遺された時間

10月4日 火曜日 

 リハーサルに向かう途中に恩人の訃報が届きました。現実感がなさすぎて、気持ちの整理がつかず、詳細をここには記せません。あらためて、また。

 恩人の写真を探していて、あらためて、いろんな人が旅立っていったことに気づきました。あの人も、またあの人も。それがトシを取るということの意味だなぁ、とあらためて。

 生きている。あるいは生かされている。近年は後者の想いの方が遥かに強いです。あらためて、自分に与えられたことはすべて全力で取り組みたいと思うのです。だって、できることはそれしかないし、今のところ、一切の後悔はないし、これからもそうありたい。ここをこうしておけばよかった、なんて人生は耐えられないのです。

 道がないから往くんであって、そこに保険をかけたり、安全な道を選んだ瞬間にそれは道ではなくなる。

 自分がワクワクする瞬間を積み重ねたい。それが故人に対する礼儀だと思っています。

 道を往くことの意味を教えてくださって、ほんとうにありがとうございます。忘れません。そして伝えていく、つもりです。

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