月別アーカイブ: 1月 2013

寒い

1月11日 金曜日 雪   とてつもなく寒い。風が強いので、体感温度はいったい何度なんだろ?   最後は自力で山を登る。まだ心臓が慣れてないので、殆ど苦行。30歩進んで、1分休憩。多少はスポーツ心臓になってるので、回復は速いけど、エベレストを無酸素で登る人って、どんだけ凄いんだか。新しいゴーグルが自分の吐息で完全に凍結。でも帰るしかないので、裸顔のまま滑り下りたら、未だに顔の感覚がヘン。でも、愉しい。生きてる感じがするっす。   二重の手袋も役立たず。聞いたら、人間は内蔵を守るために、足と手の末端の血流から切り捨てるんだと。知らないことってたくさんあるなぁ。  

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door to door で24hours

1月10日 木曜日 晴れ 家を出て、成田までクルマを飛ばし、LA行きの飛行機に乗って、乗り換えて、標高3500メートルの小さな村に辿りつくまでに要した時間、24時間。ち、ちかれました。 荷物を部屋に運び込むだけで、空気が薄いので息が切れます。

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エスケイプ from

1月9日 水曜日 晴れ   何だかんだに忙殺されて、更新が滞ってすいません。  ワタクシ、明日よりひと月ほど国外逃亡します。行き先はバレバレだとは思いますが、、、、。日本語を喋ることなく、標高4000メートルを超える雪山で考えたいこと、考えたくないこと、エトセトラ。身体の研磨と、心の洗濯と、曲作りです、ハイ。  なにぶん行ってみないと、不確定要素が多く、ネット環境があるのかどうかも不明ですが、ときおり「生きてるぞー」という報告くらいはしたいと思っています。

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夕食ばんざい

1月6日 日曜日 晴れ 合羽橋、知ってますか?浅草にほど近い、そのエリアではおおよそ厨房で必要なものは何でも揃います。僕にとっては東京イチのワンダーランドです。鍋だの、ヘラだの、オタマだの。眺めているだけで、どんどん時間が過ぎていきます。燃えます、否、萌えます、か。一番好きなのは刃物屋。もちろん人を殺めるためではありません。ただ眺めているだけでうっとりします。 ところで、今日の晩ご飯は何でしたか?僕は蟹のトマトソースのパスタを作りました。僕の料理は後先考えない(残っている食材があったとしても、敢えて全部買い直す)「一品全力料理」なので、美味くて当たり前ですが、ほんとうに美味かった。店できるかも、じゃなくて流行るかも。でも、原価が合わないから潰れるか。 で、料理が終わったら、大事な道具をきれいにします。この作業がまた愉しい。鍋も好きだけど、フライパンはもっと好きです。じゃあ、いくつかを紹介します。 最近、思うところあって、テフロンのフライパンをやめました。何故って、料理が美味しくないし、下手になる。吟味の末、僕のところにやってきたのはフランスのデバイヤー社の鉄製フライパン。こいつはダダっ子ですが、愛を注いでやると、ちゃんと味で応えてくれます。鉄はテフロンみたいにダメになったりしません。一生モノです。 って何のblogだ。以上、夕食ばんざいでした。スタジオにお返しします。

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ヒーロー

1月5日 土曜日 晴れ ともだちが湯浅誠さんが書いた「ヒーローを待っていても世界は変わらない」という本を送ってくれた。分かっているつもりで居ても、見落としがちなことが、体験に基づいて、「明確に」言語化されていた。この混迷の時代と未来に、「個」としてどう向き合うか、についても。 自分と他者は(それが家族であれ)そもそも絶望的に遠い。その距離感をポジティヴに再認識して、どのような形で自分と社会がコミットしているのか実感を持ち、その上で、意見の相違を批判するだけでなく調整していくこと。 自分はマイノリティーだから世界は変わらない。そう諦めている人に読んで欲しいから、失礼を承知の上で、僕がぐっときた文章をひとつだけ抜粋しておきます。 「ローザ・パークスは傑出した人間だが、私たちにとって重要なのは第二のローザを探すことではなく、ローザを産み出した土壌をつくることだ」。ノーム・チョムスキーの言葉の引用。 僕はローザの足跡を追う旅に同行したことがあるから、その土壌をつくることがどれだけ困難を伴うのか少しは実感できる。それでもローザを探すのではなく、土壌をつくる、と云いきった言葉に、震えるほど励まされる。 素晴らしい。

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殺人キーマカレーとハーフ走

1月3日 木曜日 晴れ   珍しく正月らしい日々を過ごした。たった2日だけど。すぐに飽きた。ガシガシ走ろうにも、箱根駅伝のときは人が溢れるのを知っているので、それもままならぬ。  身体を動かしていないとムズムズしてくる。駅伝が終わったのを見越して、ハーフ(21キロ弱)を本気で走ったら、すっきりした。食べるものにも刺激が欲しくなったので、唐辛子をいつもの5倍入れた「殺人キーマカレー(命名、オレ)」を作って喰ったら、ストレスが全部消失した。そのあと喰ったイチゴの美味かったこと。  僕は「引っ張られやすい」ニンゲンだ。人はそこにチャンネルを合わせるな、と云うけれど、観てしまったものを知らなかったとは云えなくなる。ヒジョーに面倒だ。特に誰かの「痛み」に関しては。だから、常に自分をフラットに戻す方法を持っていないと確実に引っ張られてしまう。間違っても僕はいい人ではない。そういうタイプの人間だってことだ。  昨年、標高3500メートルの雪山で、ケガ人救出の手伝いをした。僕は殆ど何の役にも立たなかった。救助の要請に対して、切り立った崖から重い鉄製の担架をしょって降りてきたのは何と女性だった。思わず惚れそうになるくらい凛々しく勇敢な人物だった。その彼女が雪崩で亡くなったと連絡があった。一瞬、言葉を失った。あの彼女が亡くなるくらいなら、僕なんてひとたまりもないだろう。山に入るとき、毎朝「今日もよろしくお願いします」と山の神に話しかけるけれど、無謀は愚かなことで、己を知り、謙虚さを忘れるな、と彼女が命を賭けて教えてくれたのだと思う。R.I.P。

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おめでとう

1月2日 水曜日 晴れ おめでとう。 今年が皆さんにとって、素晴らしい年になりますように。 年末から今日にかけて、相馬で劇団のみんながプレゼントしてくれた「ワンピース」全68巻を読んでました(マイナス6度の深夜のスキー場にも行ったけど)。漫画を読んだのは多分、35年振り。一生分読んだ気がするけど、得難い経験をありがとう。そんな訳で頭の中がワンピース化してます。でも、ガキんちょがこの漫画に夢中になるってのは、捨てたもんじゃないと心から思います。ワン。 みなさんへの年賀状は、僕の心を鷲掴みにしたトニートニー・チョッパーにしてみました。芸術学部美術学科油絵科卒業の名にかけて、こんな絵でいいのかーーーっ。 今年もどうぞよろしく。 ゴムゴムのヒロシ(49)より愛を込めて

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