日別アーカイブ: 2025年1月6日

in the days before Rock’n Roll

1月8日 月曜日 雨 伝えたかったことは、実はこの歌の中に全部ある。笑。       モーガン少年はロンドンで、ヴァン少年はベルファストで、ラジオキャロラインとか、ラジオルクセンブルグ、そのほかの海賊ラジオから流れてくる黎明期のまだロックンロールと名のつく前の音楽に胸を膨らませていた。 それってとってもワンダフルなこと。ルールもマナーもメソッドもない。そのときこそ、人は素晴らしい発明をするから。   最近のとあるセッションで知り合った、20代の鍵盤奏者を昨日のライヴに呼んだ。彼はオレのために完璧な譜面を書いてくれたんだけど、それはオレは読めないのだった。笑。モーガンとオレの譜面を見て、ぜひ衝撃を受けてほしかった。オレたちは音楽教育を受けていない。だからこそ耳がある。全面的に感じてるだけ。モーが海賊ラジオにかじりついていたように、オレの時代もメソッドなんてなかった。ただ、ひたすらにギターを弾きたかっただけ。だからこそ、自分にしかできない個性が形成されるってことを音楽学校を出た彼に伝えたかった。教育はときどきアートを殺す。クローンを量産するだけの場合もある。そもそも、どうやって弾くか、なんて教えられることじゃないのだ。自分で試行錯誤して身につけなければ。   とあるギター雑誌がグレッチ特集をしたんだと。オレは読まないから知らないけど、なんでオレが載ってないのかって10人くらいに言われた。ひとこと「知らんがな!」。なんか用があるときだけ原稿を頼んでくる雑誌のことでしょ?笑。まぁ、一般的に言えば、オレがグレッチを弾いているイメージとして浸透してないってことなんだろうね。だから何?でも、オレは40年弾いてるよ。目の前で弾いたら、オレにしか出せない音があることを知るだろうね。たぶん、びっくりすると思う。だから、それだけでいいじゃん。うちのテックとか、オレのリペアマンとかにグレッチの話聞いた方がいい本作れると思うよ。提案しないけど。笑。 昨日、ロックンロールをぶちかますために58年製のレスポールJRをもっていった。少年は目の前でその音を浴びた。ちょっと羨ましかったなぁ。彼が。オレは20代の後半、NYのクラブでクリス・スペディングがあのギターを弾くのを生で浴びた。そのままあのギターを買いにいったよ。 オレが買ったときたぶん10万代でそれは買えた。でもね、今は軽自動車買える。そういうのも大嫌い。だから、高いギターなんて金輪際いらない。投機の対象にしてるやつなんて口もききたくない。   子供の絵が素晴らしいのは作為がないから。子供はみんな岡本太郎。でも、知恵がつくとロクなことがない。ある意味、モーガン75歳の目の中にあるのは太朗なんだよね。オレもちょっと太朗。そしてあの少年も太朗。だから、一緒に演奏できるんだよ。太朗じゃなきゃ、できないんだと言っておくし、それはオレたちからのロックンロールのメッセージ。みんないくつになっても太朗でいろ! なにかが伝わっていたなら、嬉しい。 来てくれて、ありがとう!   ついしん 歌詞のっけとくね。素晴らしいから。でも、今日は訳さないよ。自分でがんばって。二日間、苦手な英語と向きあったら、ほんとに疲れた。笑。てか、みんなにモーが言ってること伝えたあと、ギター弾けなくなってたでしょ?使う脳みそがまるで違うから驚いたよ。英語も考えなくなったとき、階段昇れるんだろうね。いい経験だったよ。ありがとう。     In the days before rock ‘n’ roll   Justin, gentler than a man I am down on my … 続きを読む

カテゴリー: 未分類 | 6件のコメント