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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
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山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
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山の生活day#014、Recording day#075
9月23日 火曜日 雨 にゃんと! この山でやろうと思っていたすべての作業が完了しました。途方もない量だったので、深く考えず、とにかく前を向いて進んできたのですが、やっぱり都会でやるより相当捗ったんすね。煮詰まったとしても、「山の労働」は死ぬほどあったので、気分転換には抜群の効果。ほんとうのことを言うと、たくさん運動もして、クリーンな身体になって帰りたかったんだけど、さすがに筋トレ以外はやる時間がありませんでした。 でもまぁ、ベストは尽くせた、かな。 機材がセットされていると、ついつい貧乏性で仕事にむかってしまうので、思いきって撤収しました。笑。性格的にその方がいい。これから家にたどり着くまでの5〜6日、音楽から離れてみます。帰るのに5日。外国か!って、この面倒くささも好きかも。 この時代の良さって、トータルリコールできることです。昔はスタジオ代の高さゆえ、巨大なコンソールの前でミキシングを始めると、その日のうちに結果を出すしかなかったのです。でも、今はたとえば5月に放置していたものを「save as」してあれば、9月に山で聞いてみて、なにが良くなかったのか瞬時に判断できます。つまり、行き詰まったことは、一旦放置してみて、客観性が戻るまで、他の仕事に集中できる。しかも、都会、湘南、阿蘇と場所を変えることができる。これはコンピュータ時代、ならでは、かな。 撤収して、久しぶりにバイクでブンブン。かのケニー・ロバーツが愛したワインディングロードが南阿蘇にありまして、その名も「ケニーロード」と呼ばれています。ミルクロードややまなみハイウェイよりは、バイクのすべての動作を理解していないと走るのが難しい道です。人馬一体って楽しいよ。バイクはほんとに鉄の馬だね。 でも、もう、ちょっと寒かったかな。立ち寄った店のコーヒーが美味しかった。 家に帰り、遂に薪ストーブに火を入れました。今日から焚き火部じゃなくて、ストー部。笑。地震から9年。重すぎて、地震で動いた場所から元には戻せていないけれど、試運転ではなく、本運転。9年ぶりに簡単な料理もやってみました。焼いただけだけど、嬉しくて涙出たなぁ。やっぱり美味しい!遠赤外線。 アイルランド製のこの薪ストーブ、火事になっても、鋳物ゆえ、これだけは焼け残ると言われていて、自分が持っているものの中でも、最高に好きなものの部類に入ります。なにより、火をコントロールできるってことは人として、たいせつなことで、みんなを暖かくできると、人として階段を昇ったような錯覚を覚えます。 目もこころも身体もあたたかい。 素晴らしい!諦めなくてよかった。 ところで、新しいiPhoneのデザイン。ひどいね、、。持ちたくない。これはジョブス、怒ってると思うぞ。これを機に捨てるか。いや、まじで。変節とか変質とか。ユーザーや国民はちゃんと見てないとね。マイノリティーだったアップルが世界一の企業になり、本流になって腐っていく。ならばユーザーもそこから離れることで、自分の生き方を変えるチャンスなのかもしれないし。とはいえ、30年以上のアップルユーザー。はてさて、どうしたものかね。 政治家もしかり。首相交代って、もはや茶番でしかない。前も書いたけど、小泉某が首相になったら、まじで日本国民を辞める方法を考えます。 継承されなきゃいけないことってあると思うんよね。新庄監督が素晴らしいことを言ってました。リーダーかくあるべし。 「プロ野球の存在意義 そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません」。 素晴らしい!。自分が言ったのか、と錯覚しそうな言葉でした。笑。
山の生活day#013、Recording day#074
9月22日 月曜日 晴れ たぶんひと月かかると予想していた、この山でやるべき作業。 にゃんと2週間弱で、95%終わらせることができました。ある意味、奇蹟的。我ながら、ほとんど脇目もふらず、作業に没頭した日々でした。よく頑張った、オレ。 スピーカーとスピーカーの間にたくさん幻影を見て、もはやそこを通り越して、諦めなければ、必ず実体にたどり着くってことを覚えた日々でした。 せっかくバイクで帰ってきたのに、ほとんど乗ることもなく(ずっと雨だったしね)、ご飯と風呂と焚き火と飲酒だけが楽しみでした(← 十分楽しんでる)。帰る前に、遠く離れた場所にあるゴミ処理場にゴミを運ぶのですが、自分が飲んだ酒の量に呆れてます。 来年こそ、ゆっくり帰ってくるぞ(← 毎年言ってる)。ともだちに囲まれてゆっくり過ごすぞ。(← たぶん、みんな遠慮してたんだと思うけど、来年は遠慮するなよー!) おそらく、あと2日あれば、ここでの作業は完了!するので、あとは安全にデータを持って帰ることですね。心配なので、ハードディスクに分散して、クラウドにもあげておけば消失することはないか、と。最悪、オレが死んでも曲は残る。笑。 湘南に帰ったら、いよいよトラックダウン。遂にマスターを作る作業ですね。 それから曲順を考え、マスタリングして完成となります。あまりにもDIYが過ぎるので、マスタリングだけはソニーの録音部の素晴らしさを継承しているS君にソニーのスタジオでやってもらおうと思っています。(まだ頼んでないけど)マスタリングで彼が思う存分、その力量を発揮できるよう、余白は5dBは残してあるし、アナログ化も考え(まだ未定だけれど)、トータルコンプはほとんどかけていません。シングルを出すって手もあるので、そういうことを考える才能がないオレはまずはスタッフと話しあってみます。ここから先はプロフェッショナルたちの力を借りないとね。とりあえず、オレの全力は出しきった(← まだ終わってないけど)。あとはみんな力を貸してくれー! まぁ、ともあれ。ほんとに完成するのかって、不安だらけでしたが、我ながら自分の情熱に呆れたました。笑。バンドのメンバーにも聞いてもらって、更に良くしたいと思っています。とにかく、たった3人でやりきったってことに、達成感感じています。 そりゃね、ここにストリングス欲しいとか、ラッパ入れたいとか思うわけですよ。でもね、もう生じゃなきゃ嫌なんすよ。サンプリングものは好きじゃない。だったら、3人で、不足分を想像してもららえるような演奏をすればいい、と。ブ厚い曲もあるけど、スッカスカな曲もあります。そして、これは最初から考えてたことだけれど、これまでに比べて曲が短い。 都会で録音したリズム(今回、渋谷だし)に湘南で音を重ね、阿蘇で混ぜあわせる。総じてうまく行ったと思います。そして、帰りの船を前に、また台風が近づいてくる。ははは。いつだってなるようにしかならんのです。それがまた人生。 頭を切り替えたくて、朝早くから山に登ってこようか、と。去年も登ったんだけど、なかなかにしんどくて、でも、とっても良かったので。たぶん、九州でいちばん高い山なんじゃないかな。難易度は「易」って書いてあるんだけど、どうしてしんどかったんだろうって、オレのペースが速すぎた模様。今年はゆっくり登ってみます。 と、ここまで書いたところで、天気悪し。素人なのに天気が悪い山に行くほどアホでもありません。 山は急に秋めいてきましたよ。朝晩は寒いっす。
2025 8/22 Fri, Make the WAVE ~未来へ波を起こす日~
2025 8/22 Fri Make the WAVE ~未来へ波を起こす日 HEATWAVE Vo.Gt 山口洋 / Dr 池畑潤二 / Key 細海魚 撮影 Tetsuya Yamakawa ———————— 46年続けてきたバンドは異次元の領域に達しています。どこまで行けるかわからないけれど、これからも最小の編成で宇宙を描きたいと思っています。
2025 8/21 Thu, Bring the HEAT ~情熱と感謝の日~
2025 8/21 Thu Bring the HEAT ~情熱と感謝の日 山口洋 (HEATWAVE) / TOKIE (Ba) 渡辺圭一(Ba) / 福盛進也 (Dr) Special Guest 佐野元春 撮影 Tetsuya Yamakawa —————- 報告が遅くなりました。 この日、受け取ったものはずっと胸の奥にあります。 足を運んでくれたみなさん、すべてのスタッフたち、 素晴らしすぎたすべてのミュージシャン。 こころから、ありがとう! 佐野さんとメンバーが中空に描いてくれたポーラースターにむかって 山の中で音楽を創っています。 —————- ————————- … 続きを読む
山の生活day#010、Recording day#071
9月19日 金曜日 曇り 山の生活も後半戦。山仕事に音楽制作にと、1日じゅうフルで働いております。 毎朝、ほとんど意地になって掃除を重ねているので、家がそれに応えてくれるというか、生命の息吹を取り戻していってくれているように感じます。 というのも。 2016年の熊本地震でこの家も激しく被災しました。阿蘇に断層があったので、かなりとんでもなかったのです。半壊という名の見た目は全壊に等しい感じでした。家は傾き、窓は吹き飛びふきっさらし、家の中はぐちゃぐちゃ。MY LIFE IS MY MESSAGEで熊本で演奏するため、急遽帰ってきた際にいちおう見に来て、あまりの惨状に見なかったことにしました。笑。だって、被災者が被災した人を励ませないじゃん。 こりゃ、復旧は無理だな、と。常に住んでいるわけではないので、公的支援は一切受けられず、保険もなく、直すにも、壊すにも業者探しは常に後回し。大きな災害ごみも受けつけてくれなくなるので、初回だけ林業のゴンが日田からトラックで来てくれて、二人で大汗かいて、災害処理場に運びました。 なによりも家なのに、ここに滞在できないので、どこかから通うしかないのです。 さて、どうしよう。逡巡しましたが、ここに遊びに来てくれたたくさんの人たちが元気になって帰っていく姿が忘れられなかったんですね。福岡の故郷の家はすでになく、自分のハートランドはここしかなかったのです。 元通りには到底できないけど、修理代もなんとか捻出して、再建しよう。そう決めて、業者が修理してくれるまでの数年間、ちょこちょこ帰ってきてはホテルからレンタカーでここまで通い、廃墟寸前だった家の片付けを続けました。 一番の問題は家が傾いていたことで、家をジャッキアップするという離れ業をやってもらい、吹き飛んだ建具をサッシに入れ替え、なんとか家らしい姿に復帰できたのが4~5年前だったか。初めて泊まったときはほんとに嬉しかったなぁ。 風呂とトイレがいちばんふきっさらしで、ひどい状態でした。トイレもこれは交換だなぁ、と。でも、さすが世界に誇る北九州のTOTO。スイッチを入れたらあっという間に自分で洗浄して、なにもなかったかのように内側だけはピカピカになったのは驚きました。以来、オレはトイレはTOTO一択です。ちょっとお高いけど、ほんとうに素晴らしい!! それからは福岡に住んでいるアウトドア好きの同級生(女性だよ)が通ってくれて、オレが行けないときに草刈りをしてくれました。彼女はついに最近阿蘇に移住して、道の駅で働いています。昨日、お土産を持って会いに行ったんだけど、近隣のジジババのアイドルになっていて、その生命力、行動力に感嘆しました。「あんた孫もおるのに、ひとりで阿蘇に来てすごいね!」って。「だって自分の人生やもん!」と。素晴らしい人物です。そんなともだち(たくさんの)に支えられて、ようやく音楽を創れる環境になったってわけです。 やがて、僕もここに通えなくなる日が来る。なので、もっと素晴らしい場所にして、使ってくれる次のジェネレーションに手渡したいと思っています。 去年も悩めるおじさんが数人来て、むっちゃ元気になって帰っていったので。 そんな場所なんです。ははは。 なんのかんのいって、僕も山のおかげで元気です。
山の生活day#009、Recording day#070
9月18日 木曜日 晴れ そろそろ、これだけ向き合っているのだから、アルバムタイトルが浮かんできて欲しい。早い時期にそれが浮かんでくると、フィニッシュに向けて、作業が加速するんです。というか、どう考えても2枚組の分量の作業をしているからして、いつまでも終わらないことに今頃気づいたのです。バカなのか、オレ。 この時代に2枚組ってどうなのよ、とか。笑。でも、アリかもなぁ。 とにもかくにも、考えられるすべての可能性を探りながら作業は進んでいます。ここに来て、ようやく作業が加速した感じです。今月中にこちらでの作業を終え、湘南に戻ってもう一度客観性を加味して、楽曲の制作は完了する予定。あくまでも。 筋トレ以外、運動する時間もないし、山に登る暇も、峰までランニングする暇もないけど、日々はとてつもなく充実しています。 今日はなかなか作業が捗ったので、ご褒美に温泉に行って、前から気になっていた食堂に行ってみました。直感はビンゴで、山奥でこんなに美味しいものを食べることができるなんて。若いご夫婦が切り盛りしてるんだけど、仕事に愛があることが入った瞬間にわかるんです。 「めちゃくちゃ美味しかったです!」って伝えたときの二人の顔が、最高!また来よう。 ところで。 先日、同級生夫妻が来てくれて、しかも福岡市東区の人たちだったので、むちゃくちゃネイティヴだったのです。それゆえ、オレも一瞬にして、ネイティヴ博多弁に戻り、しゃべり倒して、とっても愉しかった。笑。あのニュアンス、絶妙なんだよなぁ。 20代で初めて沖縄に行ったとき。喜納昌吉さんの家で、喜納さんと父上の会話を100%理解できなかったのです。同じように、初めて青森の三沢空港に降り立って、八戸の港に向かうとき。地元のタクシードライバーが話す言葉を50%くらいしか理解できなかったのです。 それがいいんじゃないのかなぁ。そのくらいJAPANは多様性に富んでるんだから。単一民族ではないんです。 地方に行って話す鉄板の博多弁についての話。その1。 「とっとーと」。「と」しか言ってない。意味は「I keep this one」。 その2、「すーすーすー」。「す」しか言ってない。意味は「I feel cold」。 博多弁がすごいのは語尾を上げると疑問文になるがゆえ、 人物A「とっとーと?」、人物B「とっとーと!」という「と」しか言わない会話が成り立つのです。ははは。 いちばんフレキシブルな表現は「なんしよーと?」で、実に軽く10通りくらいの意味を持たせることができます。「How are you doing?」からにゃんと「I’m so angry!」まで。「なんしよーと?」を使いこなせたら、ディープ博多人でございます。笑。
山の生活day#008、Recording day#069
9月17日 水曜日 晴れ 山の暮らしで好きなこと。 自分で事を起こさなければ、なにも起きない。 ってこと。 それゆえ、なんでもできる圧倒的なスキルが求められる。 ってこと。 たとえば、放っておけば凄まじいことになる草とはもう十分に戯れることができますが、これからは本物のチェーンソーが使えないとジャングル化は止められず、切った木を数年かけて薪にするまでの技術が必要です。電動のチェーンソーは持ってますが、これじゃ歯が立たない。もうすぐ林業のともだちゴンに弟子入りしようと思います。素人が木を切り倒すには危険が大きすぎる。 最後に、すべてのことが天候などの自然の理由に左右されるので、イニシアティヴを自分が握ることができないこと。ミックスする曲ですら、窓からのその日の風景に合うように選びます。そうやって、ここで音楽にsomethingが加わるのです。 かな。笑。総じて謙虚になります。 娯楽はなにもないです。でも、焚き火だったり、会話だったり、食事だったり。そんな素朴なことがどれだけ魅力に満ちているか、再確認できます。あ、それも大事な技術のひとつかな。 そして得体の知れない虫に激しく食われます。好きではないけど、これにはステロイドで対応するしかありません。テレビはまったく不要。ネットは必要なときだけ、こちらから繋ぐ。それで十分です。 あちこちから自然が奏でる音楽が聞こえてくる(これがまた絶妙)から、あんまり聞かなくていいかな。自分が創っているものですら、自然の音楽には勝てません。絶妙すぎて。 滞在しているわずかな時間でも、季節は移ろってゆく。そして、自分もまた死にむかって一歩づつ近づいていくことを実感するのです。それがとてもいい。残された時間をできるだけ有効に使おうと思うからです。それは日々の丁寧な暮らしの上に成り立っていることを教えてくれます。 総じて自然の営みは偉大。水源に美しい水を汲みに行き(うちの水だって湧き水だから素晴らしいんだけれど)それでコーヒーを淹れると美味しさにのけぞります。激しく降る雨を大自然が何年もかけて濾過してくれたものです。そしてコーヒーは福山のポレポレのyuさんにハイチの極上コーヒーをオーダー(ネットでオーダーできるよ!)。 食事は最大のイベントなので、たいせつに。食事は餌ではありません。人は食べたものでできているからです。 てな暮らしの中で、やっぱり九州は肌に合うなぁ(あたりまえか)、ここにスタジオを建てたいなぁ、とか夢想しています。
山の生活day#007、Recording day#068
9月16日 火曜日 晴れ 山に来て初めて晴れた日。 客人たちがもう一泊してくれることになって、丸一日音楽から完全に離れることになりました。これがね、とてもよかった。笑。 振り返ってみたら、2025年、たぶん1日も休まず突っ走ってきたのか、と。そりゃ、どうかしてるよね、と思い至ったのです。 巨大な阿蘇をぐるっと案内。今日はツアーガイド。笑。近年阿蘇に越してきた同級生を道の駅に訪ねてみる。彼女は一人で日本一周するようなパワフルな人だけれど、みんなの予想通り、道の駅でまるで主のように快活に働いていて、なんだかとってもよかった。 帰って焚き火をして、飲んで話して、すっかりリフレッシュ。もてなさなきゃいけないのに、すっかり励まされた感じです。なんてったって小学校のときからのともだちって、すごいよね。 音楽ですが、AIの時代に完全に人力でオーガニックなものを目指しています。メンバー3人以外の演奏は入っていません。今どき誰もが使うオートチューン(ピッチを修正するプラグイン)もどうしてもピッチが安定しない笛にちょっとだけ使ったのみ。クリックさえ、完全に未使用。リズムは揺れ揺れ、たいていの曲はテンポが走ってます。ははは。 でも、いいんです。人間が奏でる音楽だから。 まだ頂きはみえないけれど、6合目は超えたかな。今日からまたミキシングに復帰します。人がたくさんいて、ワイワイガヤガヤしてたから、寂しいです。笑。 さっき、家の中に迷い込んだでっかいセミが「JIJIJI !」と最後の声を発してこと切れました。そんな季節だね。昨日からとつぜんトンボが大量発生しています。セミくんはそのLIFEを丁重にリスペクトして、土に還っていきました。
山の生活day#006、Recording day#067
9月15日 月曜日 雨 ともだちが来てくれた方が仕事が捗るという不思議。 学ぶこと、たくさんあるなぁ。行き詰まってボツにしようと思っていた楽曲も、いちばん難儀を極めるだろうと思っていた曲も、なぜか客人が来る前に解決。 不思議すぎる。笑。 ところで。 福岡市東区から持ち込んでくれた「もつ鍋」が最強。もつ鍋っておしゃれな食べ物ではまったくなくて、半島から炭鉱に強制的に連れて来られた人たちが、過酷な労働をこなすために、日本人が食べなかったものを丁寧に洗って(洗わないと臭い、しかも氷水で)唐辛子とニンニクを入れて食べさせたのが始まり。 だからゲジゲジ(命名わたくし、センマイのことね)とかありとあらゆる臓物が入っているのですよ。ある意味地獄鍋。 それを久しぶりにいただきました。箱崎の商店街にある「池尻」って店だそうです。最強です。めっちゃ元気でたよ!いい時間。 ありがとう。
山の生活day#005、Recording day#064
9月14日 日曜日 雨 にゃんとか年内に最高の作品を届けるのだと、鼻息も荒く全力で取り組んできたゆえ、スピーカーとスピーカーの間に幻影が見えるに至って、ついに息切れ。さすがに限界を迎えた模様。笑。 起きている間じゅう、音が鳴っていなくても、頭蓋の中に響く音に悩まされる。もとより、自然の中だから、いろんな音があって、それ自体が音楽なのに、自然の音楽を疎ましく感じるようになったら、なにかが自分の中で飽和している印。 なにはともあれ、愉しくないのはよくない。せっかく、山の中まできて、こんな面倒な方法を選んでるんだから。学ぼう。少し、休もう。 そんなタイミングで今日は初めての来客。夜には音楽をひととき忘れてみます。 もともと、こんな時代にアルバムを出そうなんて考えが狂ってるんだから。ははは。こっちもタフに笑いをわすれずいかないと勝ち目ないもんね。なんでも一人で抱え込む性格も死ぬまでには克服したいと思っています。この世界をDIYで切り抜けることは不可能なんだしね。 そんなときにとっても嬉しいことがありました。 たとえば朝の5時に往復2時間半かけて、歩いて峰まで行くのも。こりゃ雲海出とるな、と直感がいうからです。そうすると、この光景をシェアしたくなる。そんなわけで早朝雲海生中継をインスタライヴすると、何十人かの人は見てくれる。 SNSなんて、一歩間違えると自己顕示欲の発表の場。それはまったく望むところじゃないから、避けたいし、加担したくない。 オレが思う正しい使い方は「資金に乏しいバンドの宣伝」と素晴らしいと思うものをシェアしていくこと。できれば、ほんとうに善きことを宇宙に放っていたい。 過日、blogとインスタで画家、向井三郎の個展を紹介しました。それを見てくれたカーネーションの直枝さんが、足を運んでくれたと。投稿を見てくれた人たちが遠方からもたくさん訪れてくれたそうです。 そういうのが「むっちゃ」嬉しいんです。アートであれ、スポーツであれ、食べ物であれ、生き方であれ、なんであれ。 そういうひとつひとつのことが繋がって、世界が善き場所になっていくことをいつまでも夢見ています。 垂れ流されてくるニュース。世界への無関心がこの悪しき世界を作り上げてきたとも言えるけれど。過度の関心をもったところで、ニュースには「必ず」なにがしかのバイアスがかかっているのです。そこは想像力で差し引かなければ。 どう伝えたらいいんだろう。たとえば、小泉某が首相になったら、いや、自民党の誰がなってもこの国に絶望するけど。ほんとうに「民」のことを想い行動する人物は豊かな文化の中からしか生まれてこないと思うのです。 向井が作品に向かいあうときの情熱。その静かでとんでもなくて、確かなものを。僕は全面的に信じています。