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山口洋 - TAP the POP初ライブイベント『#音楽愛』2/28(金) 横浜ReNYβ
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ソロツアー『Highway 60~61 Revisited』-SEASON 3-3/6(木) 名古屋:TOKUZO3/8(土) 福山:Cafe POLEPOLE3/30(日) 広島:音楽喫茶 ヲルガン座4/1(火) 大阪:南堀江 knave4/18(金) 豊橋:HOUSE of CRAZY4/20(日) 静岡:LIVEHOUSE UHU4/26(土) 長野:NEONHALL4/27(日) 金沢:メロメロポッチ5/5(月祝) 千葉:ANGA5/10(土) 高松:RUFFHOUSE5/11(日) 高知:喫茶 spoon
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HEATWAVE SESSIONS 2025 vol.13/12(水) 横浜 THUMBS UP
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下北沢CLUB Que & 宮田和弥 presents「弾けば弾けるVol.12」
~宮田和弥|花田裕之|山口洋(HEATWAVE)3/18(火) 東京 下北沢 Que
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WORKS
HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
詳細/購入はコチラ »
2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
特設ページ »
日別アーカイブ: 2025年1月10日
続・テンテコMAX
1月10日 金曜日 晴れ CDが売れないと言われているこの時代に、たくさんのオーダーがあること自体が奇蹟に近いゆえ、ひとつひとつ、ネコ、イヌ、キジ、ドバト、新入りのリスの力を借りて鋭意梱包中です。本日、特典の写真が届いたら、第一陣としてオーダーの半分くらいのCDが発送できる(見込み)です。 今後どのように状況が変わっていくかってことですが。まず今のPCにすでにCDのスロットはありません。みなさんの家にあるCDプレイヤーも永遠の命ではなく、壊れてしまったら、新しいものが売っていないという感じになっていくでしょう。 総じて、ストリーミングに移行していくわけです。 でもね、わたすは当事者としてちゃんと伝えておきたい。 ストリーミングは伸び続けています。スポティファイ、アップルミュージック、アマゾンミュージックみたいなやつです。その契約者は増加の一途で、デジタル業界の85%を占めています。 まぁ動画もそうなんだけど、月極1000円聴き放題みたいな。HWの新譜なんてどう考えても1000円では作れないわけだから、僕らのファンはめっちゃ良心的にCDを買って、サポートしてくれてるってことです。 ではいったい誰が儲かっているのか。 言うまでもなく上記の連中ってことです。ソングライター、ミュージシャン、エンジニア、プロデューサーなどは報われているとは言い難い。 かつて、このような「送信可能化権」と呼ばれるものに関して、わたすは大ソニーと裁判したことがあります。(正確に書けば、無駄な正義感ゆえ、その場所に担ぎ上げられた)文化庁の見解はわたすの方が正しかったにも関わらず、完膚なきまでに負けました。どうしてって、向こうは企業お抱え弁護士7人体制にて、どうしても負けられない闘いだったからです。負けたら、その裁判費用を誰が払うか知ってますか?個人であるわたすです。数千万。夜逃げ寸前だったわたすを、某音楽出版社の社長が救ってくれて、今に至ります。 この世は正論がまかり通る場所ではないのです。このとき、わたすを助けようとするミュージシャンは一人も居ませんでした。佐野さんが闘うための詩を贈ってくれたことを除いて。「余計なことしやがって」とのたもうた、某ミュージシャンをわたすは一生忘れません。 このことを機会に、本格的にどこにも属さず生きていく気持ちを固めました。NO REGRETSってそういう意味です。 きちんとお伝えしておきます。みなさんがストリーミングで僕の曲を聞いてくれる。それは嬉しいことです。そして、そこから入ってくるお金って、月あたり、たぶんラーメン2杯ぶんくらいじゃないかな。笑。まじで、生きていけるレベルではまったくないのです。 過去の作品はこのような状態。ところで、新作にかけられる経費は30年前の10分の1以下くらいです。音楽の売り上げがきちんと「分配」されないからです。上記のような連中の一人勝ち。なおかつ、映像は当たり前のように作らなければならない。んなもん、成り立つわけがない。ミュージシャンだけでなく、スタジオや、それに関わる人たちもです。 わたすはこうやって60まで生きてきました。どこまでいけるかわかんないけど、こういうシステムに飲み込まれるつもりは1ミリもありません。利用はするけどね。 それゆえ、「カモネギシャチョーのひみつのお年玉つき新春びっくりセール!」みたいなことにのっかって、楽しんでくれるみなさんに感謝しているというわけです。だから、感謝を込めて全力でやりますとも。 農家が野菜を植える前に、大地を耕しているのと同じ気持ちなんです。やったことないけど。 みんなの気持ちは耕すための糧となり、わたすはこの時代に新作を創ろうとしています。いつまでこんなアホなことができるかわかんないけど、いけるところまでいく所存です。 簡単には屈しません。 いつもサポートをありがとう! ついしん 去年知り合った20代の鍵盤奏者と話していて。僕らはほんものの機材の音を知っています。でも、彼らはシュミレートしたものしか使ったことがない。業界が斜陽になってから音楽を志すのは並大抵じゃない気持ちの強さが必要です。 わたすはね、続く彼らにも伝えておきたいんです。彼らが夢を持てるような状況を作りたいと思っています。