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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
特設ページ »
日別アーカイブ: 2024年3月17日
SAKEと私
3月17日 日曜日 晴れ 春の匂いがするね。 とつぜんだけど、学生の頃、酒蔵でバイトしていたことがあります。ともだちの実家が酒蔵で、デザイン能力を買われて、ラベルのデザイナー兼、配達要員という謎のバイト。カタログなんかも作ったっけ。一升瓶が10本入った木の箱(20キロくらいある)を5段重ねでトラックに積んで北九州に配達するとか、酒粕のシーズンは1日中、樽の中に入ってスコップで出荷してる、とか。会社が現存してるなら、オレが作ったラベルもまだあるかもなぁ。 でも、特別に日本酒が好きになることもなかったんです。 2011年から福島と濃厚に関わるようになって、なんつったって酒どころなので、歓待され飲まされるわけです。でもって、飲まされる酒のグレードと量が半端ない、、、。この酒、こんな飲み方しちゃダメでしょ、みたいな。 その二日酔いたるや、想像を絶するレベル、、、、。飲んだオレが悪いんだけど。 いちばん酷かった日はホテルの自室からフロントまで降りるだけで精一杯。そこで生まれたての仔鹿になったまま、どこかに運ばれて丸一日動けない、みたいな。 以来、日本酒を受けつけなくなっていたのです。 ところが、昨年末からほとんど飲まないようになって。体質も変わったんだと思うけれど、今回の「甦る」は稲刈りにも参加しているゆえ、乾杯もしないってのはあり得ない。その道のプロフェッショナルにお燗をつけてもらって飲んだなら。 これがね。アンビリーバブルに美味しかった。土地と、土地の水と、甘さと深さと愛を感じた。芳醇な体験。 かつて世界中旅してきたので、その土地の酒がその場所にフィットしていることくらい知っていたけれど。日本酒がJAPANに合ってるってことを60の齢にして体感したわけです。こりゃ、どえらくとんでもない。土着なんです。← これいい意味でね。 体感すると俄然興味が湧いてくる。鈴木酒造の大介くんが教えてくれることを耳をダンボにして吸収。なので、今、麹と菌ブーム。菌はすごいぞ。その性格、聞いていてまったく飽きない。 SAKEはとっても奥深い文化。オレの3代前のマネージャーは秋田で「山本」って酒を造っています。やつはオレのマネージャーだったときは何の才能も示さなかったんだけれど、酒蔵を継いでからというもの、これまたどえらく素晴らしい酒を造っています。いつだったか、蔵を訪ねたら、仕込み中の酒にビートルズを聞かせてたな。 そんなわけで、考えてみたら3つの酒蔵を体験させてもらってるわけです。でも、それぞれに個性が際立ってる。 もうバカみたいに飲むことはないと思うけれど、晩酌でちょっとだけってのは、ほんとうに豊かな人生だと思うようになったんす。かように旅は固定観念を変えてくれるのが素晴らしい。日本酒の美味さを知らずに死ななくてよかった、とこころから思っています。 今年の「甦る」。半端なく美味しいんで、ぜひ!飲んでくれた分だけ能登の復興に役立てられます。 ————– 昨日、OFFICIAL BOOTLEG、プレス工場より届きました。検聴も完了したので、週明けから急ぎ出荷します。なにせ、本の発送もあるので。このシリーズ、毎年リリースしているのですが、バンドの進化と推移が如実にわかります。今年の盤は「確かに年を取った」おじさんたちが時代に向き合ってる感がよく表れてます。それゆえ、こころを込めてミックスしていますが、修正の類はいっさいやっていません。オレはね、ヘクってるところも好きなんです。ひとたび修正を始めるとあちこち気になって、結果整形美人みたいな音楽になるからね。 わたくすが60歳になった日の実況録音盤。予約販売開始しております。 曲目はすべてリクエストにより構成されています。 オフィシャルストア「カモネギ書店」にて。 OFFICIAL BOOTLEG #011 20231226 (HWNR-034) “Triple Anniversary Tour 2023″ Live at duo MUSIC EXCHANGE (Tokyo) “The Boy … 続きを読む