日別アーカイブ: 2013年7月19日

山の日々

7月19日 金曜日 晴れ 激しい労働をして、峰を走ってヘトヘトになる。するってーとお腹が減ってきて、とりあえず何かを作って、ベランダで原始人みたいに喰う。皿使ってるだけ現代人、食べてるのは餌、みたいな。喰ったら喰ったで、急に睡魔に襲われて、逆いようがないので少し眠る。目が覚めたら、風呂に「んがーっ」と入って、ようやく頭の中の整理をして、浮かんできたアイデアを書き留める。そんな日々です。独りで居て寂しくないのかって、いや、まったく。日に日に元気になりつつあります。 たとえば、ものすごい面積の草を刈りますよね。今だって、無意味に草は刈りたくないです。でも奴らのパワーは半端ないですからね。自然に任せておけば、5年で家は食い尽されると思います。雑草ってのは戯れてみれば分かりますけど、まったくもってニンゲンの都合です。ニンゲンの都合の悪いものを雑草と呼んでるだけで、彼らだって必死こいて生きてるのです。そういうこと感じられるようなニンゲンで居たいです。で、奴らを無慈悲にばっさばっさと刈っていくのですが、刈られたものはいづれ土になるのですね。栄養になるのです。一切の無駄がない。そこに鳥がフンを落としたりして、本当に木が生えてくるのですよ。感嘆しますよ、ほんとうに。 毎回、家に入るのが怖いのです。何が侵入してるか不明ですからね。あんまり書くと、みなさんがビビるので、このくらいにしておきますが、ときどき、あんなものや、こんな生き物が絶命していらっしゃいます。次は僕ってことにならないように気をつけます。だって、誰も発見してくれないし。このblogが1週間くらい更新されてなかったら、よろしくお願いします。なんてね。で、今回は見事な蛇の抜け殻が。するってーと、えーっと、つまり、その、蛇さんが間違いなく家の中にいらっしゃったってことですもんね。「あー、ここ、居心地いいなぁ、えーい、脱皮しちゃえ」みたいな。へへ、へへへ、へへへーーー。 そういうことがしょっちゅうあるので、何事もポジティヴに捉えるように鍛えられます。「えっと、そういえば、蛇の抜け殻が家にあると、いいことあるって迷信なかったっけ?」みたいな。迷信があったのか、なかったのか、それが問題ではないのです。はい。そういう物語を作成することが重要なのです。 たまにね、一生懸命自分のためにシチューなんか作ってですね、すっごい時間をかけて煮込んだりして。そのシチューの中ででっかい蛾が絶命なさってるときの僕の気持ち、分かりますよね?蛾のダシの味を知ってるの人はあまり居ないと思います。つまり、気を抜くなってことなのです。 はい。山から原始人がパンツ一枚でお届けしました。スタジオにお返しします。今日はパンツはいてるだけましー。さーて。ベランダの苔取るぜー。

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