日別アーカイブ: 2022年5月6日

経験の歌

5月6日 金曜日 晴れ 巨人、ウイリアム・ブレイクには若いころ、多大な影響を受けた。 なかでもThe Songs of Innocence(無垢の歌)、The Songs of Experience(経験の歌)。今でも本棚に飾ってある。戒めとして。日々を照らす光として。 彼が生きた18世紀から数百年経過したとしても、人間の愚かさの本質なんて、そう変化するわけじゃないし、永遠のインスピレーションに満ちている。少なくともシェイクスピアよりは自分の思考が浮かび上がってくるという「余白」が残されていた点で、とっても刺激的。 教育は間違えると頭を硬くする。立派な教育を受けすぎて、真面目すぎて、どこにも行くことができない人間をたくさん見てきた。人生は教わるものじゃなくて、自ら経験するものだと思う。決して受け身ではなく。これは音楽に限ったことじゃない。 誰かに教えを乞う時点で、その人物を超えることはできない。 そんな意味で、野で失敗とともに学んできた自分にとって、彼の示唆的な言葉は光そのものだった。「蠅」について描かれた言葉にどれだけ励まされたか。 もし、あなたが失意のどん底にいるのなら、その経験に感謝した方がいいと思う。意味のない経験は与えられない。その経験に感謝するかどうか、どの角度からそれを見つめるかにかかってる。どうして自分だけが、と自己憐憫に陥ることに意味はない。責任転嫁もね。それはあなたの生き方がもたらした結果なのだから。 経験こそが財産。失敗から這い上がり、何度でも這い上がり、決してチャレンジをやめないこと。道がないからこその道。それが人生の意味だとこの頃思う。 The Songs of Experience(経験の歌)。みんながそれを奏でたなら、もっといい世界になると、いつも夢想する。だったら、自分がそれをやらなきゃ、と。 固くなってごめん。なんとなく浮かれてるGWの街を見てたら、ずっとブレイクの言葉が離れなくなったから。 ついしん 映画「杜人」青梅のシネマネコでの公開ですが、6/17〜30日まで、わたすは6/25の15:30~17:05の上映後にトークショーで出演させてもらいます。

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