日別アーカイブ: 2025年10月27日

Recording day#092

10月27日 月曜日 やっと晴れ 曲順決め。最後のピースがはまらない。「流れ」はコンピュータ上でも把握できるけど、作品としての「全体の流れ」は頭から最後の音まで聴かなきゃわからない。だから、通して聴くのは1日2回が限度。 スピーカーに対峙して聴き、散歩しながら聴き、最終手段としてクルマの中で聴く。シチュエーションが変わると気づくことがたくさんあるから、その度にスタジオに戻って修正、あるいはマスタリングの課題として記録しておく。 ずいぶん前にモーガン・フィッシャーが教えてくれたんだけど。「ヒロシ、聴きすぎてわかんなくなったら、隣の部屋で聴くといいよ!(もちろん英語)」。これ、「強制客観リスニング」と名づけて時々実行する。笑。 ともだちのライヴを観に都内に行く。大雨の中、行き帰りに爆音で聴く。都合2回。最後のピースがはまりかけてる。明日、チェックしてはまっていたなら、ようやくオレの音の仕事は完結して、金曜日のマスタリングに臨むことになる。これからはプレスだったり、流通だったり、スケジュールの調整だったり、シャチョーの仕事の始まり。嗚呼、エンドレス。 デザイン。土着と都会。素晴らしい表現者たちのおかげでワクワクしている。ずっと独りでやってきたから、共同作業は嬉しい。シャチョーの主な仕事はもはや尽きかけている資金を借金することなく、調達すること。奴は天下の回りもの。なせばなる。ほんとか?いや、なさねばならぬ。this is my life. ともだちのライヴ。同じ時刻に同じ街で開催されているオアシスとは真逆に位置するものだったけれど。学ばないライヴなんてなくて、たくさんのことを教えてくれた。音楽はいいね。それに夢中になる人が好き。 見る気がなくても、携帯で撮影されたドームのライヴの映像が流れてくる。それを好きな人がいてもいい。でもオレは観たくないから、電源を切る。あれは一体なんのアピールなのか、オレにはさっぱりわからない。網膜という素晴らしいハードディスクがあるんだから、そこに刻んだ方がいいよ。そのハードディスクはどうでもいいことはすぐ忘れるんだよ。そして、忘れられない瞬間だけ永遠に残る。棺桶の中までね。 もっと映像を出さないと忘れ去られますよ。そう忠告してくれる人もいる。そうかもね。新譜だと、さすがにそうも言ってられない。宣伝しなきゃ売れないし。でもね、絶滅危惧種って存在意義もあるじゃん。ヤンバルクイナとかイリオモテヤマネコとか。オレは観たぜ!って。生で。 いいものはいいんだよ。そこに魂込めてるなら、巨大なものにブレてる場合じゃない。自分が貫かなきゃならないものをちゃんと見てりゃそれでいいんだよ。

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