月別アーカイブ: 7月 2025

day #002、船の上、苫小牧から旭川まで

7月11日 金曜日 晴れ 船旅の素晴らしいところ。 それは一旦、乗ったなら、絶対に降りられないこと。行動のイニシアティブは自分にはない。それがいい。船に乗るまでの灼熱過酷なバイク旅と180度違う世界。それがまたいい。17時間も船に乗ってるって、意外にあっという間で、日常と非日常を切り替える機会としても素晴らしい。 国際線の飛行機と違うのは、船内を移動できること。かつてジムが併設された船の中で、2万歩を計測したことがある。 船の中にはスイートから雑魚寝までいろんな船室がある。経験上、無味乾燥な個室(微妙に牢屋フィーリングがある。入ったことないけど。笑)よりも蚕棚みたいな下から2番目のグレードの方がよく眠れる。秘密基地感満載で悪くない。微妙な揺れが胎内にいるみたいでほんとうによく眠れる。 携帯の電波はほぼ届かない。ざまーみろと思う。強制的デジタルデトックス。catch me if you can. でも残念なことに上陸したら大量のメールがオレを待っていて、音源のダウンロードなんかが必ずあって、wifiを探すことになる。 食事は2回。さすがに美味しくない。筋トレとストレッチは甲板で執り行った。笑。この際、人目なんか気にしない。小樽と札幌のセットリストを考えた。夜はビール3本飲んで爆睡。風呂には2回入った。洗濯もした。一瞬電波が繋がった隙に英語の勉強もした。8月のライヴのイメトレをした。上陸したら走るべきルートを塾考して、地図を頭に叩き込んだ。占冠から富良野を抜けようと思ったけれど、どうにも雨に降られそうだから、避けることにした。 どうせなら、北海道に来たってことを実感できるような道がいいんだけどなぁ。由仁町に寄りたいんだけどなぁ。 なんてことを考えていたら、もう上陸の時間だ。 北海道でいちばん好きなのは道東で、いつだってバイクで行きたくて夢見てるのだが、さすがにスケジュールが許してはくれない。みんなが思っているよりも遥かに北海道はデカいのだ。今年も一瞬旭川に寄って、道南をなぞっただけで本州に渡ることになるだろう。いつか3週間くらいかけて、北海道をゆっくり旅してみたいもんだ。 というわけで、北海道上陸。 これはバイクには寒いな。着るもの失敗したかも。支笏湖にちょっとだけ寄って、旭川を目指したが、寒い。着いた頃には全身氷みたいに冷え切っていた。 旭川に来たのは弟分のトミーに会いにきたからで、でもやつは仕事が忙しいらしく帰ってこない。笑。おまけに今どき携帯を持っていない稀有なやつ(そういうとこが好きなんだけど)。冷え切った身体で3時間待っても帰ってこないから、風邪ひいてる場合じゃないし、ホテルを取ろうと検索したら、どこもかしこも冗談みたいな値段。どういうこと? オレは金を払うのが嫌だと言ってるんじゃくて、こういう商売をする輩に加担したくないのだ。宿は宿としての役目があるはずで、ラグジュアリーな宿でもない限り、普段支えているのは我らとか出張のサラリーマンとかなわけで。 国民はビンボーを極めているのに宿は高い。いったいどこを向いて商売してんだか。政治もゴミだけれど、志がカネにしか向いていない業界もほんとうにひどい。 てなわけでトミーの家の駐車場でこれを書いている次第。帰ってくんのかな?笑。奴と飲みに行こうと思ってたけど、店も閉まっちゃうな。 投票率が低いって自民党の思うツボ。どうして、これほどまでに国民はコケにされて、1票という鉄槌を下さないのか、正直意味がわからない。

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旅、day#001、湘南から大洗まで

7月10日 木曜日 晴れ 大洗の北海道行きフェリーターミナルでこれを書いている。 苫小牧まで17時間の船旅ゆえ、blog更新ができないので、予約投稿ってやつで。 湘南から大洗まで約200キロ。この時期都内を抜けるのはほぼ地獄。上から灼熱、下からエンジンの熱で焼かれる。簡単に熱中症になる。去年は身を守るために革の上下を着ていて、地獄の目に遭ったので、今年はフルメッシュのジャケットとパンツを用意しておいた。 走ってるときはいいけどね、、、。渋滞にハマるとほんとに地獄。笑。なにせ、バイクもオレも空冷だからね。北海道は急に寒くなったりするから、関東から出かけていく場合、服の調整が甚だ難しい。 でもまぁ、なんとか着いた。熱中症を避けたから、たかだか200キロなのに4時間かかった。 オレは船旅が好き。理由は遅いから。まだ旅情ってものがあるから。この旅のルールは極力ナビを使わないこと。スポンテニアスに旅をすること。会いたい人物に会うこと。セットリストは移動しながら考えること。家族に心配をかけないこと。飲み過ぎないこと。JAPANの良さを再発見すること。福島を自分の目で見ること。 そんなところかな。 では行ってきます。 ———— HW SESSIONSで手にしてもらったTシャツ、たくさんの要望にお応えして通販開始します。ぜひぜひ! 「HEATWAVE SESSIONS 2025」の会場で完売した人気Tシャツ。 多くのリクエストを受けてオンラインストでの受注販売が決定! 今回が入手できる最後のチャンスとなりますので、ぜひご利用ください。 【受注期間】 2025/07/10(木)10:00~07/20(日)23:59 【発送時期】 8月上中旬以降 ・T-SHIRT(POLARSTAR) ・価格:3,500円 ・カラー:ホワイト/インディゴ https://heatwave1979.stores.jp/items/686bcb1e6f1dc94f16e084a9    

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旅に出る

7月9日 水曜日 晴れ 物事を消去法で考えるのは好きじゃないけれど、未来永劫に生きるわけじゃないからして、与えられた残り時間はそう多くはないってことくらい自覚してる。 とはいえ、こんなヤクザな生き方をしてきたから、保障も保証もなにもない。今更そんなことでビビるわけもない。「死して尸拾う者なし」。覚悟はとっくにできてる。マスコミもネットも「ガンになる危険な食べ物」とか恐怖を煽るけれど、んなもん死ぬときゃ死ぬがな。ニンゲンの死亡率はいつだって100%。 さぁ、こんなオレに何ができるか。 いろいろ衰えた。それは認める。でもね、持ってるポテンシャルをできるだけ使い切って死にたい。そう考えると、まだ行けるんだわ。だから、筋トレもストレッチも欠かさない。そりゃキツいけど、腹が出た自分なんて、許せるわけがない。そんなんで人前には立てない。それは礼儀に近い。いちばんポテンシャルを発揮できる身体に近づけておく。 人は変わることができる。ほんとだってば。オレ、元虚弱児だから。笑。 目はね、剥き出しの臓器だから。酷使したし、いちばん弱ってる。笑。夜の運転はもはや怖い。標識、読めないもん。動体視力も衰えてる。元野球部なのに、網膜剥離の手術の後はバットにボールが当たらない。まぁ、それもしゃーない。返納もそう遠くはないだろう。 人は食べたものでできてる。だから、そこは気をつける。意味不明な添加物は口にしない。玄米にスーパー大麦入れて、自家製の味噌汁、卵焼き、魚、納豆。朝はこんな感じ。昼はチアシードとプロテインとブルーベリーとヨーグルト。晩はなにか一品。1800〜2000キロカロリーくらいに抑える。この国では旅をすると、まともなものを食するのが難しくなるから、すぐ体調が悪化する。まぁ、それも仕方ない、と時々ジャンクなものを食してみる。過激で美味いんだけど、舌がピリピリするから、ロクでもないものはすぐわかる。 ほんとうに砂糖はよくない。まったく摂らないので、かなりの加工食品に砂糖が混入してるのは食べるとわかる。加工肉も大好きだけど、もう長いこと食べていない。パンも食べなくなったなぁ。加齢によって、自分が必要としているものは感覚的にわかる。 どうしてって、やりたいことがあるから。巨大な夢があるから。そこに行くためだったら、節制もする。 そして、オレは今日からバイクに乗って旅をする。これも、いつまでできるかわからない。でも、やりたいからやる。いつだって、プロセスが旅そのものだから。旅に出たいから、狂ったように働いた。ははは。なんとか間に合ったかな。そして、なによりも安全第一で。 オレたちは自由なんだよ。不自由にしてるのはいつだって自分。 行ってきます。

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ライヴの案内

7月8日 火曜日 晴れ 明日から約2週間の旅に出ます。まずは北海道へ向けて北上、そこから南下してくるバイクの旅です。会いたい人、行きたい場所はたくさんあるけれど、なにぶん梅雨どき、北海道でさえ近年は蝦夷梅雨って言葉があるくらいなので、まずは安全第一で参ります。総行程、2500〜3000キロくらいかなぁ。 中途5本のライヴがあるので、紹介しておきます。どれも、とても愉しみにしていたもので、ソロツアーは一旦ここでお休みします。2年かけて61箇所と思っていたのですが、そちらを優先すると、アルバムが完成しそうにないのです。すべてのライヴの詳細はこちらを。   #046 ソロツアー番外編 2025年7月12日(土) 『日本でいちばん小さなフェス Little Otaru~昨日がある町 小樽へ帰ろう~』 ———— 数年前からオファーをいただいていました。長谷川博一さんには生前、いや、今現在もたくさんのインスピレーションをもらっています。なんというか、出来の悪い「兄弟」。新しいアルバムには午前4〜7時にかけて、彼のスピリットと呼応して完成させて曲がいくつか収録される予定です。 彼が生まれ育った小樽の街で、彼の功績を振り返る回顧展が企画されました。この小さなフェスは生前の彼の発案によるもの。そこで小樽で彼と書いた曲を歌うこと。なんとも言えない感慨があります。 どんなときも「善きこと」を宇宙に放とうとしていた彼のスピリットをぜひ体験してください。   #047 2025年7月13日(日) 札幌:Beggars Harlem ————- いつも札幌で演奏していた「円山夜想」から場所を変えて初めての「Beggars Harlem」です。新しい曲を札幌に届けにいけるのが嬉しいっす!ぜひ、来てね。     —— 札幌からどうやって移動しようか思案中。室蘭ー青森、函館ー大間、函館ー青森。天候に左右されるんだろうけど、行ったことのないルートがいいなぁ、と。     #048 2025年7月16日(水) 弘前:Robbin`s Nest ———— 弘前は地図なしで歩けます。去年は念願の「ねぷた」を再体験。そのハレの日の街の人たちを見て、深い感銘を受け、再訪するために自宅に「ねぷた貯金箱」を設置。(ねぷた期間中はなにもかもが高いのです。でも、これはいいことだと思う)毎月貯金をしていましたが、アルバム制作のため今年は断念。かように、とっても大好きな街なのです。街の仲間に会えるのも愉しみにしています。     —— 某所に草刈りに行けたらいいなぁ、と夢想中。天気次第かな、、、———-     #049~東北恩返し番外編 2025年7月19日(土) いわき: … 続きを読む

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旅の準備

7月7日 月曜日 晴れ 旅の準備をしています。毎度、なんでそんな面倒なことするん?と聞かれても。これが「生き方だから」としか応えられないけど。 レコーディングを続けないとリリースが厳しくなるのもわかってるけど、一旦距離を置くべきだと、いつもの直感が申しました。それはたぶん、間違ってない。人々をハッピーにするためにはオレはタダの音楽バカではいけないと思う。広い視野と冒険心がなければ。 行く先々の会える「かもしれない」ともだちに連絡。会いたい人には会わなきゃだめです。 旅をするのに、もっと楽な鞄があるのは知っているけれど。それをもっている自分がイメージできないというか、要するに使いたくないので、イージーライダー直系のアホとしては「ズタ袋」。これに勝る鞄はなし。巨大ズタ袋の何がすごいって、一番下のものを取り出すためには全部出さなきゃいけないところ。笑。積載を安定させるには重たいものを下に入れる必要がある。それゆえ、荷物の内容を把握しておかないと面倒が10倍くらいになる。旅人、頭を使え。笑。 なにはともあれ。 天候によっては目的地に行けないことがある。なので、フレキシブルに移動するのが醍醐味。極力ナビは使わない。前日の地図ガン読みが基本。旅の間、ライヴが5本あるので、そこに行かないわけにはいかない。どーしても雨の中、移動せざるを得ないこともあると思われ。でも、それもまた旅。なにはともあれ、安全第一で。セットリストは旅をしながら決める。 いろいろひっくるめて。この緊張感がとてもよろし。 そんな中、昨日は1日中苦手な譜面と向き合っていた。8月のライヴの資料作り。終えないと、旅に出る資格なし。笑。でも、ほんとうに譜面は苦手だ。いつ書いても間違えてるし。ダルセーニョさえ、何度説明されてもわからない。あ、ステージの上手下手も、未だにわからない。譜面が読めないならどうするかって、音楽を身体に入れるのです。そうすれば譜面なんか不要。ない方が100%音楽に集中できる。たぶん、これも間違ってない。 選挙のたびに姑息な手を繰り出してくる政治家にマジでムカついてる。2万円ごときで人民の頬をひっぱたきやがって、しかもそれお前の金じゃないしな。一言だけ書かせてくれ。投票に行こう。人生に於いて、オレが投票した人物が当選したことは「ほぼ」ない。でも、その行為を諦めたり、投げ出したりしたら、ほんとうに奴らの思う壺。自分の意思が云々の前に、こんなクソみたいな世の中を次の世代に手渡して恥ずかしくないのかってこと。嘆いてる暇があったら、自分のやるべきことをやる。それ、当たり前。    

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HEATWAVE LIVE 1995-2025、一般発売開始 !

7月6日 土曜日 曇り HEATWAVE LIVE 1995-2025。一般発売が昨日からスタートしました。売り切れ間近な日もあるそうなので、急ぎどうぞ!   チケット発売中 https://eplus.jp/heatwave/ Day-1 Bring the HEAT ~情熱と感謝の日~ ・日時:2025年8月21日 木曜日 / 18:15開場 19:00開演 ・出演:山口洋(HEATWAVE) / TOKIE(Ba) / 渡辺圭一(Ba) / 福盛進也(Dr) / and Special Guest Day-2 Make the WAVE ~未来へ波を起こす日~ ・日時:2025年8月22日 金曜日 / 18:15開場 19:00開演 ・出演:HEATWAVE(Vo.Gt 山口洋 … 続きを読む

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浅草にて、佐々木亮介と

7月5日 土曜日 たぶん曇り 「勝手に」だけれど。 あまりに多くのことを先達から受け取ってきた。そんなことを独り占めしてはいけない。それゆえ、亮介のオファーを受けた。彼なら、たぶん勝手にそれらを受け継いでくれるから。 こう書くと、オレが先輩ヅラしてるみたいだけど、んなもん先輩も後輩もない。ただ、オレが彼よりかなり早く生まれて、手っ取り早くジジイ化してるってだけのことで。 浅草。昔から大好きだよ。兄貴分とは尾張屋に蕎麦を食べにいく。噺家が仕事を終えて、一人で飲んだりしてるんだよ。粋なんだよね。一人でふらっと寅さんを見たりもする。「よっ!寅さん、日本一!」って。そんな掛け声を聞いたのも浅草ならでは。大地震の予言ゆえ、インバウンドが今日は少ないんだってさ。現金なもんだね。笑。オレなら、少ない時に来るね。ほんと、どいつもこいつも。付和雷同。ダッサイ生き方だよ。 会場は名だたる芸人さんたちが毎日研鑽を重ねている場所。とっても神聖なんだよ。だから、亮介のマネージャーがオレの靴の裏に養生テープを貼ってくれた。リハーサルでステージに立って思った。当たり前だけど、音楽的な響きがない。歴史があるのにまるでない。でも、これが歴史なんだよね。素晴らしく歴史なんだよ。アポロ劇場のステージに黒人たちの夢と希望と挫折が染み込んでるのとまったく同じ。 従うんだ。郷に入ったなら。 だから、響かないことを愉しんだ。矛盾してるみたいだけど、それってこころに響かないって意味ではない。 ステージ脇で亮介の歌を聴いていた。焦燥のネオ・ディラン。ホイールスピンの煙を上げながら、ギターを高いところで抱えてんのが一周回ってカッコいいぜ。 聞かなかったけど、亮介はなにかを受け取ってくれたと思う。そして、オレも受け取った。今ごろバックホーンの山田くんと美味しい酒を飲んでるんだと思う。参加したかったけど、オレ、クルマで来たからさ。またね。 亮介、スタッフのみなさん。こんなヤンバルクイナみたいな奴を呼んでくれて、ありがとう! 亮介、君には読んでほしいんで、本、速攻で送るね。 筋トレ、ストレッチ、ロックンロール。だからね !

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Recording day #044、歌入れ完了 !

7月4日 金曜日 晴れ 録音したすべての楽曲、20曲超にすべての歌入れが完了。これはかなりの進展というか。肩の荷がひとつ降りる感じす。笑。 かつては高級なレコーディングスタジオで、エンジニア、アシスタント、マネージャー、それにメンバー居る中、ディレクターが歌のジャッジをしながらやる作業でしたが、もはやそんな時代ではありません。そんなことをしたなら、アルバムがとんでもない価格にならざるを得ない。てか、売れない。笑。 なので、自分のスタジオで、一人ですべての作業を黙々とこなします。でも、この作業ももう慣れたかな。今やひとりの方が気楽でいい。大変なのは「歌う」と「聴く」と「判断する」を連続して繰り返すことです。これは初心者には100%無理。鍛えられます。自分の歌に向き合うのには精神的体力が必要。己の醜さもすべて含まれているからです。主観と客観を繰り返すとなにが正しいのかわからなくなる。 そんなときはストレッチして、筋トレして、それでもダメなら散歩して、バイクに乗って、ランニングして。笑。リセットして作業に復帰。 ここから先は音楽を仕上げていく作業になります。ギターを弾いて、ベースを弾いて、鍵盤を弾いて、マンドリン、バンジョー、ラップスチール、ティンホイッスル、エトセトラ、要するに思いついたすべての楽器を演奏して、パーカッションも叩いて、コーラスを入れて完成に向かいます。 その先にはミキシングが待っています。ようやく4合目まで来たかな。 ところで、志を同じくする某レーベルの社長氏から、こんな言葉が届きました。嬉しかったな。まだこんな人が音楽を創ってくれてるってことが。ストリーミングがレンジで温める冷凍食品みたいだって。オレもほんとにそう思うんだよなぁ。音楽は基本、弱っている人のためのものだって。それもまた同感。 オペラや歌劇にこころを奪われないのは(もちろん見たことあるよ)基本、金持ちのための娯楽だからだと思う。 オレが一番すげーと思っているシンガーは石垣島にいる。ともだちの唄者のおかあさんなんだけど。目の前で歌ってもらって、頭の上から声が出てんのか、ってくらい天に届く声で仰天。「なんで、そんな唄、歌えるんですか?」ってオレが聞いたら、「毎日畑で鳥にむかって歌ってるからよ!」って。笑。 ↓ 社長氏の言葉を抜粋。 私も今アルバムをつくっていて思うことや考えることがたくさんありました。 アルバムや楽曲づくり、本当に大事な事が失われつつあるので、大変ですがやりがいありますよね。これまでの反骨心が試されるというか(笑)。ただ ストリーミングで聴いてもレンジの冷凍食品みたいなものなので より響かなくなるので、ライブや盤で聴いてもらってこそかな?と思っています。音楽は基本 ある意味 弱っている人のためにあるものかなと思うので そこに届けたいなぁとは思っているのですが。ただ 周りの空気?に呑まれてこちらが弱らない様にしないとですよね。こんな時代だからこそ 意義がある仕事かなとも思っています。 あとライブで思うのは世の中の人が弱っているので元気というか楽しくなってもらえるのが嬉しいかなぁと。小さいライブハウスでもそこに幸せというか いい流れはある気がしています。  

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Recording day #043、E=mc²

7月3日 木曜日 晴れ 父親が死んだのは僕が18の時だったし、入院していたり、単身赴任していたり。一緒に過ごした時間はとても短いものでした。でも、時間がその関係性の深さを示すものではなくて、彼がいなくなってからも、彼とはこころの中でコンタクトを取れるし、彼の年齢を僕が大きく上回るに至って、なんだか自分の方が兄貴的な存在になっていて、不思議な感じです。 今となっては誰も信じないけれど、僕は身体が弱かったので、6歳になったときにグローブとボールを買ってきて、庭にマウンドを作り、ホームベースを埋め込み、そこからは星一徹。キャッチボールはわたすの方が球が速くなる日まで続きました。男たるもの内角低めで全力直球勝負。思い返すと、あれは「会話」だったんだな。言葉は不要。一緒に酒は飲めなかったけれど、今となっては一番の財産だったのか、と。彼の球筋とか、受けた左手の感触とか、今でも身体が覚えているものです。 勉強しろ!と言われたことは一度もなく。「お前はバカだから勉強しなくていい。好きなことを思いきりやれ。そのかわり責任は自分で取れ」。なにをやっても勝てなかったけれど、ギターだけは圧倒的にわたすの方が才能が上回り、親友にギターを習った翌日に家にある親父のギターをジャカジャカ弾いていたら「お前、いつ始めたんだ?」、「昨日だよ!」。「嘘つけ、上手すぎる」って。笑。 なんで、父親の話を書いているかというと。相対性理論の記述をネットで見たからです。 生きてる間ほとんど酔ってたロクでもない人(その飲みたくなる気持ちはわたすにも十分理解できた)だったけれど、稀に気分がいい日にはなにかを教えてくれることもありました。10歳のとき、なにを思ったか、彼はオレに相対性理論、E=mc²について語り出した。たぶん6時間くらいかけて、丁寧に教えてくれた。物質はエネルギーのひとつの形であること、質量(m)に光の速度の二乗(c²)をかけるとエネルギー(E)になること。 それがね、10歳のオレにもわかったのですよ。宇宙の起源から今に至るまで。とんでもない真理を知ってしまったと大興奮。眠れないまま、その夜は反芻して、翌日学校に行ってともだちに話そうと思ったら、まるで伝えられない。 一瞬、わかった「はず」なのに、翌日は見事に抜け落ちてた。ははは。 50年後に、もう一度理解しようとしたけど、あの日「わかったはずのこと」はやっぱりわからない。笑。これが「お前はバカだから」の意味か。 でも彼は近未来が予測できる人でした。それができるからニンゲンに絶望してしまう。それを見ていて、わたすも幼い頃は過度に繊細だったので、これじゃいかんと、フィジカルに変身しようと思った。ロックンロールにはタフな肉体が必要。「腰で考える」ことを目指した。それが良かった。徹底的な体験主義。机上のことはあまり信用していないのです。 相対性理論はわからないけれど、「宇宙の法則」も今ならわかる。体験として。そういう話をしてみたかったなぁ、と思います。学問 VS 体験。まぁ、机上で学んだことを追体験するってのが最強だとは思うけれど。 なにが描きたかったかって。 みんなもたいせつな人やモノや動物を失くしてきたと思うけれど、たいせつなものは「なにひとつ」なくならないってことです。あなたのこころの中にある限り、それは不滅です。空に宇宙ある限り、僕は彼と会話が可能です。

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Recording day #042

7月2日 水曜日 曇り 都内某スタジオにて。 先日の京都磔磔でのHW SESSIONSを受けて、バンド全員揃ってのレコーディングスタジオでの作業、すべて終了しました。長い道のりのようやく3分の1くらいまで来たかなって感じです。 ここから先はすべて僕ひとりのエンドレスな作業になります。まだまだ頂きは1ミリも見えませんが、前に向かって突き進むのみです。にしても、この齢になって、これだけチャレンジングな日々を送らせてもらってることにはほんとうに感謝しかないです。 誰にも頼らずモノを創るってことは、圧倒的に経費として支出ばかりがかさんで、収入が途絶えることを意味します。これがね、なかなかに恐ろしい。笑。なかなかに恐ろしいんだけど、それゆえにぜったいにやり遂げてやるって、気持ちにも火がつきます。このあたりがマジでプロとしての矜持だと思います。 ただし、わたくすの場合、借金だけはしません。若い頃グレッチを60回払いで支払い終えてから、金輪際ローンはしないと決めました。だって死ねないじゃないすか?死んでまで人に迷惑をかけるのはね、、。なので、HWはいつだってニコニコ現金払い。自己資金でできないことはやりません。そうやって続いてきたのはひとえにスタッフの尽力とわたすの根性の合わせ技の成せるところ。 でも本来、モノを創る人はそうあるべきじゃないかな?保険のかけられない人生。崖っぷち上等。 体脂肪率もようやく15%に落ち着いてきました。闘うための身体ですから。きっと、こういう精神状態が好きなんだと思います。なんだか凛としてる。 2025年、ずっと澄んだ気持ちで生きています。創る上で考えることは山ほどあるけど、進んでる道に迷いがない。アルバム完成させたら、久しぶりに外国を放浪したいです。にゃー。

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