日別アーカイブ: 2011年2月13日

広島にて

2月13日 日曜日 雪   雪のヒロシマ。悪くない。寒いのに、来てくれて、ありがとう。speechless tourは佳境に入った。観てくれた人には伝わっていると思う。僕らが本気であることが。僕らは嘆かないし、諦めない。老後のことも考えない。心を込めて用意されたステージで反対側に突き抜けるだけ。  僕らは音楽に向かいあい、たくさんのともだちと美味しいものを喰らい、タカノバシにある魔界のスリムチャンスで踊り狂い、完全に燃え尽きた。ビバ・人生。そんな感じさ。 追伸  広島と云えば。数年前に宮本佳子と云う若いフォトグラファーが被爆者60人を撮影した。彼女は被写体に対して「遺影に使えるように笑顔でお願いします」と頼んだ。その笑顔が本当に素晴らしい。地獄を観た人たちの笑顔。ここには本物の希望がある。僕と魚はそれらの写真を床に並べ、あっと云う間に音楽を作った。それは彼女の「継承」と云う写真展で使われた。  僕は思ったのだ。これは伝えなければならない。だから、彼女から写真を借りて、出版社を含め、あちこちを走り回った。けれど、goを出す勇気のある者はひとりも、一社もなかった。ちょっと待ってくれ、と思う。これは貴重な財産なのだ。売れるとか売れないとか、そんな問題じゃないのだ。日本中の小学校に一冊づつ置けば、少なくとも2000冊にはなるだろう。税金はこんなことに使うべきだ。な、訳で僕はまだまったく諦めてません。気骨のある出版関係者のみなさん、連絡をお待ちしてます。 http://centro-hiroshima.com/life/life02/keishou-01.html

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