日別アーカイブ: 2014年3月12日

チャレンジャー、その後

3月12日 水曜日 雪 「オマエはアホか」とたくさんの人に云われながら、3日前からスノーボードを始めました。50歳になったのをきっかけに(まさか南育ちの僕がスキーで崖を滑るなんて5年前には考えてもみなかった)、まったく出来なさそうなことに挑戦してみたかったのです。 僕は運動が大好きで、恐怖心もあまりないんですが、横に進んだことがないのです。スキーだって正面から落ちていく訳で、50を境に横に進んでみたくなったんです。そして、またゼロから物事を始められるってのは素敵だな、と思ったのです。ビギナーしか味わえない「何かに」ひじょーに興味があります。きっとそれは真理です。ミュージシャンとしても、いつまでもビギナーの気持ちを忘れたくない。 スノーボ一ドは一見チャラチャラしてるんだけれど、その実とんでもないスポーツだってところに興味があったのかな。スキーよりも確実に個性を発揮できそうなところもね。ルールはオレ、みたいな。僕はスキー、大好きですけど、ちょっと堅苦しいところもある。何だか「型」みたいなものがあるんです。それが嫌い。無茶苦茶でいいから、もっと自由になりたい。今回、とある人物からもたらされた、スキーの奥義はとてもシンプルなものでした。シンプルだからこそ、奥が深いのです。能書きじゃない、少なくとも僕にとっては。 「3日は覚悟しとけよ」という言葉の通り、意味不明なほどコケました。もうおそらく、人生でこれ以上コケることはないでしょう。特に逆にエッジが入ったときにコケ方はアメフトの選手さえ「こんなタックル受けたことがない」とのたもうほどの理不尽さだそうで、一瞬、何が起こったのか不明です。 ガキの頃、喧嘩が強い奴と闘ったときの感触と同じっす。パンチはまったく見えず、気がついたら失神してた、みたいな。おまけに緩斜面の方がよっぽど危ない(ここで解説しても意味ないのでしませんが)ってとこも理不尽さマックス。無駄に根性だけあると、ほんとうに心が折れそうな瞬間があります。 とにもかくにも、3日でおそらく100回くらいコケて、吹っ飛ばされて、首、腕、腰、背中、腰、お尻(僕はお尻に肉がないので、ほんとうに痛い)、太もも、足首、エトセトラ。全身打撲状態です。笑。ほぼ老人。痛いにも程があるぜ、まったく。 でも、折れたり、切れたりしてないんで、ご安心を。

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