11月8日 水曜日 晴れ
このところ、ランニングする時間が取れなかったので、昨日重たい身体をひきずって走り始めたけど、身体がオレにこう言った。「やめてください!」、笑。こういうとき、老化をひしひしと感じる。ここでがんばると、鍛えてるより、壊してることになる。オレもだいぶ大人になったから、5キロだけ走って帰ってきた。
さぁ。今日からツアーのリハーサル。
今回はほぼみんなからのリクエストで成立してるからして、なかなか驚愕のセットリストだと思われ。なので、一生演奏しないであろう曲もたくさん。自分で決めないってことは、ある意味、今求められているものが内包されるので、世相も反映してるんだと思う。それゆえ、とっても歌うことに意味を感じる。
ランニングしながら、リハーサルの演奏を聞いて思うのは、ここをこんな感じにアレンジしようってことより、どう歌ったら伝わるかってこと。オレもようやくシンガーになったのかも。(←遅い!)
とにもかくにも。まずは青森県弘前市(←光栄な2年連続)にいい歌を届けたいから、喉のケアをオペラ歌手並みにがんばる。(←日頃からやっとけ)何度でも書くけど、今の弘前、たぶんりんごがたわわに実って、最高だと思われ。ぜひ来てね。
ついしん
こういう質問が投げかけられたのでね。ちょっと真面目にムカついたのと、そう思ってる人もいるんだろうから応えておくよ。
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“I’m just curious” という言いかたが、英語にはある。他意や悪意はいっさいなく、ただ単に気になるのです、というような意味で、人になにか質問する際に、その質問の前ないしあとに、このワン・センテンスは置かれる。
売れている、あるいは売れていた、成功している、あるいは成功していた、とはとうてい言い難い、その名前を10人に訊いて10人が知らない可能性がきわめて高い音楽家である山口洋という人が、なぜ、これほど裕福な生活をおくることが出来るのか。彼はいったいどこからそれだけの収入を得ているのか。
I’m just curious.
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くだらない、、。
私は10人中10人が知っているような人生を選ばなかった。
名の通った友人たちを見て、この人生、私には無理だと思ったし、憧れなかった。
なので、
1回のテレビ出演より、自分で責任をとることができる300回のライヴをやることを選んだ。
私は人と違う、オリジナルな生き方をしようと思った。
音楽が好きだった。ただ、それだけです。
レコード会社を離脱し、音楽事務所を辞め、誰もやったことのない生き方をしているから。あなたがいうような世界での”売れている”、あるいは”成功している”世界から離脱した瞬間に、私はやっと人並み以下の生活ができるようになったってこと。
そこからは先は人とは違う努力をした。それだけのことです。
あんまり描きたくないけれど、オリジナルな生き方で生きるってことは、人とは違う努力が過度に必要です。前例がないんだから。それをやり続けるってことです。
野垂れ死する覚悟も必要。その上で、私にできるってことは、誰だってシステムを離脱しても生きることができる可能性があるってことです。勧めないけど。でもそれで励まされている人がいたとするなら、私は嬉しい。だから、自分のLIFEのことを人体実験って呼んでいます。じっさい、そうだしね。
もうひとつ、伝えておくなら。そこの信号を守った時点で、「飼われている」って意識を持つことです。「赤だから」停まったのではありません。「システム」に従うってことは「飼われてる」って意識で停まってないと、頭がおかしくなります。このポイントを無意識にやりすごすようになったら、オリジナルな生き方を継続するのは難しくなります。私も残念ながら、国籍があるわけで、その時点でもう不自由なんです。飼われてるんです。その上で、ジミヘンじゃないけど、魂をいかに「国家」や「世間」に管理されないかってことです。
名誉のために伝えておきますが、音楽以外のことは何もやっていないし、パトロンのような存在もいません。
ただ、わかりやすい例で応えておきますが。たとえば、一円にもならないことのために、このblogですら25年以上、ほぼ毎日描き続けたミュージシャンを知っていますか?いないと思います。伝えたいのはそういうことです。やるって、そういうことです。描き続けたら失敗もします。中傷も受けます。面倒臭いことも山ほどあります。それでも、やるって、そういうことです。続けることが一番難しいのです。
あなたは先週末のMY LIFE IS MY MESSAGE、見てくれましたか?あなたのような人に伝えたいことが山ほどあった。金や名誉のためにやっているのではありません。それゆえ、私にはたくさんの豊かな友人たちがいます。それがなによりも私の財産なのです。あなたがいう「裕福」の意味があるとするなら、わたしはこれ以上の「裕福」はないとあなたに応えます。
嘘だと思うなら、HWのツアーに、あなたが働いたお金でチケット買ってきてください。
I’m just curious,too.
ガキの頃、道端でサンマ焼きながら、ステテコで将棋をさしてるようなおっさんがいて、憧れてました。あんな大人になりたいって。近づいてる気はするな。笑。あの人たち、どうやって食ってんのかなんて、詮索しない方がいい。ちょっとミステリアスな方が人生は愉しいんだよ。
わたしは相手に自分の名前を出して面と向かって言えない言葉は、ブログのコメントにもSNSにも一切書かないと決めています。
このコメント欄にも、「つぶやき」でなく「メッセージ」を、ヒロシさんはもちろん、その音楽やブログから力や励ましを受けるファンのかたがたの気持ちも考えながら書きます。
他のファンの方々のコメントに、気づきや感動を受けることもしばしばです。
ヒロシさんにはブログのホストとしてコメントを削除する権限が有るけれど、その権限を行使しないでも良いように、みんなでこの空間を大切に創っていきたいですね。
私は洋さんの価値観を押し付けない生き方が好きなんやと思いますし、たくさんの影響をブログや音楽から受けてきました
50過ぎで子どもがまだ小学生すから、やっぱり独身の頃のようにHEATWAVEを観に行くのも難しいし、正直サブスクも使ってます
でも洋さんの生き方には「人はそれぞれでよかろうもん」という姿勢が底流していると受け取っていて、そこに励まされています
いずれ子どもが自立したとき、また好きなことに金を使って世の中に還流させますね
山口さんに just curious と言って
そんな変な質問を投げかけた人、
LIVEに来ればいいと思います、ほんと。
豊かになれますよ、観るだけで。
HEATWAVEは豊かだから、
そしてケチケチせずに
その豊かさをみんなに分けてくれるから(笑)。
ありがとうございます。
LIVEのたびに、いつも幸せな気持ちになります。
12月もとても楽しみにしています。
醜悪な人ですね。こっちまで臭ってきます。
他人の財布を勘繰るような下衆な人間にならないで良かったです。親に感謝です。粋に生きたいものです。
私は”Hevenly”がむっちゃ好きです。。。
大きな愛、空と光、生と死、祈りと浄化、決意と後悔 etc。。。
いろんな思いが浮かび上がってきて、感情が揺さぶられるから。。。
6月の奈良のLiveでこの曲を聴きながら、おそらくHWも洋さんのことも知らないであろう、好きな人のことをずっと考えてて……
Liveの後、家に帰ってからカップリング曲なしのこの曲のCDシングルを買って、
その人にプレゼントしました。。。
うまく言えませんが、この曲を不特定の10人にわかってもらいたいとは思いませんが、
叶わなくてもいいから、大切と思えるひとりの人に何か伝わって、心に響くといいなと。。。
思ったり、思わなかったり。。。
just curiousさんの好きな曲は何ですか?(煽りではないです。。。)
洋さんの作る唄に励まされ・背中をを押され・苦境を何度も抜け出せました。ありがとうございます。
洋さんの作品を手に取るたびにこれで採算が合うのかと心配になります。
通販などで購入するたびにこんなに愛情のある梱包があるのかと感激します。
金銭に置き換える事のできないものを何度も洋さんから受取ったと思っています。
それをどう自分に活かしていくは私次第です。
ところで今度のライブはリクエスト曲が多いのですか? たのしみです!
今週違う病院に3度通院です。老化には抵抗できませんね・・・
洋さん以外のライブでもこれが最後かもしれないと思い参加してます。
本当に楽しみたいです。アホになるくらいに。
長々とすいませんでした。これまでにいただいた大きな愛に感謝します。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
いま、『Eagle Talk』を聴いていました。トム・ラブランクさんの強い意志と、それでいて人を包み込むような優しく、柔らかな声。山口さんと魚さんの演奏と響き合って、空や大地が見えてきます。
海の向こうの惨事に、毎日、胸が引き裂かれています。だから、「もう殺しはたくさんだ」と歌うこのアルバムを聴きたくなったのだと思います。ありがとうございます。
山口洋の音楽を愛し続けてきた自分が誇らしいし、
山口洋の存在に生かされてきたと思っています。
これからも長く、ずっと、山口洋の生き方を信じ、愛し続けます。
あなたの存在のおかげで、わたしはこれまでずっと、心豊かに生きてくることができました。
ありがとう。山口洋、生まれてきてくれて、ありがとう。
わたしたちに伝え続けてくれて、ありがとう。
福岡、行きます! FROM FUKUYAMA
人を想う豊かさと優しさがあり、本物や本質を求めるその人柄に、音楽に、人が集まってくる真の裕福さを見出している山口さん。そんな生き方を嫉妬してるのでしょう。そうとしか思えない。相手にしなければいいのにと思いましたが、そんなところも山口さんのいいところなのだとも思います。
やっぱり感謝しかないんです。歌やライブや行動やブログからもらってばかりです。
日々、それでいいの?それでいいよ!と問いかけてくれています。
母を亡くし、ライブでリクエストに応えてくれて「男は母親を亡くしてからが一人前だよ」とステージ上から言ってもらって強く生きなきゃと力をもらったり、「好きなことを見つけたら、自然と勉強するはずさ」と息子に伝えてくれたり、山口さんがその土地でライブをしてくれたから一度も踏み入れたことがなかった父の故郷に行けたりしたりしたりと、その優しき心豊かな歌うメッセンジャーがいなければ、その先に光を照らしてくれなかったら自分は進めなかった道がいっぱいある。そう思います。
お金なんかじゃ手に入らない裕福さを山口さんから沢山もらっていますよ。本当に。
いつもありがとうございます。
これからも歌を届けて下さい。
私は、山口洋さんを知ってます。凄い人です。最後まで、ちゃんとフォローする人です。
成功すること。売れること。名をなすこと。続けること。彼の生きかた。そのような事柄について、いいとか悪いとか、その意味とか価値とか、読めばわかるとおり、僕はなにも言っていない。
そもそもの起点まで遡ってみよう。2023年11月7日付の Rock and Roll Diary の第4パラグラフに書かれていた内容に、僕は、ふと、小さな疑問を抱いた。BMW の X6 M をキャッシュで買う人とは、なかなかのかね持ちだと言っていい。そしてそのなかなかのかね持ちがミュージシャンであったなら、その人は、商業音楽という領域において、ある程度の成功をおさめた人なのではないか。
僕は何度か彼のライヴにいったことがあるけれど、そのヴェニューに来ていた客の数は、20人ないしは30人ほどだった。その問答無用の事実と、 BMW の X6 M の価格という、これもまた問答無用の現実が、どうしても結びつかない。僕がふとなにげなく疑問に思ったのはその一点のみにおいてであり、だからこその、すこし気になっただけ、なのだが。
こんな不確かな世の中で確かに信じれる山口洋は俺たちの誇りっす!
自分が山口さんを知っていること、山口さんの歌が支えになっていること、山口さんのライブに行くことを楽しみに日々の生活を頑張ろうと思えること、それが私の心と人生を豊かにしてくれています。歌い続けてくれていてありがとうございます!