宇宙の果てとフライパン

3月4日 月曜日 雨

宇宙に果てはないらしいよ。って、そういうこと考えてるとき、好きだな。所用で、ベイブリッジを走っていて、雨の中、流れてきたレディオヘッドと相まって、宇宙まで飛んでいきそうだったよ。

子供の頃、親父が暇な日に相対性理論を教えてくれたことがある。丸一日かけて。そのとき、ほんとうにわかった。気がした。なんだかものすごいことを知ってしまって、コーフンして寝れそうになかったのに、がっつり寝てしまった。そして、翌日ともだちにいかにすごいか説明しようとしたら、まったくできなかった。つまり、わかっていなかった。

嗚呼、宇宙の果て。

欲しかったフライパンをついに買った。っていうか、人には何度もプレゼントしていたのに、自分にはなぜか買えなかった。どうしてだろう?

昔から欲しいものがあってね。人からプレゼントされることを夢見ているもの。豊島屋の鳩サブレと紐で縛ったハム。後者はあんまり人に言ったから、何度ももらったことがある。でも、鳩サブレは一度もない。ほんとうにない。哀しい。とっても悲しい。

子供の頃からあの缶が好きで、欲しくて欲しくて仕方なかった。いつしか、あれを買えるようになったら、誰かにプレゼントしてほしくて仕方なくなった。だから、たくさん人にプレゼントしたよ。100回じゃきかないと思うな。よく外国にも持っていくし。大人気だよ、なのに一度ももらったことがない。おかしいよ、宇宙の法則。笑。

で、フライパン。もうこれは買うしかないな、と。宇宙の法則を待ってたら、人生終わっちゃうぜ。で、買ったんだよね。ああ、もうむちゃくちゃ上がった。だって、20年は欲しかったんだもん。そんな大したもんじゃないんだけど、ドイツ製で、職人が鉄板を叩き出して作ってる。つまり継ぎ目がない。これ、一生ものだし、何を焼いても美味いぜ!

で、その翌日に、誕生日のともだちのために、その三歩くらい前のフランス製の鉄のフライパンを買った。でも待てよ?俺、あいつにフライパンはこれだよーって酔っ払って熱弁ふるった記憶があるぞ。買ってたらどうしよう。まぁ、いっか。

てか。フライパン・ラヴなんだよね。大好きなんだよ、鍋とかフライパンとか。最初に何を焼こうか、考えただけで一日幸せ。ぐふふ。

買った!ってフライパンでこんなに上がってんのオレくらいだろうな。

ドイツの職人が手作りしてんだわ。

継ぎ目がない。

右、10年選手のフランス製、左ドイツ製。

わたし、フライパンマニアなので。

パスタはアルミに限ります。

いちおう、嫌いなテフロンもひとつだけ持ってます。でも使いません。

 

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宇宙の果てとフライパン への2件のコメント

  1. ten より:

    山口さんの調理器具はどれも素敵ですね〜!
    いつかの山口さんのブログを読んで、箱が欲しくてお菓子を買いに行ったことがあります。
    箱を見るたび、なぜかsongs of Experienceを思います。ジャケットも好きです。新アルバムのジャケットも楽しみです!!

  2. より:

    ずっと前に、山口さんのフランス製のフライパンをブログにて拝見して、「そうだ鉄のフライパンを探そう」と思って出会ったのがTurkでした。すごくすごくいいです。
    そうです。継ぎ目のないところにやられたのです。
    そうです。味が違うのです。肉も目玉焼きも。
    ナイス自分。ナイスTurk。山口さんインスパイアありがとう!

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