月別アーカイブ: 12月 2021

12月11日　土曜日　曇り G.Yokoがステージから活動を支えてくれたファンに感謝を「歌で」伝えようとしていた姿がとってもよかったのです。 来てくれて、ありがとう。 来週末の磔磔2days、池畑さんの日を配信することになりました。ぜひぜひー！  

12月10日　金曜日　曇り 今日は都内の某スタジオでリハーサルでした。 いろんな場所で暮らす人間たちが「ぐっ」と会って、「おりゃー」と演奏して、「ぱっ」と別れる。それがいいと思うのです。でも、結局ライヴの場所になってみないと、どうなるのかわかんないところがいいんだけどね。 ロンドンのインターネットラジオでG.Yokoのアルバムが2021年度、年間2位に選ばれたそうで。嬉しかったっす。

12月9日　木曜日　晴れ　 　ちょっと前に適正価格について書いたんだけど、オレが乗ってるバイクの値段爆上がりも止まらず、なんだかおかしなことになってる。それが嬉しいのかと聞かれるなら、「ちっとも」嬉しくなんかない。 　バイクは乗ってなんぼ、ギターは弾いてこそなんぼ。転売目的なんて人として品格の問題だと思うんよね。やりたきゃやればいいけど、そんな輩には関わりたくない。 　なんだかおかしな世の中だよ。 　G.Yokoのアナログ盤のときも主にアジア圏からおかしな注文がたくさん来た。目的はただひとつだってわかってたから、限りなくそういう輩に渡らないように努力した。そんなことのために苦労したんじゃないからね。なので、アジア圏には適正なものを適正なルートで供給するつもり。 　品格の問題だよ。 　2000万のレスポール、いい音して当たり前でしょ。笑。でも、結局はギターを弾く人の腕の問題。オレはグレコのレスポールでも負けないよ。昔のグレコ、悪くないよ。その方が断然かっこいいよ。2000万なんてエレクトリックギターの値段じゃないよ。笑。 　もうね。ヴィンテージのギターは買わない。値段がおかしい。ロックやるための楽器なんてもっと人々の傍にあるべきものだよ。バイクも楽器もちょっと頑張れば買えるくらいのものじゃなきゃ。 　去年だっけか。ともだちからギルドのD-35を10万ちょいで譲ってもらった。毎日弾いてたら、むっちゃいい音だよ。今度でるギターアルバムのアコギは全部そのギター。値段じゃないんだよ、ほんとにいい音だから聞いてほしいな。 　15歳のとき、学校にバレないように中華料理屋でバイトして、初めて買ったエレキギターはグレコのスーパーリアルって忠実にコピーされたレスポール。嬉しかったなんてもんじゃないよ。今、ロータスヨーロッパ買ったとしても、この歓びには勝てないね。笑。そのギターが今やジャパニーズヴィンテージって呼ばれて高値で取引されてる。どうりでオレもトシを取るはずだね。 　で、18歳で買ったグレッチ・カントリージェントルマン。今でもオレのメインギターだよ。それ自分でいうのもなんだけど、カッコいいと思うんだよね。40年弾いてるんだよ。もっというと、アンプも当時のままだし、ツマミの位置もおんなじ。笑。グレッチ買った日は抱いて寝たよ。嬉しかったなぁ。今、フェラーリ買ってもあんなに嬉しくはないと思うな。 　そんなこんなでもう物欲はあんまりないんだ。一生の道具はもってる。あ、ライヴ用のアコギはもう一本どうしても育てなきゃでオーダーしたけど。 　品格と生き方。いろいろ考える。で、結局そういうのがにじみ出るのが音楽だと思う。 　はい。精進します。 　明日はG.Yokoとコースケとリハーサルなんです。会わない間にどんな風に変わったのかな、楽しみです。

12月8日　水曜日　雨　 　弱小NO REGRETS社、いつものようにギターアルバムの資材が大量に届いて、特殊なパッケージに作品ゆえ、スタッフ一同指紋を失くしながら、アッセンブリー作業に励んでおります。昨夜、爆音で製品を聴いたのですが、いい感じに眠くなって、みなさんを脱力させて精神の宇宙に誘うかつてないタイプの作品ができたと自負しております。 　コに負けっぱなしってのはどうしても我慢ならなかったので、こうしてコがなければ完成しなかった作品にたどり着けたのがとっても嬉しいです。 　詳細の案内はもうすこしお待ちくだされ。 　さて。本日はスーパーフードの紹介っす。 　コのおかげで数年行けてませんが、通年某国の標高3〜4000メートルの雪山に冬季は滞在していました。そこでスノーボードと戯れて頭を真っ白にする時間はほんとうにプレシャスなものでした。コと違ってものすごくインスピレーションを与えてくれるしね。 　そんな素晴らしい場所で唯一困っていたのは食事。沸点も低いし、山奥ゆえ、新鮮な食材も少ない。でも、ものすごく体力使うし、いったいどうしたらいいのか？ 　このオリジナルを考えたのはうちの兄貴分なのですが、これはね、ほんとうに素晴らしい。朝の7時に摂取したなら、昼まで激しい運動をしてもぜんぜん大丈夫。なによりも腸内環境が抜群によくなります。いろんな人に紹介したけど、ほぼ100％の人に感謝されます。たぶん、一週間続けてくれたら効果にびっくりしてくれると思うのですよ。 　昨日、掲載許可をもらいました。なんで、みんなにシェア。 　ヨーグルトは砂糖が入っていないプレーンのものを。そこにオーガニックのチアシード（大さじ2杯くらい）、オーガニックなフラックスシード（亜麻仁のパウダー）、ブルーベリー（目のために）、アーモンド（アーモンドバターでもOK)。最近は弘前のりんごを入れてます。 　料理っていうより、ただ混ぜるだけだけど、お試しあれ。忙しくても3分でできるよ。

12月7日　火曜日　曇り 人生の迷子にこの曲を聴けばって、送った。 俺が20代でまるっきり迷子だったとき、禅問答みたいなこの曲がどかーんと入ってきて、今もその答えを探し続けてる。答えなんてないんだけど、あるんだよ。 ロックミュージックにおいて、このくらい素晴らしい歌詞はなかなかあるもんじゃないと個人的には思う。なんで、俺の意訳も載せときます。 迷子もストラッグルも俺は素晴らしいことだと思うよ。それでこそ、人生！って感じ。エンジョイ・ユァ・迷子！オレもだよ。笑。     Enlightenment / Van Morrison Chop that wood Carry water What’s the sound of one hand clapping Enlightenment, don’t know what it is Every second, every minute It keeps changing to something different Enlightenment, … 続きを読む →

12月6日　月曜日　曇り 余計な心配をかけたくないので、あまり書かないんだけど。 自分が情熱を傾けていることに向き合う前には食べることをやめます。今日で6日目。今回は身体と相談して7日でやめようか、と。 ミュージシャンは自分で決めない限り引退はありません。長年の経験で自分がパフォーマンスするためにベストな状態を知ってます。体重で62,3キロ、体脂肪13〜15％。 かつては運動でその状態をコントロールしていたけれど、あちこちガタがきてそれが難しくなったときに出会ったのが断食でした。もう3年くらいになるかな。 これは安易には勧められないっす。知識が必要だし、低血糖になると危ないので、ちゃんと勉強してくださいね。3日前にライヴだったんだけど、ライヴ中の低血糖はもっとも危ないので、密かにステージでチョコ食ってました。そんなん断食じゃないやんって、ルールは自分っすよ。 今も青森のりんごと無農薬のにんじんとレモンをスロージュースにしたものを1日2,3回は飲んでます。塩分補給のためのなにも入ってない味噌汁もね。 でも、なんだろ。自分のLIFEに定期的に取り入れると、腸内環境が完全にリセットされるので、味覚が鋭敏になります。よくない食べ物は口に入れた瞬間にわかる。 人間が飽食になったのは人類史の中では最近のことで、人間には飢餓に対する抵抗力が備わってるのです。なので、食べないと全力でなんとか生き延びようとする。その結果、いろんなことが起きます。笑っちゃうくらい。つまり、なんだろ。自分のポテンシャルを使い切るって感じすかね。最初は眠い（エネルギーをセーブするため）し、まれに頭痛（これもひとつの好転反応）もあるけれど、そこを越えたらまぁ、いろんなことが起きます。 なれるとお腹はぜんぜん減りません。初めての人は酵素ジュースを飲めば、びっくりするくらいなんともないです。それも、やるなら学んでからにしてね。 なんというか、禊っていうか。ほんとにシャープになります。思考もね。 あとね。炭水化物の中毒性に気づきます。てか、今でも大好きですけどね。だから食べ過ぎないようにしています。ラーメンなんかも好きだけど、今は1年に3,4回かな。笑。もうひっくりかえるくらい美味いっすね。この半年くらい頭の中で炒飯の絵が浮かんでは消えて。断食前にこの前青森で炒飯食べたら、悶絶級に美味かった。 毎日美味いものを食ってパフォーマンスが落ちるくらいなら、たまに悶絶級に美味しい方がいいってのが僕の考え方です。 そんなこんなで、見た目以外に、音楽をやる上で何かが劣化したってことはないです。まだ伸びてます。 いつまでもそんな闘いの場を与えてくれて感謝しています。今月はみんなに会える機会がたくさんあって嬉しいっす。ライヴの場所だけじゃなく、楽しんでもらえるよういろいろ考えてます。なにより、コロナのおかげで完成したギターアルバムがあります。楽しみにしててくださいまし！ あ。週末はG.Yokoのライヴだね。イリオモテヤマネコの成長、むっちゃ楽しみにしています。今回ゲストで出てくれるすんばらしいパーカッショニストのコースケはほんとにアフリカの人みたいなリズム感をもってます。この二人と演奏するときはわたすは園長と呼ばれています。どうしてって、見ればわかります。 ついしん うちの兄貴分と標高3000メートルの雪山で考えた朝飯があるんすけど、彼から伝授していいって許可が出たらお伝えします。これね、最強です。 12/26のライヴへのリクエスト、昨日のblogを参照の上、どうぞ。もう数曲採用したよ。    

12月5日　日曜日　曇り　 　ようやく音楽をやれる状況になってきたので、ものすごい数の曲を身体に入れています。 　身体に入れるってのは、僕は譜面で音楽を演奏できない（読めない）ので、スポッっと音楽が身体に入れないとダメなんすね。これがね、ほんとに音がするみたいな感覚で入るんすよ。そうすると大抵のことには反応できるようになります。 　聞くのと弾くのではまた違うので、まずは散歩中に曲を覚えて、それからギターを弾きながら身体に入れていきます。 　でも、まぁ、こんなに音楽にまみれてるのはほんとに嬉しい悲鳴っす。なんとか株が広がらないことを願ってます。音楽界もほんとに瀕死っすからね。 　なによりも。 　一年ぶりのHWのセットリストも歌いながら考えてます。歌っててぐっとくる曲、みんなが望んでいるであろう曲。公式には募集しないけど、コメント欄に「個人的事情」も書き添えた上で送ってください。プライベートだけどパブリック、プライパブリックだと思ったら採用します。 　一年間かけて作ったギターアルバムも12/26に発売します。同じタイミングで手にしてもらえるよう通販も整えているところです。なにせ、LPサイズなんで、デカいんすよ。もろもろ考え中。 　楽しみにしていてくださいまし！

12月4日　土曜日　晴れ ものすごい言葉を投げかけられることがある。それがメールであれ、直接言われたことであれ。なんで、こんな酷いことを言われたり、されたりしなきゃいけないんだって。 若い頃は反撃してた。確実に。 でも気づいた。大抵の場合、それは自分がどこかでしたことが返ってきてるだけだって。学びの場なんだって。 だから、こんな最低な経験をさせてくれてありがとうって思う。さすがに、ありがとうとは相手に伝えないけどね。 俗に言う業ってやつ。最低な経験をすればするほど、自分は深くなる。たいせつなのはその物事をどの角度から捉えるかってことだけ。魂を磨く修練みたいなものかな。 生きてるんじゃなくて、生かされてる。自分がなにをしてもらえるかじゃなくて、なにをできるか。そう思ったときから、ずいぶん楽になったよ。 ——————- さて。今日からHWの12/26公演、チケット発売でございます！どうぞ、よろしゅうに。   それから配信に関して。いろんな逡巡の末、今回は音のライヴ配信にチャレンジしてみることにしました。「音」だけに集中してもらうこと。頭の中で、「今」行われているライヴを音から想像してもらうこと。それはHWの本質じゃないかと思ったわけです。映像がないぶんだけ価格は低めに設定しました。見逃し（聞き逃し、か）配信もありません。ぜひ、ライヴで自宅から声援送ってくださいまし！！   HEATWAVE LIVE 2021 “Still Life with my GTR” チケット発売中！ • イープラス • チケットぴあ [Pコード207-094] • ローソンチケット [Lコード70265] HEATWAVE LIVE 2021 “Still Life with my GTR” 日程：2021年12月26日(日) 時間：OPEN 18:15 … 続きを読む →

12月3日　金曜日　曇り　 　元住吉にて。もじゃもじゃタイジとジャンボ・コースケとライヴ。 　過度に宣伝しないのはその小さな場所でものすごいことをが行われてるのを嗅ぎつけた人だけが来ればいいと思ってるから。 　だから、まるで手を抜かないよ。笑。 　観たらわかるよ。音楽の力。 　音楽で元気になってくれたら、オレは嬉しい。

12月2日　木曜日　晴れ 昨夜、縁あって女性シンガーソングライターのライヴに招いてもらったのです。 到着したとき、階下から聞こえてくるバンドの音に、かつて小学生の頃、音楽が大好きで近くの高校から聞こえてくるブラスバンドの音をずっと電柱の影で聞いてたのを思い出したんす。それがとってもよかった。町に音楽があることが。溢れてくるところが。 会場に入って、その音楽を体験してるうちにいろんな風景が見えてくるんすね。前もってアルバムも聞いてたんだけど、伝わってくる情報量がその100倍はあったかな。いや、ほんとうに。シンガーの人となり、ヴィジョン、魂の深さ。そんなことまで。 だから、ライヴは素晴らしいけど、怖い。 にしても、圧倒的な歌唱力。なんだか、地球と魂が繋がってる感じ。プリミティヴ。それ、CDじゃわかんなかった。 あとね。バンドはもちろん、支えるスタッフの愛も素晴らしかった。彼らがライヴを観てる姿がね。僕は配信スタッフの隣にいたんだけど、一人でオペレートしてる彼の仕事に愛がありすぎて、なんだか泣けてきたっす。愛って見返りを求めないことだとつくづく。 終わったとき、なんとも言えない幸福感があったんす。音楽ってすげぇ。バイク、寒かったけど行ってよかった。 楽屋に挨拶に行ったなら、ベーシストはアマチュア時代に一緒によくライヴをやってた人だってことが判明。にゃんと35年くらいの時を経ての再会。 んー。 ライヴ、嘘がつけない場所。それゆえ素晴らしく、そして恐ろしい場所。 帰りの寒すぎるバイクの道中でいろんなことを考えました。で、冷え切って1時間半風呂に入ってたけど。なんだか、とってもよかった。こうやって音楽のエネルギーが伝馬していくこと。   そうそう。明日は元住吉でモジャモジャ・タイジとパーカションのコースケに呼ばれてライヴなんす。ここ、なんていうんだろ日常の延長でライヴができる場所なんす。なんかクサクサしてる人は気軽にきてください。たぶん、関東ではあまり見ることができないグダグダ感満載になるのでは、と。あ、でも実験もしますよー。