Recording day #077

10月1日 水曜日 雨

いまさらですが、zoomってやつでうちの有能すぎるスタッフと作業の合間にじゅうぶんに話しました。

このアルバムについて誰かと話したのは「初めて」の経験。彼はもはや、表に出ない4人目のバンドのメンバーで、オレにはない視点がいつもある。いろんなことをオレが丸投げできる唯一の人物。8月の2daysのライヴだって、彼がいなきゃどうにもならなかったし、そもそもプロットを考え、首謀者との間に挟まれながらも、円滑に物事を動かし、ミュージシャンたちをuniteさせ、観客が楽しんでくれ、中空に未来を感じてくれたとするなら、どう考えても、彼がMVP。

あ、あとね。会社組織を死ぬほど嫌うオレがほんとうはやらなきゃいけないことを、すべて代行してくれています。オレは「シャチョー(軽い!)」だけど、実質的な「社長」ではないのです。ほんとうはオレが会社を作んなきゃいけないんです。独立してるんだから。なんで、やらないかって、やったらそこそこできるのもわかってるけど、これ以上なにかに「属したくない」のと、音楽に割く時間がなくなってしまうからです。オレがエンジニアをやらなければ、もっと曲を書く時間がある。でも、建設的に考えて、オレがやる以外にバンドは存続できない。そんな意味で彼の存在は絶大で、ほんとうに感謝しているのです。

それゆえ、堰き止めていた水が流れるように、いろんなことが動きだしたのを感じました。オレが独りで逡巡するのはもうすぐ終わりです。正直、長かった。話すことで、意見を聞くことで、頂がうっすら見えてくる。それが嬉しかったっす。Recording day #077。77日目です。これには曲を書いた日々は含まれないから、ほぼ一年、かな。

音に関しては約半分、フィニッシュしました。ライヴとの兼ね合いを考えつつ、なんとか今週中には完成させたいと。(←希望的観測)

山でももちろん筋トレはしていたんだけど、運動する時間がまるでなく、2キロも太ってました。アーメン。まぁ、あれだけ飲んだらこうなるよね。今日から10月だし、手綱を締め直して歩みます。今年の12月26日にアルバムを届けられるように、その時にはさらにシャープな形でみんなと再会するつもりでごわす。

長々と逡巡だらけのRecording diaryにつきあってくれて、ありがとう。もうすぐ長い旅路から抜けられそうだけど、旅ってね、最後にやらかすものなんですよ。だから、最後まで気は抜きません。

ミックスしていて気づいたのは。

このアルバムはすべて3人のニンゲンがフィジカルに鳴らした音だけでできています。1曲だけどうしても動物の鳴き声が欲しくて、収録したけれど。笑。サンプリングされた音源は一切使っていません。徹底的に人力。ゲストミュージシャンは動物の鳴き声以外、皆無。クリックもコピー&ペーストも皆無。すべての曲は揺れてます。

昨日、激しい1日を終えて、褒美のワインを飲みながら、先日カーネーションの直枝さんが投稿していたリビー・タイタスのアルバムをアナログで聴いてみたのですよ。もうね、なんというか、、、、、今の音楽にはないすべての芳醇さを感じました。1日中音楽にまみれてるのに、夜、音楽に癒されるなんてね。スカスカの音楽の余韻には人を幸福で包む力があるんです。

そこを人力で目指したいと思っています。

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Recording day #077 への2件のコメント

  1. ハートロッカー より:

    新曲を散々聴かさせてるから新譜を聴いた時はそりゃもうね正座して聴く感じなんよね。本当にはしてないけど‥‥ニヤニヤして来る。

    実はですな。ある曲に関してアルバムより聴きまくった結果、俺の中でそっちがオリジナルになってる曲が有る。
    野暮だち敢えてタイトルは言わないけどな。はは。発売まで時間がかかりまくった弊害ではあるのだ。

    だから申し訳ないがYour Songsのセルカバも俺の中でオリジナルを超える事は無い。どんだけオリジナルを聴いて来た事か。えへん!

    あくまで俺の中でやで‥‥ライブ版って感じで聴いてるけどね。

  2. hideaki より:

    故郷の恩。そのブログからここを見るようになりました。
    初めてHEATWAVEを知ったのは、マジックバスツアーの映像でした。36.5℃だったとおもう。
    ミツバスタジオのカウンター前でツアーで福岡に来てた山口洋さん生をみたのは、私がまだ10代の頃でした。いまから30年以上前。

    毎日メッセージを受け取っては癒されています。

    一貫してたった一つのこと(これは私の理解ですが)
    「生きろ」
    と。
     
    きょうどうしても自分で居ることが辛い、些細な出来事があり、
    行き場をなくして、
    ここに居ます。

    ありがとうございます。

    あしたになれば生まれ変わる。

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