奇妙な連帯感と150円のコーラ

7月20日 土曜日 晴れ

標高1000メートルとは云え、日光を遮るものは何もありません。なので、そこを炎天下走るってことはかなりの苦行です。空気も若干薄いし、家から峰までは100%登りなのです。辿りつく頃には窒息寸前のバッタみたいになってます。ちなみに、ここを走っている人を今まで1人も見たことがありません。そんな場所ではないのです。たぶん。したがって、土日になると観光客からのかなり冷ややかな視線を浴びることになります。じじばばの「うわー、もうびっくりしたなぁもう」的なものは許容範囲ですが、歩きながらソフトクリームを喰ってる女子高生に「きもーい」と指をさされると、10分くらい落ち込みます。心の中で、「オレがお前らに何したっちゅーねん」と毒づきますけどね。

でも、たまには元気をくれる人も居るのです。挨拶って嬉しいよね。多くは一匹狼。ライダーだったり、自転車の人だったり。たぶん、互いの気持ちが分かるんだと思います。一匹狼には奇妙な連帯感が存在するのです。

右手に100円、左手に50円を握ってます。峰の自動販売機でコーラを買うためです。そのくらいのニンジンを与えないと、とてもじゃないけど、この苦行は乗り切れません。150円のもたらすモチベーションはすごいよ、標高1000メートルで飲むコーラは美味いよ。

追伸
明日はここより僻地に行っているため更新できませんが、わたくし孤独死して、ミイラになっている訳ではありませんので。どうぞ、ご心配なく。

夏の空。

夏の空。

夕方の空。

夕方の空。

あの峰の上を走るとですたい。

あの峰の上を走るとですたい。

鍛えられます。

鍛えられます。

こういう光景にも出会えるしね。

こういう光景にも出会えるしね。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

奇妙な連帯感と150円のコーラ への8件のコメント

  1. こびど より:

    一匹狼が僻地を目指すのは、致し方ないところでございます!
    そこで音楽に昇華できるような感情の結びつきに出会えたら、もっと最高ですね。

    東京では、遠くで花火の音が聞こえています。

    どうかお気を付けて‼

  2. 愛ぴょん より:

    みんなのヒロシしゃんだから、ミイラにならんと信じとるよ、気をつけて行ってらっしゃい♡
    わ・れ・わ・れは、またの交信をお待ちしているよ~☆

  3. Froggy II より:

    両手にお金を握りしめて走るって…それはまるで、子どもの「初めてのおつかい」。かわゆす!(爆笑)ところで原始人さんははげしく修行してますが、何処を目指しているのでしょうか。役小角みたいな仙人になっちゃったら、もうラーメン食べられないですよ。霞食べることになりますて。

  4. kumiko より:

    更に僻地を目指すのも冬の山に登る為のトレーニングを兼ねているのかと想像しています。山道や標高差のある道を心臓に負担をかけながらランニングすると心肺機能が高まりますものね。
    気おつけて いってらっしゃいませ。

  5. りん より:

    コーラが好きだったなんてちょっと驚きです!峰の自動販売機までコーラを運んでくれる方に感謝ですね〜♪売り切れだったら凹んじゃう?(*´艸`) 青と緑と光のグラデーション♪最高の景色ですが暑さもジリジリ伝わります。発見されなかったら大変なので脱水にはくれぐれも気をつけて下さいね!!心配です。

  6. 天野 秀次 より:

    10分凹み 長くて笑えます。それにしても緑ぼーぼーですね!犬が電信柱を嗅ぐように草の匂いを嗅ぎなら次は何処へいきましょ。

  7. ポチ より:

    夏の阿蘇山をガシガシ走りつつ、ソフトクリーム食べている女子高生に「きもーい」と指差されている山口さんを想像しただけで…楽しいっす♪

  8. うっちゃん より:

    ヒロシさん、私も旅先で脱皮して来ました。と言うか、レンタカーで某霊山に行ったら駐車場でドアミラー当て逃げされ…保険代で2万円を支払い。翌日、上着の内ポケットを見ると免許証が無く、紛失届けを出す始末。写真は、フィルム10本、デジカメ500shotと久々に感性の忙殺状態。数行動してれば、多少しくじるの常だがね…
    どうする?自分!往くか?止めるか?は、ファイターとして血が試されるね。
    向こうのローソンで、9月のチケットを買いましたので行きます…笑

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>