2月15日 火曜日 曇り
何故、僕らが香川県高松市の狭いにも程があるこの「ruff house」にやってきたか。オーナーの今城君の情熱に負けたからである。「君のところには機材が入らないから無理」と云ったにも関わらず、彼の頭の中は「だから、どーした。逃げんのかテメー」くらいの気迫に満ちていた。分かった。知床魂と九州魂、見せてやろうじゃねーか。到着してみると、彼は高松じゅうの叡智と機材をかき集め、近隣のお店にトイレが足りないからと頭を下げて廻り、搬入するために人を集め、やれることは全てやり尽くされていた。今どき、こういう輩を観ると心底、ほっとする。音楽のためなら地獄の果てまでも。よーし分かった。後は任せとけ。僕らとて、一回メディアに出れば済むものを、100回ライヴをやることを選んだ人間なのだ。やってやろうじゃねーか。
画像を載せるとビンボー臭くなる。来てくれた人には分かると思う。このあたりが難しいところだ。でも、ライヴは一期一会。イマジンしてください。そこで何が行われていたか。俺、あまりの天井の低さに首、グキっとやっちまいました。でも、ここに来て良かった。ありがとう。ニンゲンはまだ信じるに足りる生き物だってことが、よーく分かったから。僕がライヴ中に云った言葉は嘘じゃない。いつか本体のheatwaveでやってくるからね。待ってなよ。
終演後、スタッフの一人がbeatlesの「let it be」のスラングと日本語が分かる人間が翻訳し直したDVDを持ってきてくれたのね。それが、素晴らしく面白かった。こうやって、この音楽が生まれたんだ、と気づくときに、まだまだ僕らには足りないものがあると、教えてくれる。だから、旅は素晴らしい。骨は折れるけど。徹底的な現場主義。そして、マーケッティングとマネージメント。ちゃんと考えてみるよ。ありがとう。スタッフのたまちゃん、優しい気遣いをありがとう。僕らはまだ死ねない。やり残したことが山ほどあるから。明日は気をつけて800キロの道のりを帰る。明朝、ハコの前に魚先生のCD、置いておくから楽しんでね。たくさんの愛。
ピンバック: Tweets that mention 四国の魔界、香川県高松市にて。 | ROCK 'N' ROLL DIARY -- Topsy.com
山口さん、首の具合はどうですか?
狭いにもほどがある(笑)会場のため、ストレスがあったのではと心配しています。
でも、無理を押して呼んでくれた店長さんにも、それを受けて来てくれたお二人にも
感謝したいです。SPEECHLESSな山口さんのメッセージ、確かに受けとりました。
バンドでのライヴも何年先になっても待っています(笑)、お疲れさまでした!
昨晩は、私の大好きな空間で
お二人の音楽の魔法にかかれるなんて、本当に幸せでした(*’-'*)
博多の夜はCOOLに熱く、高松の夜はHOTに熱かったです♪
ありがとうございましたっ!!
また、魔界でお目にかかれることを
心より楽しみにお待ちしております にゃん(=^・・^=)
2011.02.16
12/26生まれ ☆たま☆ より
えっと、、魚さんの画像、お客さんはどこを通るのですか!?(笑)
山口さんらも狭いにもほどがあるお店でも演奏してらっしゃるのかと知ると、なぜか嬉しく、少し闘志も。
数日たってもまだ余韻が。
確かに魔界。圧倒されました。お二人に。
ますますspeechlessでは眠れそうにありません。
ハコ主さんの熱い脅迫のおかげで、
地元でみることができて、ありがとうです。
苦行の果てにたどりついた高松で ハコ主さんに頼んで
渡してもらったものは、なぐさめになったでしょうか。
羽根6号は、ライヴでも装着?
still burning美しかったです。
いま、山口さんには、たりないものがないような強さを感じました。