日別アーカイブ: 2011年11月4日

beautiful songs from Donegal

11月4日 金曜日 晴れ 明るい話題でも。 山から帰ったら、アイルランドはドニゴール在住のシンガー・ソングライター、Ian Smithから新しいアルバムが届いていました。前回と同じく、ドーナルの弟、マナス・ラニーのプロデュースです。 僕は彼の地で、イアンにたっくさんのことを教えてもらいました。あちこちのディープなパブに連れていってくれ、僕はミュージシャンとしての腕を磨きました。故フランキー・ケネディー(アルタンの創設メンバー)を偲んで行われる年末の由緒正しきイベントで歌えるように手配してくれたのも彼。何よりも、僕がドーナルやシャロン・シャノンを迎えて「the homes of Donegal」をカバーできたのも、彼がこの曲を教えてくれたからです。 12月にリアム・オ・メンリィと相馬を訪れますが、震災後、僕を心配して、多くのアイリッシュが連絡をくれました。「お前、大丈夫か。いつでもドニゴールに逃げてこい。みんな歓迎するよ」。多くはそんな内容でした。彼らの「情」の深さ、そしてコンパッションにいつも心を打たれています。 ところで、相馬から「オブラディ・オブラダ」を施設の子供たちと演奏して欲しい、とリクエストが来ました。いつも音楽祭で歌っているのだけれど、今年はそれが開催できず、モチベーションが上がらないのだと。おー、よろこんで。ところで、この曲は施設の長である佐藤さんの作詞なんだけど、読んだだけで涙っつーか、なんつーか、その、是非リアムも参加してもらって、子供たちと音楽で繋がりたいと思ってます。 ———————————————————————————————- 僕は相馬、好きだよ(作詞/えんどう豆 佐藤定広) 1. 梅雨の開ける相馬に、旗がなびくよ 野馬追の法螺の音、街に響くよ 城に集う武者たち 風が騒ぐよ 街の人は千年、守ってきたよ みんな思いつないで、誇りをもって 君と暮らすこの街、守りたいんだ 僕は相馬、好きだよ どこに居たって なつかしいふるさとの 温もりがする 2. 宇多の流れ 清く 松川浦へ うまいホッキと魚  食べにおいでよ 海は青く 鹿狼の 山は緑に、 子どもたちは遊ぶよ 自然の中で つらいことがあっても  諦めないで みんなでつくろうよ ぼくらの街を 僕は相馬、好きだよ いつの日だって きっと元気な君、できるはずだよ。 3. さくら咲く馬陵の 城を歩けば ひばり空を高く、さえずる街よ 冬が来て鹿狼の 山に光が 灯る頃に君は 帰ってくるよ 子供たちの瞳に 映る明日は 未来見つめ 夢にあふれているよ 今は君と別れて、暮らしていても … 続きを読む

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