだろう。バイクもオレもドロドロ。笑。
まぁいい。雨がオレを洗い流してくれたのなら。
ふふふ。さすがですね立ゴケ無しですか。
でも油断なさらない下さいね。
300キロの重さは場所が場所なら起こすのも大変。
俺は自分で起こせないなら乗るな民から文句言われそうなやわな奴なので
ははは。
核施設については自分の中でもぐるぐると色々な感情が有るので
前の津波でも被害で考えが少し変わりました。
誰かが平穏な暮らしの中でそれを引き換えにしてると思うとね。
平和利用?なら許せるのか?でも無いと困るのも事実
このジレンマにいつもどう足掻いても俺の頭ではキャパオーバーしてしまうのである。何かに変わる代案がね。それを良しとしない輩も居る様でで
山口さんの言われる通り僕も選挙の時だけ耳障りの良い事を言う人。そこにもう何も信じられない。
自国民かが海で溺れてるのに先に陸地の外国人を優先的に助ける感じって何なん?って思う。
とりあえず黙々仕事するだけだ。いつかオープン!
明日が来る事は当たり前じゃ無いもんな。心をオープンにしとこ。
その昔、興味本位で訪れた恐山。
それから1週間後、交通事故に遭いました。
憑き物が落ちたのか、それは分かりませんが、
命拾いをしたのは間違いのないところではあります。。