月別アーカイブ: 4月 2014

旅の意味

4月17日 木曜日 雨 ダブリンに居ます。ドニゴールとの違いにまだ慣れていません。ここはロンドン並みに都会です。 自分の直感に従って生きていたいです。無茶苦茶なスケジュールだったけれど、とてもプレシャスな時間でした。 ドニゴールの人たちの「死」を受け入れる方法に少なからず驚きました。何を隠そう、いちばん動揺していたのは訪問者の僕で、彼らはつとめて日々の暮らしを「同じように」過ごそうと試みていました。もちろん心の底ではみんな悲しんでいるのです。でも、何度も何度も悲しみを繰り返して、悲しみもまた人生の豊かな実りのひとつであることを彼らは知っているんでしょう。大切な人の「死」を自分の「生」として受け入れる。その姿に深い感銘を受けました。大げさに悲しむことだけが、悲しみのすべてではないのです。 丁寧に、そして大胆に生きていきたいと心から思いました。この世はあまりにがさつすぎる。テレビも新聞も何もかも。異国の母からの最後のプレゼント、心から受けとりました。風が吹いています。これから日本に帰ります。

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Mom, I love you.

4月16日 水曜日 ドニゴール・ウェザー もはや濃密すぎて、言葉になりません。写真で許してちょ。ここに来なかった9年間を激しく後悔。これから毎年来ます。だって故郷だからね。彼らは何ひとつ変わることなく、オレを受け入れてくれた。

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北アイルランドにて

4月15日 月曜日 晴れ アンディーの素晴らしい音楽を知らない人は、これ観てね。

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パリです。

パリと云ってもドゴール空港。トランジットです。街に行ってる時間はありません。ここからダブリンにぴゅーんと飛んで、それから車をゲットして、北アイルランドまで。本日のニンジンはギネスです。 考えてみれば、大学の第二外国語はフランス語だったんだけど、「merci」しか云えないオレがある意味ごいすー。

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行ってきまっくす

4月14日 月曜日 曇り 家を出たのが朝の4時台。(涙目)7時台の飛行機でパリに向かい、乗り換えて、ダブリン。そこで車をゲットして、今日は北アイルランドに行きます。door to doorでほぼ一日。とほほ。がんばれ、オレ。

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クレイジーな日々

4月13日 日曜日 曇り   昨夜大阪でライヴが終わったあと、クルマで東京を目指した。クレイジーだと思いながらも、アイルランドに行くにはそうするしかなく。ツアーとアルバム発売、種類の異なるライヴ、レコーディングのオファー、ステージのプロデュース、その他もろもろ。脳味噌と身体が二つ欲しかった。  いつもの成田の駐車場を予約したら、「そんな便はありません。新設ですか?」と聞かれ、調べたならば、は、羽田だった。危ねー。危険が危ねー。 パリに行く飛行機は羽田から新設されてたのね。この手のポカをやるときは、限界が近い。  そして、国際免許。今朝の8時半に某免許センターで取るしか方法はなく。クルマがなければ与えられた時間内に地の果てドニゴールに行くことは不可能。涙目で免許センターにたどり着いたなら、用意していた写真の背景が完璧な無地ではないという理由でハネられ(オレにはシミにしか見えなかったが)、某委員会の管轄が違うという理由で、ここでは本日中の取得はできないと云われ。そういうこと、ちゃんとサイトに書いとこうよ。オレ、ほとんど寝ないで来たんだぜ、大阪から。  ふーむ。オレの場合、こんな感じで追い込まれると、頭の中で「London Calling」が鳴るんだよね。君たちが職務に忠実なのはまことに結構。でも、悪いけど、オレはアイルランドに行く。融通がきかないのなら、頭使う。詳細は記せないけど。  そのセンターを出て、小さくガッツポーズ。愛のためなら何でもやるよ。誰も傷つかない嘘だし。どうして赤信号で止まなきゃならないのか?無視はしないまでも、いつだって疑問に思う心は忘れないよ。  てな訳で、弾丸で行って参ります。新しいアルバムの感想があんまりないのがちょっと寂しいでござるよ。それとももっと聴ける曲を増やせってこと?オレはオッケーだよ。アルバム、ゴキゲンだもん。聴いて欲しいもん。買って欲しいもん。この時代に響いて欲しいもん。  帰ったら、空港からリハーサルに直行なのだけど、今回ギターを持っていけないので、脳内リハーサルに挑戦。できると思う。ホトトギス。

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大阪にて

4月11日 金曜日 渡辺圭一との3本、愉しんでくれたすか?30年の歴史とはいえ、あらためて新鮮な発見がたくさんありました。今日の楽屋にプライベーツの延原くんが来てくれて、彼らの30年、僕らの35年について話しました。悪くなかったっす。永遠のクソガキはいくつになってもそうでありたいっす。 新しいアルバム。手にしてくれてありがとう。みなさんの日々で響きますように。

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京都にて

4月10日 木曜日 晴れ えーっと。今日はお伝えしたいことがたくさんあるので、最後まで読んでちょ。 渡辺圭一とのデュオ、2日目。自分で云うのも何ですが、このコンビは考えてみると30年っす。30年すよ。二人で演奏したことは数えるくらいしかないので、気付きませんでしたが、それだけの年輪はあります。呼吸がね。何ともいえない呼吸があるんです。それを大好きな = 40年の歴史を誇る拾得でやれてることが嬉しかったです。 今日はお客さん少なめでしたが、この2人組、素晴らしいんで、明日迷ってる方は迷わずどうぞ。 えー、それから新しいアルバムの通販、昨日から開始しています。このblogの右側から飛んでくださいまし。表示されない方はこちらから。 ———————————- もうひとつ。九州地区にお住まいのみなさんに朗報っす。 ほんとうはね。僕の「勝手に実家」があるところなんで、教えたくなかったんだけど。 大分県日田市の「小鹿田焼」って知ってる?現代のテクノロジー(電気でさえ)を一切使わずに家族単位で焼き上げる陶器なんです。ひとつひとつに味わいがあって、素晴らしいんです。ひょんなことから、そこの人々と知り合いになって、今や僕の「勝手に実家」なのです。「ヒロシ、おかえりーー」みたいな。その家はね。寅さんのファーストシーンに出てくるのです。ほんとだよ。古くは故筑紫哲也さんが疎開していたのです。筑紫さんと小鹿田の話、したかったなぁ。 ほんとうに古き良きこの国がまだ残っているのです。すばらしい集落なのですよ。今度のゴールデンウィーク、祭りがあるのです。わたくす。小鹿田のためなら何でもやります。な、なんと村のど真ん中でわたくす、演奏します。おまけに無料です。この国にまだこんな風景が残ってたのか、ってみんな驚くと思うよ。僕もね、みんなに観て欲しいんです。こうやって伝統を頑に守っている人たちが居ることを。新しいアルバムも買えるようにしておくので、是非いらっしゃいまし。車で来れないこともないみたいだけど、シャトルバスも出るんだそうです。「唐臼」って何?って、教えません。来たら分かるよー。その音と響きあうつもりです。

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Songs of Experience / Yamaguchi Hiroshi #7通販開始

4月10日 木曜日 曇り お待たせしました。Songs of Experience、本日から通販開始っす。特設サイトからどうぞ。このblogの右側からも飛べるよ。よろしくねー。      

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広島にて

4月9日 水曜日 曇り 広島にて。渡辺圭一とのデュオ、デビューステージ。 ダテに永い間、演奏してる訳ではないっつーか。でも、き、キンチョーしたぜ。会場のヲルガン座にはぎゅーぎゅーに人が来てくれて、熱気と湿気がすごかった。お母さんが亡くなったからいいライヴだった、なんてことじゃダメで、フツーにいいライヴじゃなきゃ。 今日はアルバムの発売日で、そして広島で演奏するということ、なおかつ圭一とのデビュー・ステージ。ラジオでは新しいアルバムからの曲が流れた。いろんなことをステージの上でしかと受け止めた。広島、ヲルガン座、サポートしてくれた友人たち。ほんとうにありがとう。新しいアルバムがみんなの日々で響きますように。多謝&再見。 新しいアルバムの特設サイトはこちら。通販サイトに飛べます。よろしくねー。

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