1月14日 日曜日 晴れ
帰ってきました。
えっと、言葉が足りませんでしたね。すいません!
昨日の記述の中にあった「意味のない20万円」ってのは政府が被災した人に「貸し付ける」と発表した20万円のことであって、MY LIFE IS MY MESSAGEから送らせてもらった気持ちのことではありません。
な、こと書くわけないじゃん!んなこと書かなくても、「貸し付ける!」ってどーいうこと。住めなくなってるのに20万でどーすればいいっていうわけ!っつー、疑問と怒りを共有できるかとわたすが勘違いしてたってことです。基本、SNSのようにネガティヴなエネルギーを撒き散らすのが好きじゃないんです。それより、自分が行動するってことをこころがけてます。
わたしは完璧な人間じゃありません。日々これを書くのも、なるはやで伝えようということで、ライヴが終わって、片付けて、街のみなさんと懇談して(もう酒は飲みません)、午前2時近く(だったかな)にホテルに帰って、それから書いて、朝イチ夜明け前の電車で帰る、みたいな生活なんです。
なので、わたすがそんなこと書くわけないじゃん、ってところは理解してくれると嬉しいです。甘い?そういう抗議の連絡って、ちょっと疲れます。僕も気をつけるんで、よろしくね!
今もMLIMMにはたくさんの気持ちが寄せられています。寄せられるってのは信頼されてるってことだと思うし、正直、荷が重く感じることもあります。でも、善きこころを循環させるのが自分の役目だと思っているので、できることを常に最大限にやりたいと思っています。
ご理解ください。
えっと。くどいかもですが。僕は熊本地震で山の家が被災しました。半壊という認定でしたが、建築士によると全壊でした。壊そうかと思いましたが、なんとか踏みとどまって修復しました。ちなみに壊すにもお金が必要で、業者を見つけるのも被災者だらけでたいへんなんです。元通りにするにはとんでもない金額がかかるので、それは叶わなかったけれど。
いろんな申請が必要で、受けることができたサポートは固定資産税の減額(20%くらいだったかと)だけでした。僕は福島と関わっていたので、その扱いの差異に顎が外れそうになりました。だから20万円では焼石に水だってこと、身を持って知っています。
それでも直すと決めたのなら、やるしかないんです。
もうひとつ伝えておきたいのは、役所の人たちもほんとうにたいへんだってことです。手続きの際、彼らの顔に浮かんだ消しようのない疲れを見て、自治体に頼るのではなく、自力でやろうって思いました。ちなみに、数人役所の方は自死しました。そのくらいの重圧がかかってるんです。とくに責任感の強い人には。
そんな中で。
困っている人たちの背中を押すのはお金はもちろんだけど、気持ちです。今、僕が福島に行って町の人となにを話しているかって、彼らは地震、津波、放射能、噂、欲望、エトセトラ、、、、、。おおよそ信じ難い経験を経て、今があるんです。決して諦めなかった彼らがその経験を伝えることが、いちばんの力だと僕は考えています。昨日もたくさん話を聞いたけど、彼らが「あの日」のことを語るとき、「今日」こうやって音楽を楽しめる日がくるなんて、まったく考えられなかった、と。
どういう形になるか不明だけれど、実現させたいと思っています。
ついしん
復興酒「甦る」。今年は311を待たず前倒しで販売し、売りあげを能登地方に寄付することになりました。みんな買ってね!!
甦るのリンクを貼っていただいてありがとうございます。
早速注文させていただきました!
2011年の3月末に、石巻方面に被災した友人を訪ねました。
戦争が起こったらきっとこんな風になるんだろうなと思うような景色が続いていて、今でも忘れられません。
今回の地震でも同じような状況がニュースで映し出されると、心がキューッと掴まれるような感覚があります。
自分のできる範囲で支援できたらと思います。
そんな読み取り方する人も居るんですね。
どういう気持ち、姿勢で読むかって事だと思う。
批判的な目で接すれば、どんな文章、人、物事、何が対象でも文句を言いたくなる。
昨晩、cross FMのクリゼンさんの番組「ミュージック アンプ」の最後に「満月の夕」が流れました。
満月の夕を聴いていると、心の底からこみ上げて来るものがあり、涙しながら3月11日に呑もうと思って買っていた「甦る」を思わず空けて、呑みながら聴きました。
それまでいろんなくすぶっていた想いが、涙と共に洗い流された感じでした。
改めて、すごい曲だと思ったし、本当の名曲は物凄い包容力があるのだなあ。と痛感しました。
素晴らしい曲を作って下さって、本当にありがとうございます。
それから、ツアーに福岡のジュークレコードの松本康さんの写真も連れて行って下さって、本当にありがとうございます。
このことにも、思わず感涙しました。
今回の苦境にも、みんなで力を合わせて、思いやりや愛の円環を描ければいいですね。
政府の20万円貸付のニュースはちょっと耳にしただけで、ブログを読んだ時に僕の中では20万円という数字は直近に支援したお金しか思いつきませんでした。
なので、書くわけないじゃんというのは分かっているけどその意図が読めなくて書き込みました。
意味不明の意味がちゃんと分かって良かったです。
忙しい中で書かれているブログを読むこちらも情報の収集と想像力を働かせないといけませんね。反省。。
支援に関して信頼できる記事は僕にとってはここだけなので、これからも注視していくつもりです。宜しくお願いします。
抗議なんですか?捉え方の問題ですね。20万円は大金です。必要な場所に必要な人たちに届くことを願っています。政府の貸付20万円でも、救われる人たちがいると思います。今は批判よりも、早く避難が出来ること、ゆっくり出来ることを祈っています。
発した言葉は消せないですから、これからは気をつけます。嫌な気分にさせて申し訳ございませんでした。
本当に届くだろうかと不安な気持ちになる支援先もありますが、、山口さんなら絶対に届けてくれる!という気持ちで支援させていただきました。有効に使っていただきありがとうございます。