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善きものを宇宙に放つ

5月25日 日曜日 雨 見限る。場合によっては決してネガティヴでもセルフィッシュなことでもない。 もう充分すぎるほど大人だし、大抵のことは許せる。過度のわがままを個性として受け入れることもできる。争いは好まないし。 でも、呆れが臨界点を超えたとき。限界は静かにやってくる。 相手を変えるなんて不遜極まりないのだから、そっと自分が離れればいいだけです。 それが「見限る」ってことかな。前向きな意味で。 なんであれ。人生は修行で、思っているよりは遥かに短い。 優しい人は強いんだけど、まぁ酷い目に遭ってるなぁ、とは思うんです。でも、その酷さがまた自分を育ててくれるわけで。笑。またひとつ、強くしてくれてありがとう、って。そう思えばいいのかな。 にしても。人ってほんとに酷い。笑。まともに受けるとこっちが病んでくるので、地球にアースしてもらう方法を覚えました。はい。思い当たる人はちょっと強めに運動してください。わたすは「根に持てない」O型なので、きっつい運動をするとすぐに忘れます。なにが許せなかったのか、もう思い出せない。とにかく負のものを長時間身体に溜め込まないことです。あなたはなにも悪くないんだから。 庭に今年もまたとある花が咲きました。雨に濡れて、風に吹かれて、とっても愛おしい。あんな風にエゴをなくして生きたい。咲くタイミングをこちらがまったくコントロールできないのが素敵すぎる。 誰かの苦境のヒントになれば、幸いです。   いろいろあるけど、それもまた人生。   長谷川博一さんの歌を早朝から掘り返す作業をひとりで続けてきました。 やっと聞いてもらえて、わたすは嬉しい。彼と僕が理解しあっていたのは「善きものを宇宙に放つ」ってことです。彼が病の床にいてなお、どんな本を読んでいたのか、僕は知っています。世界中の旅先から送った僕の絵葉書をぜんぶ箱に入れてとっておいてくれたのを知ったのは、彼が亡くなってからです。 思い返せば不思議な時間でした。この世にいない人と早朝に交信しながら音楽を仕上げていく作業。 愉しかった。彼もきっと喜んでくれていると思います。 長谷川さん。人前で歌ったよ。あとは作品にするからね。   もうひとつ。「Seize the Day」という本に帰結することができたのは、最初にサイトに原稿を書くことをオファーしてくれたソニーマガジンズの元社長、長谷弘一さんのおかげです。今年の2月に亡くなられました。 わざわざ江ノ島までやってきてくれて、海を見ながら美味しいビールをいただいたときの写真です。     彼がどんな想いでオファーしてくれたのか。それはぐだぐだ話せなくても、瞬時に理解できます。だから、その想いを文章に込めました。長谷さんに届けることができて、ほんとうによかったです。 あの本はもう創れないと思います。ソロツアー用に残していましたがもう100部もありません。気になる人はぜひ、この機会に読んでもらえれば、と思います。 今、気づいたんだけど。長谷川博一さんと長谷弘一さんの名前が似すぎてることに。笑。両者との関わりに込めた想いはまったく同じです。 「善きものを宇宙に放つ」、書けば簡単。でもやるのは難しい。でもやりますとも。お二人の遺志を勝手に継いで。❤️。      

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