ヴァイブレーション

投稿日: 2014年2月11日作成者: Yamaguchi_Hiroshi

2月11日　火曜日　曇り

ネガティヴなものの力は嫌になるくらい知っているので、充分に気をつけているが、ときどき脇が甘いと、どーんと持っていかれそうになる。危ない。いつ刃がこっちに向かって飛んでくるのか分からない。人間の口はときにほんとうに恐ろしい。

ヴァイブレーションとしかいいようのないものは確実に存在する。果たして、その実態が何なのか、未だに良く分からないのだけれど、場所にも人にも空気にもメールにもそれはある。直感と本能に従った方がいい。無理して、長居するとロクなことがない。去った方がいい。

LIFEは意義ある悲劇、そして喜劇。私に云えるのはそれだけだ。

過日、職人の道具を見せてもらった。

出刃もここまでくると、すごいよね。

まな板も。道具はその人そのものだよ。

海老が普通と逆にえびぞってんの、分かるかな？

カテゴリー: 未分類パーマリンク

ヴァイブレーションへの4件のコメント

dbkrt より:

2014年2月11日 11:45 PM

ヴァイブレーションと聞いて、1点書き込みます。数日前みた、映画「Only Lovers Left Alive (Directed by Jim Jarmusch）」は始まって1秒でHWと音的にシンクロし、終始ヴァイブレーションを感じました。311以降はじめてフィクションを見ましたが、荒廃したデトロイトや21世紀という今が、現実とシンクロを何度も起こし、またユニークな設定が、明らかに違う場へ連れていってくれます。LIFEと対峙することと、対峙しない（ずらす）ことの両方に価値があることを数々のジャームッシュ作品から学びます。

返信
Froggy II より:

2014年2月12日 12:46 AM

お年寄りから若返った海老にびっくり！まな板の味わい、出刃包丁。職人さんの使う道具のフォルムにはいつも美しさと、なんともいえない体温がありますよね。とにかく「でば」と濁音がふたつ続くだけで、凄みを感じてしまう自分は…やはりバカだと思いました。はい、撤収。

返信
桃子より:

2014年2月12日 6:15 AM

洋さんと握手させて頂いた時はあったかい波動が伝わります。指の怪我は大丈夫ですか？
今日も冷たい風が吹いていて寒いです。お身体大切にして下さい。

返信
Y. Omori より:

2014年2月12日 11:00 AM

職人さんて、もう理屈抜きで素晴らしいです。
私ごとですが、父が和菓子職人でした。ていねいに心を込めて作る姿勢は、全ての職人さんに通じると思います。
写真から、まな板の感触まで伝わってくる気がします。エビのしっぽが立派でおいしそう。

返信