日別アーカイブ: 2011年8月18日

アニキからの大切な伝言

8月18日 木曜日 晴れ 夕刻、素晴らしいシンガーの石嶺聡子ちゃんと鎌倉の海が見えるイタリアンレストランで晩ご飯を頂いた。こんなにゆっくりと愉しい時間を過ごしたの、久しぶりだぜ。プロデューサーのぶーちゃんが居なかったら、ヒロシと聡子の密会現場だったのに。ちくしょー。って、冗談はこのくらいで。ちゃんと音楽の打ち合わせをしましたとも。ぶーちゃん、ごちそうさま。聡子ちゃんはこの一年、会わない間にぐんぐん、聡子と豆の木みたいに成長していてくれて、嬉しかったです。 閑話休題。 ———————————————————————————————————– NY在住の僕の兄貴分からみんなにメッセージが届きました。普段、このようなことをする人じゃないのです。多分、云わずにはいられない何かが、彼を動かしたんだろう、と甚だ出来の悪い弟分としては想像しています。僕が彼に初めて会ったのは、20代の後半、NYでのことです。ある意味で、彼は僕にとって、最大に人生を変えてくれた人です。99%叱咤の連続でした。彼に会わなければ、僕の人生はもっとeasyなものだったと思います。確かに、それからの日々は波乱と起伏に富んだものでした。そんなこと、望むニンゲンは居ません。でも、僕は感謝しています。おかしいと思ったことに、きっぱりと「NO」だと云うこと。自分の発言に責任を持つこと。事象だけでなく、全体を観ること。自分が正しいと思った道を信念を持って歩むこと。失敗から学ぶこと。誰かや世界を心から愛すること。世界市民としての自覚を持つこと。歴史を学び、未来に繋げていくこと。決して諦めないこと、エトセトラ。 僕はそろそろ、一番云いたくなかったことを語らねばなりません。震災以降、もっとも良く聞かされた言葉が「自分は無力だから」、あるいは「何をしていいのか分からないから」でした。その言葉の意味はじゅうじゅう理解しています。僕自身、そう思うこともあります。けれど、一人じゃ何も出来ない。その言葉はそろそろ禁句にしませんか。その人がどんな状況に居たとしても、出来ることはあります。簡単に諦めてしまう、その態度こそが、この信じられないような世の中にしてしまった原因のひとつで、金と欲に目がくらんだ連中にとっては、最も利用しやすい温床を僕らが作ってしまったのだと、感じています。 僕らは歴史上、重要な転換点に生きています。ここで、僕らが踏んばり、どのように、それぞれが生きたかが、いつの日か語られる日がやってくるはずです。少なくとも、僕はそう感じています。じゃ、彼のメッセージ、読んでください。海外生活が長いので日本語が少しヘンですが、彼が伝えようとしていることを読み取ってくれると嬉しいです。 ———————————————————————————————————— 多くの日本の人へ、 もう、私達が誰かの活動を賛成したり献金をしたり、ヒロシの活動をただ協力するだけでは、はっきり言うけど何も変わる事は、ありません。もちろん、末端で苦労している人達の負担を少しは軽くする事が出来るかもしれませんが、この被害の発端である根源の体制は、今後も多くの苦悩、被害者、死者を産み続けるでしょう。 現状に於いては、一人一人が自分で狼煙をあげて行く必要があり、その一つ一つの狼煙が協力し合い、大きな渦となる流れを作る事が必要です。志と愛がないと、私達自身が生み出したこの巨悪な矛盾と欲は広がり続け、早かれ遅かれ、直接自分自身に降り掛かっている事を実感した時に、我慢という姿勢だけを続けてきたなら、そしてたまに何かに賛同をしていただけでは、なにも変わる筈もなく、それらの姿勢はある意味で巨悪を助成してるだけでもあると気づく事では、時既に遅しなのです。 ヒロシが、なんでこんなに、頑張っているかと言うと、皆が一人一人がその事を自覚して、一人一人で狼煙をあげるきっかけになり、その狼煙が集まり大きい渦となり、この国の舵取りが人を大切にして愛のある未来のある国、社会、家族であって欲しいからです。 明治維新どころではなく、この国の歴史で一番大きな分岐点に、今を生きている事を理解して下さい。人は何でも出来ます、自分で線を引き不可能だと決めつけなければ。目を閉じず、口を塞がす、思考を多いに無限大に広げ、自分が何をするべきか、どの様に今を生きるかを、即熟慮し、待った無しで始動する極限の事態であると、私は思っています。 今日本の舵取りや根源の酷さは、表面化しています。これは、大きなチャンスでもあります。決して、災害や原発事故のおかげだといっているのではありません。ただ結果として、舵取りの酷さの露出は歴史的にも稀にみる状況です。 先ず、この国を良くしようとするななら、彼らのような政治家を選出しない事、全員入れ替えの気持ちで、各地域で皆の信用する志がしっかり前を向いている人間を、教養や政治家歴なんて関係なく、逆に多様な職種の人でも、ホリステックに物事をとらえ根源に愛のある人を選び、国会に送る。一人ではなく、全国全てで、もちろん党なんてありませんし、属す事は党というモルモット育成団体ではなく、各自の良心に属す事だけです。そして、大多数を国会で取ったときに、全てを変えられます。愛と未来のある私達の一人一人を大切にする、あたりまえの、舵取り。役人政治は終え、議員が何千万円も給料を取ると言う事もなくし、議員は特権階級ではなく、国民の平均の給料があたりまえ。もちろん、各所で甘い汁だけをすってきていた人達は、大変な反発をするでしょう。でも、原発も同じでそもそもそれがある事自体、未来の無い道なのです。 無理に無理を重ね、矛盾に矛盾を重ね、嘘に嘘を重ね、大金に心を売り、このような社会に何の夢や希望や愛を産むのでしょうか。 次の選挙に向けて、皆で用意をしましょう。因みに現行では300万余の金額が立候補するだけで必要です、それに選挙費用を足すと数千万にはなります。これもおかしいでしょう。まさに、党のモルモットで金欲に溺れた人しか出れない。これも変えましょう。大きな視野をもった行動が一人一人に求められています。 物事を箱の中からの視線だけなく、自分の居る箱を外からみる俯瞰の目が大切です。どうします、やる気ありますか? ヒロシの活動を本当にサポートする事とは、一人一人が世の中を良くするために自立して、行動する事です。それは100人中99人がそっちを向いていも、自分は違うと思ったら、一人でも自分の正しいと思う方を向き歩む事です。もちろん、火の粉も降り掛かります。そこで、やけどをするのが嫌だから、自分の良心に反し、99人の向きに何となく寄り添うとしたら、今の日本の状況はあなた自身が生み出した膿です。 Toshi Kazama

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