音の死と奇蹟の星空

2月6日 水曜日 曇り

減衰は音の「死」。儚くて、美しい。原稿を書きながら、それについて深く考える。

人間ほど「死」を怖がってる生き物もいない。どんなに金を積んだところで、いつか誰の身にも、一生に一度だけ訪れるプレシャスな経験。それって、そんなに怖がることかな?そんなに悲しまなきゃいけないことかな?とても自然なことなんじゃないのかなぁ。

確かに死ぬのは怖い、、、けれど、そこに引きずられたくない、と思う。

転生を信じていないなら、今生はこれで終わり。それがいいんじゃないのかなぁ。だから、後悔のないように生きたい。この一瞬に全力を尽くす。それが未来を創る唯一の方法。僕の中の少年は僕にそう語る。だって、それ以外にできることなんてある?

なんだろう。死んだらどうしたいんだろう。葉っぱが腐って、腐葉土になるみたいな。そんな生き方がしたいと思うよ。次の世代の役に立ちたい。せめて。

オレ、全力で生きたから、悲しんで欲しくないってか、祝福してほしい。あいつはほんとにバカだったけど、いい人生だったねって。そんな生き方がいいね。

ある場所で、「もーやってられるか、バカ野郎!」と思って外に出たら、アンビリーバブルな奇蹟の星空だったんだよ。オレの怒りなんて一瞬で失せた。すごいメッセージだった。

大事なのは自分がどれだけ力や愛を注いだかではなくて、相手にとって自分が何なのか、それを知ることだって、星空はオレに語ってくれたんだと思う。

怒らなきゃ、あれが見れなかったってことだけど、じゃ、それを見たらどう生きるのかってこと、だよね。

まだまだ、だよ。

とってもこんな気分だよ。

 

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音の死と奇蹟の星空 への4件のコメント

  1. Satoko より:

    落ち葉が腐葉土になるには、何億個?何兆個?の土壌生物が寄ってたかって順番に分解していくんですよね。樹木での役目は終えても、たくさんの生命の営みによって地球に還っていく。自然は素晴らしい。ちゃんとその一部でありたい。
    そして音は、受け取る生き物がいないと、どこまでいっても空気や分子の振動でしかなくて。今、ここ、音楽も、ほんとうに奇蹟ですね。

  2. カドジュン より:

    世界中の人間
    どんな大金持ちでも権力者でも不幸な人でも
    ふたつだけ公平なこと
    それは「死ぬことと1日は24時間である」ということ
    日々、心に留めています

    洋さんの死生観に共感するとともに
    洋さんは亡くなっても、たくさんの作品が半永久的に残りますなあ

    今回のブログで「今日もがんばります」と朝から元気出ました

  3. MIN より:

    わたくし事で、申し訳ないのですが、ここ数年の間で近しい人三人の死を見送りました。三人が三人とも、やるせない死でした。
    そうゆうことを経験すると、現実(人生)はそういうものかもしれないとも思う。
    コメントを必死で考えてたどりついた答えは、色々あるのが人生だよね。いいことこわるいことも。
    一時期、死に対してかわいそうだった。とか、悲しむことしか考えれませんでした。

    「Starlight」を涙なしに聞ける日が来るといいなあ。
    (今はまだ、泣けて来まけど)

  4. 西川達之 より:

    スターライトの動画観てたらじーんときました。
    今年の初めての単独のライブ、名古屋の得三のライブは初日なので友達友達と行きます。彼はギターソロが好きなので、おもいっきりぶちきらして下さいね!

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