日別アーカイブ: 2013年3月17日

福島県相馬市にて

3月17日 日曜日 曇り 久しぶりに家に帰ってきた。 少しだけ時間ができて、ともだちと飲んでいたら、電話がなった。チャボさんだ。明日、相馬でライヴなのは知っていたが、僕がそこに顔を出すのは無粋な気がしたので、大人しくしていたのだった。記憶が正しければ、チャボさんはこう云った。「ヒロシ、来る?」。 どきゅーん。行きますとも。喜んで。問題があるとするなら、明日の早朝に相馬に向かうには少々飲み過ぎていることだけだった。 僕は彼が日本全国で、相馬や僕の話をオーディエンスにしてくれていることを伝え聞いていた。それがどれだけ僕らを励ましてくれたことか。そして、そのライヴがどれだけ素晴らしいものかってことも。一緒に演奏することで、少しでも感謝が伝えられて、何かを循環させられるのなら、こんなに嬉しいことはないっす。 クルマをぶっ飛ばして、相馬に行き、チャボさんと再会した。ライヴはミュージシャンとして目が覚めるようなものだった。そこに込められた情熱も、想いも、愛も選曲もスタッフの力も、何もかも。とても僕が軽々しく語れるようなものではなかった。それは足を運んだ人の特権にしておきたい。僕はあと10年ステージに立ち続ける力を受け取った。すごい人だよ。 チャボさんはいつもより早く会場に入って、オレのために、一緒にやる曲の譜面を書いてくれたのだと。ううっ(嗚咽)。アニキ、でもそれ不要です。アニキから出てくるもの、隣で感じてたら、オレから何か出てきます。たぶん。 「雨上がりの夜空に」をチャボさんと演奏するのは、チャック・ベリーと「JOHHNY B GOOD」を演奏するみたいなものだ。でも、曲とチャボさんの力に引っ張られて、指と身体が勝手に動くのだ。考えなくても。オーマイガッ。すごいね、ミラクルだよ。ふと客席を見やると、総立ちだ。相馬のオーディエンスが素晴らしくいい顔をしていて、ノリノリで、泣けた。音楽の力、すげぇ。 オレたちのアニキはツアーの最終公演地、福島に向けて旅だっていった。その前に、「そうまかえる新聞」のためにインタビューにまで応えてくれた。まったく、何と云ってよいのやら。 オレはもらってばかりじゃ嫌だ。だから、この胸にじわーんと残っているものを更に発酵させて、世の中に循環させます。感謝MAX!!!!!! つーか、小学生みたいな文章ですいません。チャボさんに会うと、クソガキとか小僧みたいになるんよねー。何でだろ。

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