日別アーカイブ: 2018年8月28日

唯一の後悔

8月28日 火曜日 晴れ 唯一の後悔。昨日の続き。 ひとつめのレコード会社をクビになったとき。事務所もやめて、ただのなんでもない人になってみて。込み上げてくるものがなければ、音楽をやめて、日本を出ようと思っていたとき。 あっという間にこみ上げてきて、TOKYO CITY HIERARCHY、MR.SONGWRITER、BOHEMIAN BLUE、ハピネスなんかを書き上げて、さっさとレコード会社と契約。そこまでは良かったとして。 新しく所属した事務所に不満はない。よくやってくれたし、スタッフも素晴らしかった。ただ、俺は独立するべきだった。あるいは海外に出て、ゼロからキャリアを構築しなおすべきだった。 恐怖に負けた。勇気が足りなかった。ひとり残す母親の存在に後ろ髪を引かれた。それが唯一の後悔。 だから自分のレーベルを興すとき「NO REGRETS」と名づけた。人生に二度の失敗は許されない。チャレンジしなかった自分が今でも嫌い。   イニエスタが引用したラルフ・エマーソンの言葉。 「成功とはなんだろうか? よく笑うこと。知的な人からの尊敬を得ること。子供たちに好かれること。正直な批評家から高評価を受けること。見せかけの友の裏切りに耐えること。美しさを正しく理解すること。他人の良いところを見つけ出すこと。この世を少しでも良くして去ること。それは元気な子供を育て、社会問題を解決することでもいい。そして、自分の存在によって、たった一人でも気持ちが安らいだ人がいることを知ること。それができたら、人生は成功と言える」。   新しい風~ロックンロール 吠えることのない 去勢された犬のように 元に戻れない 茹ですぎたスパゲッティーのように ピースサインを写すだけの 使い捨てのカメラのように 夜明けを待ちわびる 売れ残りのチキンのような日々   八月の渇いた風は海の方から吹きつけてくる 再び地図は破り捨てて 君を頼りに海へ漕ぎだし どこかへたどり着けたなら それがすべてでいいじゃないか 古びたシャツは脱ぎ捨てて 故郷を持たぬ風のように   この胸に鳴り響く 君だけを信じている 新しい風~ロックンロール  

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