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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
詳細/購入はコチラ »
2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
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日別アーカイブ: 2013年7月27日
プチ遭難 – 踏んだり蹴ったり
7月27日 土曜日 豪雨 尋常ではなかった。雨も雷も。夜通し降り続ける凄まじい雨の音を聞き、雷が漆黒の空をサーチライトのように照らし続けるのを眺めながら、「これは行きすぎとる」と思いつつも、圧倒的な自然の力の前ではなす術もなく。 朝5時になり、周囲が見渡せるようになって、まず俺はここから脱出できるのかどうか確かめることにした。これだけ降ると、山へと至る道はいろんな箇所で寸断される。登りの道は崖崩れでアウト、下る道も同じくアウト。ザ・孤立。がっはっは。俺の人生みたいだ。上等だ。気に入ったぜ。両方を見比べて、道を開くのに容易な方を選んで朝から土木作業。自治体に救出してもらおうにも、おそらくいろんな箇所が寸断されているに違いなく、対応はままならないだろう。救われるのは好かん。save myself!スコップを持って、テコの原理で石をどけ、土砂を取り除き、何とか通行を可能にする。はぁ、これで雨さえ降らなければ、何とか帰れる。そう思ったが、今度はライフラインのうち水道がアウト。うちは天然水をポンプでくみ上げているのだが、水源に近づくと、アラームが巨大な音で鳴っている。どうやら落雷したらしい。自力でブレーカーを解除し、ヒューズを入れ替えたが、ポンプはウンともスンとも云わず。プロに任せるしかなくなった。俺は明日の早朝帰らなきゃならんのだが、水が出なければ、帰りの準備もままならず。 続いて。ここに至って、クルマに違和感。タイヤはランフラット(スペアタイヤがなくても80km/hで200キロは走行できるタイヤ)なのだが、こいつが今までに起こした不具合、数知れず。おまけに在庫は少なく、殆どが関東からの取り寄せ。それじゃ、スペアタイヤを積んでいない意味がないのだよ、まったく。祈る気持ちでタイヤを観ると、やっぱりバースト寸前。ブルータス、お前もかーーーっ。この状態で明日東京への1200キロの道のりを走れる訳もなく。慌てて関東のディーラー氏に連絡すると、やっぱり九州に在庫なし。ディーラー氏、最終兵器として九州で1本だけ新品のランフラットではないラジアルタイヤを購入し、装着。それで何とか帰ってきて欲しいとのこと。ランフラットが万能のタイヤだと思ってるみなさん。あれは万全のタイヤではありません。特に255みたいな極太ものの在庫は関東にしかないので、旅先でイカれた場合、僕と同じ目に遭うと覚悟してつかーさい。「ヒ、ヒロシさん、ミュージシャンなんすか、走り屋なんすか?」。「ミュージシャンで走り屋なんだよ、ばかやろー」。このタイヤの不具合、覚えてるだけで5回目。九州だけでも2回目。おまけにとんでもなく高い。ディーラー価格1本8万円、オーマイガッ。フロントもそろそろ換えなきゃって感じだったんで、全部換えたら幾らなんだよ。みんなね、いろいろ云うけど、帰ったらすぐオレは長野に行かなきゃなんないのよ。仕方ないんだよ。アーメン。今回金額を書いたのも、好き勝手に生きる代償の一例ってことです。早い話が新幹線や航空機で移動すりゃ、こんなリスクはない訳だしね。でも、俺はこんな感じで面倒臭く生きるのが好きーーーっ。(八丈島チックに) いろんな意味でのエマージェンシー。にも関わらずこのblogを書いていられるのは、今ディーラーでソフトバンクにwifi代金490円を払って、タイヤを交換してるからです。今日は金にセコくてごめんねっ。どこまで続く、俺の不幸。今から山に戻って俺の運命はどうなるのか!!!!!!しかーし、こうなってくるとメラメラと燃えてくるのも俺。面倒くさっ。これから雨さえ降らなければ、何とかなる。強く生きれば、叶うのじゃー。 はれひれふれほー。上記の原稿から8時間後。わたくすは今、中国地方某所のホテルに居ます。明日、早朝から関東を目指しマッスル。I’m alive.大して美味くもない焼き鳥と生ビール5杯飲んで、生き返ったぜーーーーーーーーっ。ヒーハーっ。(アイリッシュ風に) 追伸 つーかよー。あんまり書かないけど、山から定期的に写真を交えてblogを更新するのは、やっぱり大変でした。僕んちに光ケーブルが来ていない以上、テザリングでテキストだけ更新して、麓に降りたとき写真をアップする、みたいな。ほんとうに面倒なんすよ。何にも云わないオレも悪いんだけど、都会から添付ファイルが送られるたび、俺っちは麓に降りて、金を払ってwifiに接続する、みたいな。だから今日はね、文章力だけで何とかしてみようと思ったんす。はい、あがいてますよー。でもさ、はっきり云うけど、オレ、blogって言葉がない頃からやってます。もうすぐ20年になるとは思う。でもね、大変なときは大変なんすよ。つまり、つ・づ・け・る・の・が、どれだけ難しいかってことです。オレが好きでやってることです。でもね、何となく分かって欲しいと思うときはあるかなー。イマジンしてくんないかなーと、思うときはある。距離感はいつだって難しい。そして大事。投げ出すのは簡単だから、嫌なのですよ。逃げないことによって得られるものは確実にあるとオレは思うのです。云ってること、分かる?