日別アーカイブ: 2014年3月3日

忘却とパウダーと

3月3日 月曜日 雪のち晴れ 癒えていくことは、忘却でもあるのかな? 誰かの顔が思い出せなくなって、妙に嬉しいという不思議な体験を山の中でする。 便利って何だろう。 ここでは食事を作るのも一苦労。標高が高いと沸点が低いから、美味しく調理するのはかなり難しい。一見、沸騰しているように見えて、実は指を入れても平気だったりする。でもって、料理器具が貧弱ときた日にゃ、メゲそうなものなのだけれど。自分の反応は逆。どうにか工夫して美味しくしようとする。実際、日本に帰って、何ひとつ不自由のない自分のキッチンに立った瞬間、頭の中にはでっかい ? が 浮かんだりもするしね。便利って、何だろう? だから、愉しい。 自分の足には自信があった。タダのミュージシャンなのに、毎日20キロ走るわけだから。しかし、山で必要な筋肉はそれではなかった。達人に「air chair」なる鍛錬法を伝授されたが(それは10分できなきゃ意味がないらしい)、な、なんと、初日にできたのはたった1分。それは燃えるでしょう。自分を許さないでしょう。50歳。現在、2分半、死ぬほど辛い。 そんな日々なので、身体が日々変化しています。 だから、面白い。 日々、種類の違うパウダーに翻弄されております。まだ去年のレベルに戻れません、ひょっとして老化してる?崖なんて、とんでもないです。舐めたらあきません。修練が必要です。ありがとう、山の神。神って嫌だな、主にしよう。ありがとう。主。その存在はほんとうにいるよ。 だから、生きている。感謝です。謙虚になります。 あなたは何人?と聴かれたら、地球人と応えようと思います。で、英語で何て云うんだろ?誰か教えて。

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