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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
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HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
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日別アーカイブ: 2025年4月12日
ブレードランナーの迷宮
4月12日 土曜日 雨 偏見も含んだ上での個人の感想だと思って読んでくれたし。 某ミッドタウンにそのレコード会社はある。その建物の名前を聞いただけで、若干気が滅入る。そこに某ハコがあったりして、出演したこともあるのだが、わたすの身体はわたすのスピリットよりもっと正直で、苦手なところにいくと、すぐにお腹が痛くなるという反応を示す。 百貨店の一階にある化粧品売り場とか。てきめん。3分持たない。あの人工的な臭いの集積と光が耐えられない。 昨日の日の出町は良かった。アートが猥雑なpeopleの側にあったから。誰も儲かってなさそうだったから。それでも、タフにみんなが生きていたから。それがartの本質だと思う。金満企業の税金対策である美術館を好きになれないのは(まぁ、たしかにそのおかげで大好きなゴッホの本物を体験できたりもするけど)それが理由。 誰になんと言われようと、それはオレの本能が感じることで、実際にお腹を壊すんだから、もうしゃーない。笑。どうしようもない。 で、まぁ。その。近日中に発表になるけど、そのレコード会社からリリースした作品が30年の時を経て、ってことで取材を受けるわけです。 隔世の感。 その部屋にたどり着くまでに、なんだかよくわかんない識別票みたいなものとバックステージパスにQRコードついたようなものを持たされ、数々のチェックゲートをくぐり抜けて、到達するわけです。 その迷宮から東京の街を見下ろして。オレの中ではもはやブレードランナーを超え。ニンゲンってすげー。欲望ってすげー。でも1ミリも憧れねぇ。って思うわけです。 でも同じ国で、未だに汚染された土をどこに捨てるか、責任をなすりつけあってんだぜって。あそこで作られた電気で、ここはピカピカしてるんだぜって。思う。 遠いところまで来たなぁ。 その場所からほど近い、青山のツインタワー。時は1989年。会社の長は丸山茂雄さんという伝説の人物。「お前らで金を儲けようと思ってないから、5年間、思いきり好きにやれ!」。それが契約した理由。笑。彼は途中で出世していなくなったけれど、その言葉を守ってくれたことに永遠の恩義を感じている。それとHWのために身を粉にして力を尽くしてくれた仲間たち。忘れたことはないよ。 インタビュアーが旧知のともだちでよかった。じゃなきゃ、ここにいることが耐えられなかったと思う。 音楽はどこに行くんだろう? 少なくとも、この軍門を通るのは今日が最後だと想いながら、建物を出た。 でも、教えられたのだ。 オレは野に咲くものが好き。いつ淘汰されるかわからないのに、懸命に咲いているものが好き。だから、その花のためだったらなんだってできる。そういう生き方がしたいし、そんな人間でありたい。 ともだちが遺した歌を帰りしな頭の中で仕上げる。おかげでいくつか言葉が浮かんでくる。 Tomorrow Tomorrow マリーマリー 裸足のマリー 砂と風に抱かれ こげ茶の腕に抱かれ 肌が触れたなら 借りてた想いを返し 空よりも自由になる 心から好きなものを信じて マリーマリー 人が気づく 100年も前から 化粧をやめた君は 石鹸の匂いがする そっと夢を抱いて 花を飾りにいこう 心から好きなものを信じて 罪を祝おう 二人の夢を鳴らして ファンファーレ そばかすさえ 星に見える 焚き火の中で … 続きを読む