Search
-
LIVE
-
-SPC 25th Anniversary-
50/50(山口洋+古市コータロー)『俺たちのこれからはある意味予想通りで、最高としか言いようがないな。』8/31(水) 吉祥寺Star Pine’s Cafe -
山口洋 (HEAT WAVE)
solo tour “Still Life with my GTR 2022”9/10 (土) 金沢 メロメロポッチ9/11 (日) 高岡 CAFE!!ROCK!!LIVE!!VOL.509/16 (金) 豊橋 HOUSE of CRAZY9/18 (日) 長野 NEONHALL10/20 (木) 京都 拾得10/22 (土) 岡山 BLUE BLUES10/23 (日) 広島 ヲルガン座10/29 (土) 水戸 Jazz Bar Bluemoods -
G.Yoko “バードハウスへようこそ” 2022 完結篇10月5日(水) 横浜 THUMBS UP
-
オハラ☆ブレイク'22秋10月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝) 福島県 猪苗代湖畔 天神浜
-
焚キ火ノ音 -TAKIBI MUSIC FESTIVAL 2022-11月5日(土)・6日(日) 江東区立 若洲公園キャンプ場
-
-
WORKS
HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
詳細/購入はコチラ »
2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
特設ページ »
日別アーカイブ: 2011年11月11日
東京ドームにて
11月11日 金曜日 雨 オーディエンスが100人と5万人では何が違うのか。それぞれに良さがあって、それぞれに難しさがある。大切なことは「代打がいない」ワン・アンド・オンリーの存在でいなければならないってことで、そういう意味で、出演者の皆さんは圧巻だった。云うまでもなく、誰ひとり「代打」が居ない。随分昔の話だけれど、とあるプロデューサーから「君のパフォーマンスは東京ドームでは通用しない」と云われたことがある。彼が云わんとしていたことは、この規模になると「演じる」要素がなければ、伝わらないと云うことだ。僕はそんな日が来ることを想像していなかったし、バカみたいに、自分たちのパフォーマンスを磨くことだけ続けてきた。それが通用したかどうかは、観た人の判断に委ねるとして、場所が何処であれ、自分たちが信じてきたことをやる。そのような(チャレンジしがいのある)空間を与えられたことに、心から感謝している。 それにしても。 ひばりさんの歌は世代が三代になろうと、亡くなって23年の月日が経過しようと、圧倒的な輝きを放っていた。想像して欲しいのだけれど、ご本人不在のまま、5万人規模のコンサートが開催されるってことが、どれだけあり得ないことか。それほど、この国には、今こそ、彼女が持っていたエネルギー、生き方、が必要なメッセージだったのだし、開催にあたって、想像を絶する努力をした人びとに最大の敬意を払いたい。 僕らの名誉のために云っておくと、僕と加藤和也夫妻が昔からともだちだったから、オファーが来たのではない。そんなに生っちょろい世界ではない。ただ、これだけは伝えておきたいのだけれど、詳細は書かないまでも、この縁は被災地が繋いでくれたものだ。僕の愛する相馬シティーが。欲や得や政治ではなく、震災を通じて、勝手に繋がっていった縁なのだ。だから、東日本復興支援という冠がついているように、そこに向けて演奏した。願わくば、何かが届いていたら、こんなに嬉しいことはない。 演奏後、僕はひとこと、ひばりさんに向けて喋らなければならなかった。でも、音楽の脳味噌と言葉の脳味噌は別のところにある。だから、ここに云いたかったことを記しておきます。 「ひばりさん。東北の人びとと、この国の未来を見守っていてください。今日はほんとうにありがとうございました」。