その歴史の重み、長崎県長崎市にて

1月18日 火曜日 曇り

「僕と魚のツアーはフツーのハコには収まりきれないので、その土地ならではの場所で演奏したい」と、のたもうたのは僕。そして地元の有志たちと、イベンターが選んでくれたのが、国の重要文化財に指定されているこの建物。でも、タダものではなかった。歴史はとてつもなく重かった。ときに逃げ出したいほどに。

長崎で数日を過ごし、目を皿のようにして何かを受け取ろうとすると、言葉には出来ないものがたくさんある。そして、僕なんかまだペーペーだってことを知らされる。表現はどうかと思うが、それが面倒くさくて、好きだ。ありがとう。うまく云えないけど、燃えたよ。いつになるか不明だけれど、必ずこの建物に戻ってきます。寒い中、足を運んでくれて、ありがとう。この九州の三カ所。いろんな人々の尽力によって成り立っています。ひどく、ひどくリアルで、そしてあたたかかった。ときどき、涙腺が決壊しそうなほどに。ありがとう。もらったエネルギーは次の街に持っていくぜ。みんな元気でな。愛してるよ、心から。

佇まいが、既に無敵。

佇まいが、既に無敵。

石と木の響き。それに歴史と想いが加わるとき。

石と木の響き。それに歴史と想いが加わるとき。

人の念とか。

人の念とか。

重厚なのです。良くも悪くも。肌がビリビリする。

重厚なのです。良くも悪くも。肌がビリビリする。

リハーサル中。

リハーサル中。

この窓ガラス、原爆に耐えたのです。

この窓ガラス、原爆に耐えたのです。

無言の力。

無言の力。

殺し屋。

殺し屋。

売人。

売人。

楽屋にて。ここには確かに誰かが棲んでた。

楽屋にて。ここには確かに誰かが棲んでた。

on stage。真剣に闘う以外、方法はなく。

on stage。真剣に闘う以外、方法はなく。

歴史の重みを肌で知ること。

歴史の重みを肌で知ること。

学びました。

学びました。

長崎の魂。ありがとう。君、美味しかったよ。生まれてきてくれて、ありがとう。

長崎の魂。ありがとう。君、美味しかったよ。生まれてきてくれて、ありがとう。

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その歴史の重み、長崎県長崎市にて への4件のコメント

  1. マンサク より:

    1列目でかぶりつきで見させて頂きました。
    何度もライヴで「STILL BURNING」を聴いてきましたが、あんな不思議な世界は初めてでした 。客席も静かに燃えていましたよ。すごく良かったです。
    ただタワーレコードのポスターにしてあったサインですが、「ありがとうにゃん」というのは、ロックミュージシャンとしては如何なものかと…

  2. けいこ より:

    佐賀に続き、長崎も行きました。

    お二人の演奏にただただ圧倒されました。
    『これがピークを超えた音なんだ』と目を閉じて聴いていましたが、
    そのなかに闘いも含まれていたんですね。
    2部で「ここからは風になる」とおっしゃいましたが、
    かなり熱い風を感じました。

    佐賀と長崎、静と動の両面を見せて頂いたように思います。
    長崎に来て良かったです。
    楽しい時間をありがとうございました!

    追伸
    山口さんの笑顔につられて、『カステラちゃん』買ってしまいました。

  3. ピンバック: Tweets that mention その歴史の重み、長崎県長崎市にて | ROCK 'N' ROLL DIARY -- Topsy.com

  4. min より:

    道路凍結なんて事もなく、福岡を過ぎると夕日に染まった美しい雲に迎えられ、長崎自動車道を時速100kmでぶっとばしてぎりぎり間に合いました。いぇーい^ー^ 住吉能楽殿が和の美だとしたら、旧香港上銀行は西洋の美。それぞれの良さが存在して、どちらの場所にも融合して、Speechlessな空間でした。歴史の重みに十分耐えていたと思います、、、私もなにか歴史を積み重ねて、心を尽くして、すこしでも後の人にこんな人がいたんだねと想ってもらえるようにと、心が引き締まる思いでした。そして、Starlightでは、涙腺が決壊しました。周りの方々も涙を拭って居られました。夜の高速を運転していてもずっと頭の中をStarlightnの音楽が鳴り止みませんでした。長々とコメントごめんちゃい^-^今後のツアーの成功とおふたりの健康をお祈りいたします。

            

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