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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
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月別アーカイブ: 4月 2025
静岡へ
4月20日 日曜日 曇り たくさんの反応をありがとう。 こういうときblogを書いていてよかったなぁ、と思います。スタッフからは昨日のお昼の12時にアップしてください、と。どうしてこういうことをやるのかって、そりゃちゃんと説明したいじゃないですか、自分の責任に於いて。 でも、オレ、ライヴなんすよ。泣。 なので、移動中の新幹線で下書きして、ライヴと乾杯を終えてホテルで仮眠。朝6時台の新幹線車中で手を入れて、午前中に家に帰って原稿をアップ。ほっと一息。 インスタも同時にアップしたんですが、みんながblogの文章を読んでくれるのがほんとに嬉しかったっす。今回、ギターを抱えてのカブトムシ移動だったんで、エフェクターにラップトップに重かったんだけど、報われます。ほんとにありがとう。 でもまぁ、好きなことしかやってないとはいえ、あまりにも慌ただしい日々ゆえ、今日の静岡はバイクで行くことにしました。アホなことを思いつくと途端にワクワクしてくるアホ気質。 なので、バイク屋さんできちんと整備してもらいました。疲労も溜まってるんで、ゆっくり時間をかけて楽しみながら参ります。 —————————– HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.3 BLOG先行受付中! https://eplus.jp/heatwave-blog/ 日時:6/28(土)17:30開場/18:30開演 会場:磔磔 受付期間:4/12(土)12:00~20(日)23:59
たいせつなお知らせ、LIVE1995~2025開催 !!!!!
4月19日 金曜日 晴れ 今日はたいせつなお知らせです。長くなるけど、ぜひ読んでください。事の経緯を永年サポートしてくれているファンのみなさんに伝えておきたいので。 ———————————— 普段、振り返るという行為をまったくと言っていいほどやりません。過ぎてしまったことに興味がないというよりは、振り返っている暇がないというのがほんとうのところです。それゆえこれまでのアニヴァーサリー企画はすべてスタッフが考えてくれたものなんです。 ところで。HWのイベンターはデビューからずっとわき目もふらずにSOGOが務めてくれています。そこにYという今や組織の重鎮が居るのですが、彼は30年前のHWのライヴ(アルバム1995のリリース記念ツアー)が初仕事でした。その時、やっぱりこの仕事は向いていないと感じて、このライヴを仕切り終えたなら、田舎に帰ろうと思っていたんだそうです。 果たして、そのライヴを体験して、急に気が変わった、と。「この仕事を続けたい」と。以来30年、彼はいろんな現場を体験してきました。ライヴハウスからドームまで。でも、彼にとってエポックメイキング的であった「1995」を30年後に実現させることはとても意味があるから、30年間支えてくれたファンのためにぜひイベントをやってほしい、と。 近年、思うのです。やりたくないことはぜったいやらないけれど、若手からのオファーだったり、信頼している仲間のアイデアには間違いなく一考の余地がある、と。前回のツアーのアコースティック・コーナーしかり。一番若いスタッフのアイデアです。進言には意味があることが多いんです。 で、正月明け、Yに会いに表参道まで出向き、彼の並々ならぬ想いを受け止め、しばし考えました。 1995年は震災があり、街にサリンが撒かれ、高度成長を続けてきたこの国が決定的に斜陽に傾いていくきっかけになった忘れられない年。戦後50年でもありました。ソニーからの最後の作品になった「1995」。年号をタイトルにすることにはなんの躊躇もありませんでした。その直感は今でも間違っていなかったと思います。作品という確かな道標を記しておきたかったのです。 バンドもまたズタズタでした。渡辺圭一が「ターザンになる」と言い残してアルバム制作途中に脱退。サポートメンバーとプロデューサーである佐野元春さん、そしてスタッフの力を借りてなんとかアルバムを完成させました。 それからの30年。それぞれの30年。いろんな想いがあります。そして昭和100年、戦後80年の今年に「1995」からの30年の想いをイベントに託すのは、バンドにとっても、オーディエンスにとっても、スタッフにとっても意味があることではないか、と思い至りました。 Yのアイデアを受諾しました。2daysです。 初日は「Bring the HEAT ~情熱と感謝の日~」と題して、これまでの30年の感謝を伝える日にしたいと思います。アルバム制作中途でいなくなった渡辺圭一に責任をとってもらいます(冗談)。TOKIEとは感謝をこめて未来を奏でます。スペシャルゲストはあまりにスペシャルゆえ、発表をお待ちください。このお方がいなければ「1995」は存在し得なかったのだから。オファーをすぐに快諾していただき、とっても嬉しかったです。その他にも普段あり得ないゲストの参加を考えています。 2日目は「Make the WAVE ~未来へ波を起こす日~」と題して現HWで「1995」の楽曲を。そして新曲群を演奏することでこれからの30年を想豫していただければ、と思っています。 もうひとつ。ソニーから「1995」を2枚組にして、アナログで発売されます。音の監修には当時のエンジニア、ソニー録音部が誇る森岡徹也さんと僕が全面的に関わっているので、安心してください。テスト盤を聴きましたが、外周に収録された「満月の夕(シングルバージョン)」を聴いて、自分たちの仕事がまったく間違っていなかったこと、1ミリも色あせていなかったことに、とても力をもらいました。超絶、いい音です。 みなさんのそれぞれの、そしてこれからの30年。ぜひ、足を運んでくれたら、と思っています。26日から先行チケットの受付がはじまります。どうぞ、よろしくね! ———————- 以下、オフィシャルな文言です。 『1995』発売30周年ライヴ開催!初のLP化も決定 2025.04.19 UPDATE HEATWAVEのアルバム『1995』がリリースされて今年で30年、その発売日となる8月21日、翌22日に2デイズライヴを開催。 4/26(土)正午より最速先行の受付をスタートします。 さらに、初となるLP化も決定。 ボーナストラックを加えた2枚組仕様として8月6日(水)にリリースされ、本公演の会場でも販売します。 それぞれの30年に感謝を込めて、これからのHEATWAVEをお届けします。 … 続きを読む
豊橋へ
4月18日 金曜日 曇り 今日は豊橋へ。諸事情で久しぶりにギターを担いで参ります。コーヒーを飲んで、これから新曲の練習です。 ところで、昨今の米騒動。言いたいことは山ほどあるけど、今日は言及をやめておきます。どれだけ農家を振り回せば気が済むんだって。ちょっとでも関わってみたらわかります。それがどれほどの作業かってこと。そういう努力のおかげで僕らは毎日ご飯が食べられているってこと。 そんな努力がきちんと報われる社会であってほしいし、その対価としてお金が循環してほしいとこころから思います。 と、思ったのも、映画、侍タイムスリッパーのデラックス版が今映画館で見ることができると教えてくださった方がいるからです。監督が米農家でもあり、作品の成功を「個人的な百姓一揆」と表現したからです。 サブスクでも見ることができるんだけど、ぜひ映画館に足を運んでほしいのです。何度も書いてるけれど、ほとんどの場合、サブスクは音楽や映画を殺します。利益の分配がまったくフェアではないのです。せめて単行本が文庫本になるくらいのタイムラグは設けてほしいと思うのです。 安さの陰で、一方的に誰かが泣かされている図式にユーザーも気づいてほしいと思います。 明日、正午に告知シリーズの最後を飾る発表をします。行き帰りの新幹線車中はその時間に充てます。楽しみにしていてください。 ――――――――――― HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.3 BLOG先行受付中! https://eplus.jp/heatwave-blog/ 日時:6/28(土)17:30開場/18:30開演 会場:磔磔 受付期間:4/12(土)12:00~20(日)23:59
Recording day#016、ベースを弾く
4月17日 木曜日 晴れ 今日はベースを弾く日。屋台骨を最後に録音するって方式はビートルズから学びました。ポールがピアノを弾くときは必然的にそうなる(ジョンが6弦ベースを弾くこともあるけど)ので、グルーヴを決定づけて、なおかつ彼は納得するまで何時間もかけてフレーズを創っていたのだと。 気になる人は名曲「ペニーレイン」の出だしの数小節のベースを聞いてみてください。ド頭のフレーズなんて、常人はぜったい思いつかない。笑。すごすぎる。 なわけで、HWもビートルズ方式でベースを録音。使う楽器もヘンなベースが好きなので、バイオリンベースとかビザールものとか。でも今日はなんだかしっくりこなかったので、家人のヴィンテージものを勝手に借りて、ビル・ワイマンになりきって弾きました。ほんとにね、タイミングをわずかに前にするとか、後ろにするとか、数ミリsecの話だと思うけど、それでノリはぜんぜん変わります。いかに弾くかってベースが全盛だけど、ベースの凄さって弾くタイミングと音符の長さです。だいたい好きなベーシストはフラットワウンドの弦を張ってます。伸びないんです。音が。伸びると音符の長さをコントロールするのが難しくなる。 ちなみにこの曲のベースなんて、どう弾いてるのか未だに解読不能。当時のmonoのシングル盤がいちばんベースがよく聞こえるんだけど、これを歌いながら弾いてるなんて、ほんとにどうかしてる。笑。 この曲がリリースされたとき、わたすは中学一年だったんだけど、シングル盤を買うお金がなく、ラジオから流れてきた音だけでベースの音を全部覚えて、ベースラインを口づさみながら通学してました。てか、ミックスも歌よりベースの方がでかい。笑。ほんとにこの人とんでもない。 かように音楽って深堀りすると面白いんです。 でね。鳥が最初に見たものを親だと思うらしいじゃないですか。初めて親に買ってもらったレコードが10歳のときの「Let It Be」なんです。もうほんとにアホみたいに毎日聴いてました。だから、ポールがフィル・スペクターのプロデュースがtoo muchだって言ってても、僕はあのアルバムが親だと思ってるから、後に「naked」を聴いてもピンと来ない。笑。 なんと言っても、これにジョンがいて、いい曲を書くジョージがいて、唯一無二のドラムを叩くリンゴがいるわけです。そりゃ、すごいはずだよね。 今年はあらためてビートルズにむっちゃ影響を受けました。彼らのやったことに、その後の音楽のすべてがあると言っても過言じゃないです。いちばんの影響は曲が短くなったことかな。笑。前だったら、どうしても削りたくない歌詞を優先させてたけど、バッサバサと切ります。これは自分の中で高田渡方式と呼んでます。笑。削った分だけ生き残った言葉に重みが出るんです。多分。 てなわけで、明日は豊橋。何度も書いてますけど、残席たくさんあります。今日はレコーディングは休んで1日リハーサル。人前で披露していない新曲が10曲くらいあるんです。なので、明日は初披露しようと思います。ファーストタッチをぜひ。同時にリクエストも遠慮なく。 ――――――――――― HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.3 BLOG先行受付中! https://eplus.jp/heatwave-blog/ 日時:6/28(土)17:30開場/18:30開演 会場:磔磔 受付期間:4/12(土)12:00~20(日)23:59
Recording day#015、追い込まれて、人は真剣に生きはじめる
4月16日 水曜日 晴れ 過日。 もうバンドでアルバムを出すのはこれが最後「かも」と伝えたなら。理由はまぁ、かかった経費をまるで回収できないってことがいちばんの原因。つまりCDが「終わったコンテンツ」になったがゆえ、売れないから、製作費もかけられない。すべて悪循環の中で、なおかつ動画まで作って、宣伝せざるを得ない。んなもん、無理なもんは無理。そういう話です。 でも、こうも思うのです。我々はアルバム文化で育ってきた。ガキの頃の2500円は今のわたすがフェラーリを買うような感覚だったけれど、月に一枚、汗が滲んだお金で買ったアルバムで僕らは音楽に育てられたから。せめて、生きてる間くらいはその恩を返したい。循環させたい、と。 そうなると、次々にアイデアが湧いてくるわけです。苦笑。これはたぶんわたすの言葉だけれど。 “追い込まれて、人ははじめて真剣に生き始める”。 なんだか覚えがあるぞ。そうだ。30歳の頃、ひとつめのレコード会社をクビになって、事務所は自分で辞めて、なんでもない人に敢えてなってみたとき。オレは日本の音楽界に必要とされていない、と。ならば外国に行くか、ミュージシャンを辞めるか、どっちかだな。そう思ってました。なにも湧いてこなかったら、そうしようと。 ところがどっこい、湯水のように湧いてくる。「Tokyo City Man」の楽曲はそのような状況で書かれました。その時、音楽家にとっての財産は楽曲でしかないと気づいたのです。間違いがあったとするなら、次のレコード会社と契約したところまでは良しとして、その時点NO REGRETS社を設立して、独立すべきでした。気づくのが10年遅かった。そしたら、今ごろどこかの山中に古い機材に囲まれたいつでもクリエイトできるスタジオを保有していたと思われ。ははは。 それもまた人生。 話を戻します。まぁ、とにかく2025年は自分の持っているポテンシャルをすべて出し切って、朝から晩まで後悔なく生きる。早朝に作曲、昼間はレコーディングに費やす。空いた時間に身体を鍛えて、週末は演奏の旅に出る。残りはすべて雑務。じっとしてるのは食事のときだけ、みたいな。 まぁ、でも。アイデアがあるんだからしょうがない。まだわたすは負けを認めません。可能性がある限り、諦めるっつー言葉はわたすの辞書にはない。 この数ヶ月ビートルズを聴き続けた意義は。彼らの黎明期におけるパイオニアとしての偉業の数々。と、考えると、アルバム文化が潰えるって意味では今もまた黎明期だと思うのです。サンプルケースがない。だからこそ、帰りの燃料を積まずに船出すんのがロックンロールだろ、と。笑。 そんな気持ちでいます。 昨日、創っていた音楽がドン詰まりで。はて、どうしたものか、と。伝家の宝刀グレッチ・カントリージェントルマンを弾いたなら。ものすごいインスピレーションの波が降りてきて、ワンテイクで解決。我ながら、すごいなと感嘆。この興奮をちゃんとパッケージできたなら、僕らのファンは「今を生きることの可能性」を見つけてくれると確信したのです。 あとは、どう売っていくのか。そこまで考えるのは正直頭痛いけど、やるしかないのです。まだNeveのあるスタジオが現存してる。まだ闘いようはある。 さて。週末は豊橋、静岡へ。豊橋は思いっきり残席あります。この公演から書いたばかりの新曲を追加投入します。そのファーストタッチをぜひ体験してください。リクエストも引き続きどうぞ。 —————————– HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.3 BLOG先行受付中! https://eplus.jp/heatwave-blog/ 日時:6/28(土)17:30開場/18:30開演 会場:磔磔 受付期間:4/12(土)12:00~20(日)23:59
Recording day#014, Something in the air
4月15日 火曜日 晴れ 今取り組んでいる極めてアナーキーな録音方法を確立することができたなら、死ぬまでアルバムを創りつづけることが可能「かも」しれないと、少し希望を持っています。売る方法の確立って問題はとりあえず脇に置いておいたとしても。還流しないと続かないことなので。 もしくは、リズム隊の音をいただいたなら、ライヴ活動を一切やめて阿蘇に還ってそこで集中して仕上げる、とか。まぁ、できるだけのことはやってみます。 今回は曲を書きながら、仕上げながら、ソロツアーをやりながら、アルバムを創っているので、ほとんど新曲しかやらないみたいなライヴをやってるのですが。でもね。たとえば、僕が好きなミュージシャンのライヴに行ったとするじゃないですか。先日のM.Wardだって、やっぱり知ってる曲をいい演奏で聴かせてくれると、この人好きで良かったなぁ、と思うわけです。聞き手として。なので、すべてに応えることはできないけれど、ソロツアーだって、少なからず遠くからやってきてくれる人もいるわけで、コメント欄に「ライヴ会場、リクエスト曲、その理由」を書いてくれたら、セットリストを考える際に考慮してみます。当日だともう旅に出ていて、対応が難しいので、前日までに書いてくれると嬉しいっす。 ずっと同じ楽器を使い続けてきたけれど、近年いくつかアンプを買いました。それらにはラインでそのまま信号を送ることができる回路がついています。僕の使っている骨董品レベルのものはマスターボリュームさえついていないので、本気でデカイ音を出すしかないのですが、近年のものはアンプがドライブしたままの音をラインで送ることができるんで、このような録音環境には適していて、「Still Life wth my GTR」なんかではよく使いました。 でも。 今回はバンドの録音なんす。もちろんすべてマイクを立てて録音されています。どうしてもNeveのコンソールで録音したかったので、それが現存しているスタジオを選びました。Neveはまじで「1995」以来かも。これまでドラムはいちばん広い部屋で録音していたのだけれど、今回Neveはあるけど、広い部屋がない。なので、HW的に初めてドラムをブースに入れました。これはどういうことか、というと、アンビエントがなく、ドラムがドライな音になるってことです。 説明むずいけど、これもまぁ、チャレンジなんです。そして曲は極力シンプルに短くしようと考えています。 で、話を戻すけど。近年のアンプのライン録音。バンドにはまったく使えなくて笑ってしまいました。どうしてって、すべて「Something in the air」としかいいようのないものをマイクで拾っているからです。生々しくて、まったく音が混じらない。笑。やっぱり我々はどこまで行っても旧式のやり方で最新のものを創ろうとしてるんだ、と再確認したわけです。 ギターアンプなんてスピーカーからマイクまでの距離なんてわずか数センチなのに。でも、そこにある「ディスタンス」と「空気の振動」が重要なんです。あらためて。 そんなわけで、今日から僕のスタジオでは爆音でグレッチが鳴っています。シャッターを閉めて。ははは。近所のみなさんごめんなさい。 —————————– HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.3 BLOG先行受付中! https://eplus.jp/heatwave-blog/ 日時:6/28(土)17:30開場/18:30開演 会場:磔磔 受付期間:4/12(土)12:00~20(日)23:59
1995-2025
4月14日 月曜日 晴れ お楽しみに!詳細は後日。 —————————– HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.3 BLOG先行受付中! https://eplus.jp/heatwave-blog/ 日時:6/28(土)17:30開場/18:30開演 会場:磔磔 受付期間:4/12(土)12:00~20(日)23:59
思考と創作の間で
4月13日 日曜日 雨 世界が一握りの狂人たちによって変容し続けていくのを、物心がついたときからずっと見せられてきて。悔しいから「絶望した」とは書きたくないけれど、そのシステムからは限りなく離脱してやるってことと、最後の一匹になったとしても、自分の考えは変えないってくらいの逆説的エネルギーはもらってるのかもしれないな、と。 どんな手を使ってでも人の上に立とうとするタイプの人間と、スーパー事なかれ主義で、同調圧力の中で生きるタイプの人間。善し悪しではなく、それが人間の本質なのだと受け入れざるを得ない、とするなら、人間社会に未来なんてなくて、惑星が与えてくれた資源を再生することなく、使い尽くして滅びるか、自らが発明したものによって滅ぼされるかか、殺し合って滅びるか。そのどれかに帰着するしかなくなるんだろうな、と。 目の前の信号を尊守してる時点で、「飼われている」という感覚は消えません。むろん、わたすも大人なので、クルマに乗っていて、赤信号で止まらないなんてことはない。そういう意味じゃなくて、無意識に「赤信号 = 止まって当然」と思考停止するのが苦手なだけです。社会にルールやマナーは必要だけれど、他人が作ったルールが正しいなんてことは100%ない。 若い頃NYに渡ってびっくりしたのは、どんな個性も受け入れてくれること、個性があるのが当たり前なこと、歩行者が信号を守らないこと。なるほど、どう考えても安全なときに「自己責任」で信号を守らないって判断があるのか、と。その発想は親から子へ受け継がれるわけです。 電動アシストつき自転車に買い物満載、3人乗りのお母さん。ほんとにタフで偉いと思うけど、あれだけは免許制にした方がいいんではないか、と思う。まれにメールしながら運転してたりして、こっちが青くなる。危なすぎる。クルマに乗っていて、挙動が怪しい車は一気に追い越すに限るけど、たいていは携帯を見てる。んなやつに巻き込まれたくないよね。そういう意味では人間はアホだから、規制は必要なのかもしれない。 スノーボードから学んだことは。危険を知るってこと。能力以上のことをやったなら、100%怪我をする。てか、死ぬこともある。その見極めを誤ることなく、危険を回避して、与えられる歓びを享受すること。 日の出町からミッドタウンという望まなかったコントラストはわたすの感受性にそうとうな刺激を与えてくれた。だから、今は新作に手をつけずにいる。なにが正しくて、どうしたらいいのか、見極めている。そんな時間だって必要。 ある日、PCだけを残して、携帯を捨てる可能性がある。もういいではないか、と思う。書かなかったけれど、今年に入ってずっと右手が痺れてる。ありとあらゆることをやったけど、改善しない。ある日、気づいた。首だ。いつもの首だ。笑。新作を作ってるからコンピュータの前に居すぎるのだった。かように人生はアイロニック。 だから、しょっちゅう作業を中断して筋トレ部屋でストレッチをする。 そんな日々。 世界が狂っているように、わたすが正しいなんてことは100%ない。ただ、わたすはチャレンジャーなので、自分で考えた生き方を貫いてみようとする。それゆえ、派手に失敗もやらかす。それは包み隠さず、ここでお伝えする。なので、人体実験の結果として、参考にしてくれたなら本望。 ひとつのサンプルケースとして。アーメン。
ブレードランナーの迷宮
4月12日 土曜日 雨 偏見も含んだ上での個人の感想だと思って読んでくれたし。 某ミッドタウンにそのレコード会社はある。その建物の名前を聞いただけで、若干気が滅入る。そこに某ハコがあったりして、出演したこともあるのだが、わたすの身体はわたすのスピリットよりもっと正直で、苦手なところにいくと、すぐにお腹が痛くなるという反応を示す。 百貨店の一階にある化粧品売り場とか。てきめん。3分持たない。あの人工的な臭いの集積と光が耐えられない。 昨日の日の出町は良かった。アートが猥雑なpeopleの側にあったから。誰も儲かってなさそうだったから。それでも、タフにみんなが生きていたから。それがartの本質だと思う。金満企業の税金対策である美術館を好きになれないのは(まぁ、たしかにそのおかげで大好きなゴッホの本物を体験できたりもするけど)それが理由。 誰になんと言われようと、それはオレの本能が感じることで、実際にお腹を壊すんだから、もうしゃーない。笑。どうしようもない。 で、まぁ。その。近日中に発表になるけど、そのレコード会社からリリースした作品が30年の時を経て、ってことで取材を受けるわけです。 隔世の感。 その部屋にたどり着くまでに、なんだかよくわかんない識別票みたいなものとバックステージパスにQRコードついたようなものを持たされ、数々のチェックゲートをくぐり抜けて、到達するわけです。 その迷宮から東京の街を見下ろして。オレの中ではもはやブレードランナーを超え。ニンゲンってすげー。欲望ってすげー。でも1ミリも憧れねぇ。って思うわけです。 でも同じ国で、未だに汚染された土をどこに捨てるか、責任をなすりつけあってんだぜって。あそこで作られた電気で、ここはピカピカしてるんだぜって。思う。 遠いところまで来たなぁ。 その場所からほど近い、青山のツインタワー。時は1989年。会社の長は丸山茂雄さんという伝説の人物。「お前らで金を儲けようと思ってないから、5年間、思いきり好きにやれ!」。それが契約した理由。笑。彼は途中で出世していなくなったけれど、その言葉を守ってくれたことに永遠の恩義を感じている。それとHWのために身を粉にして力を尽くしてくれた仲間たち。忘れたことはないよ。 インタビュアーが旧知のともだちでよかった。じゃなきゃ、ここにいることが耐えられなかったと思う。 音楽はどこに行くんだろう? 少なくとも、この軍門を通るのは今日が最後だと想いながら、建物を出た。 でも、教えられたのだ。 オレは野に咲くものが好き。いつ淘汰されるかわからないのに、懸命に咲いているものが好き。だから、その花のためだったらなんだってできる。そういう生き方がしたいし、そんな人間でありたい。 ともだちが遺した歌を帰りしな頭の中で仕上げる。おかげでいくつか言葉が浮かんでくる。 Tomorrow Tomorrow マリーマリー 裸足のマリー 砂と風に抱かれ こげ茶の腕に抱かれ 肌が触れたなら 借りてた想いを返し 空よりも自由になる 心から好きなものを信じて マリーマリー 人が気づく 100年も前から 化粧をやめた君は 石鹸の匂いがする そっと夢を抱いて 花を飾りにいこう 心から好きなものを信じて 罪を祝おう 二人の夢を鳴らして ファンファーレ そばかすさえ 星に見える 焚き火の中で … 続きを読む
タッチ
4月11日 金曜日 曇り Recording day#014。音を盛りすぎないように、じわじわと。家内制手工業だけど、大胆に。気をつけなきゃいけないのは思考の迷宮に入らないこと。適度な客観性を保つこと。たったひとりの作業ゆえ、一歩づつ進むしかないのです。 夕方。横浜の日の出町でとあるライヴの打ち合わせ。近くに住んでおきながら、こんな町があったなんてね。昭和の猥雑さが色濃く残っていて、アーティストに優しい街。大好きだった90年代初頭までのNYのイーストビレッジに似ていなくもない。ふらっと再訪したし。 夜。日の出町駅のすぐそばにある、歴史あるシャンソン(!)小屋でM.Wardを体験。いい感じに満員。期せずして、真城めぐみ嬢、カーネーションの直枝さん、それにオレの3人で並んで観る。笑。演奏しないってことは、こんなに音楽を楽しめるのか、と全員で笑う。 声を発した瞬間に、あ、あの声だと。ほぼ喋ることもなく、淡々とライヴは進むのだけれど、音楽の「タッチ」としかいいようのない領域がとても素晴らしい。一人だけれど、ちゃんと独自のグルーヴがあるし。前半部分のギターのチューニングは直枝さんとオレにも解読できず。独自の和音で名曲の数々が成り立っていることにインスピレーションをもらう。 市井の有志イベンターによって招聘された小さなコンサートはストレスフリーだった。夕方に訪ねた日の出町のアートスペースのご家族も「面白そうだから」とライヴに来られてた。そういう街のリレーションもまた素晴らしかった。音楽を中心にいろんなことが成り立っていることが。 金沢や富山。残席のある彼のツアー。ぜひぜひ、足を運んでみてください。その街ならではのまた違う風景を見せてくれると思うんです。 話を戻すけど、横浜、奥深いっすね。進駐軍とか、赤線とか、ヤクザとか、ずいぶん風景を変えたとしてもその歴史を肌で感じるのです。今日はミッドタウンで取材なんだけど、そのギャップにたぶんわたすは振り回される。憂鬱です。取材が憂鬱なんじゃなくて、あの場所が。そんな意味じゃ、あの街でM.Wardを体験できたのが素晴らしかったな。 帰りの電車もね。ありとあらゆる人たちが携帯を見ていて、世界はいったいどうなっていくんだろうと不安になったっす。ライヴ中に写真を撮るのも(アーティストが今日は許可してたけど)できればやめてほしい。せっかくの風景が見えなくなるから。歌は心に刻んでほしい。あなたの携帯にはなにも写ってやしないよ。