Vintage Violence

3月28日 土曜日 晴れ

John Cale、響かなかった?

振り返ってみると、彼の音楽を熱心に勧めたことは、たぶん一度もなかったかも。その才能の幅が広すぎて、端的に彼の魅力を伝えるのはとても難しいから。彼の振り幅はとんでもないから。アンビエントから狂ったロックンロールまで。内省から攻撃まで。たしかに一面的に言えば捉えどころがない。

この長い人生の中でも彼の音楽を好きだって人物に3人くらいしか会ったことがない。記憶が正しければ、一人はドクターだったな。笑。

でもね。ほんとうにものすごい才能なんだって。いつも書いてるけど、メジャーなものがすべてじゃない。それってマネージメントと出世欲の差だったりするのよ。ひっかかった人がいれば、すべてのアルバムを持っているわたくしがJohn Cale入門編をやるのはやぶさかじゃないです。でも、徒労に終わるのは避けたい。反応ないのは疲れるもん。

地球上に一人でもね、彼の音楽を聴いて救われる人がいたら、やろうと思うのです。どうしてって、若い頃の自分がそうだったから。「Artifical Intelligence(人工知能)」が世界を席巻しつつある今。41年前にそれを予見していた彼の音楽が(たぶん3周目くらい)ふたたびオレを強く励ます日がくるとはね。

1曲だけ貼っておきます。たくさん名曲あれど、これが一番好きだしわかりやすいかも。初めてのソロアルバム、タイトルが「Vintage Violence」、1970年。まず、そのタイトルに撃ち抜かれ、ジャケットに撃ち抜かれ、そして曲の柔らかなヴァイオレンスに撃ち抜かれた。

 

Big White Cloud / John Cale from “Vintage Violence”(1970)

YouTube Preview Image

 

 

影響を受けやすいオレはすぐさま「君にヴァイオレンス」って曲を書いた(はず)。こうやって音源化されてない曲って、全部埋もれていくんだね。今更ながら。あ、「独り」って曲を覚えておいてくれた君、ありがとう。たしかそんな曲だった。笑

 

激しいのがロックかって?いやいや、ぜんぜんそうじゃないし。弱い犬ほど吠えるのに似てるよ。

 

少し時間に余裕があると、いろんなことを考えます。いい意味でね。気づいたことがたくさんある。おいおい伝えていきます。体調、おかげさまでずいぶん回復してきました。

 

 

 

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Vintage Violence への14件のコメント

  1. kaguya より:

    体調はいかがですか?
    Big White Cloud / John Cale from “Vintage Violence”
    聴きました。音もメロディも優しくて私はとても好きです。
    残念ながら英語が分からないので、歌詞の意味などはわからないのですが、例えば朝目覚めたとき、夜ベッドに入るとき、車を走らせているとき、どんなシチュエーションでもマッチする曲だな~と思いました。
    ありがとうございました。

  2. より:

    山口さん jhon cale 響きましたよー!!
    41年前に作られていたなんて。。
    今世界がものすごい勢いで変わっていくのを

  3. より:

    失礼。。続きです。
    見ていて毎日心がざわざわしています。私にとってこんな日々を支えてくれるのは音楽なんです。こうして知らなかった素晴らしい音楽を教えてもらえること、とても嬉しいです。心が潤います。jhon cale のアルバム購入します。

  4. にゃあにゃあ。 より:

    John Caleさん、声を聞いた瞬間、ウォーレン・ジヴォンさんが思い浮かびました。
    曲調は違うけど、どちらも哲学的というか、ニンゲンから距離を取ってるもしくは突き放してる感じがあって、その緊張感が心地良くて、むしろ安らぎます。まさに、「独り」
    40年前のその曲がヒロシさんの血肉になっているというのがよく分かる気がするし、40年前のヒロシさんの幻のような曲を覚えているかたもほんとうに凄い。
    だいじなものが、その価値をわかった僅かな人を通して受け継がれることの尊さに、うるっときます。
    ありがとうございます。

  5. ハートロッカー より:

    ジョンケイルって言うのね。
    こーゆう時に便利なサブスク。早速利用しない手は無い。

    確かにジャケットに圧倒されるね。サイコパスと言うか怖っ!

    おすすめのビッグホワイトクラウドから聴き始めたけど‥‥
    正直懐かしい様な、かったるい曲やなぁ〜と思いつつボーと聴いてたら

    ケイーヨ、ケイーヨと急に雰囲気変わって‥‥続いての
    pleaseがめちゃ良き♪

    聴きながらこの文を書いてて
    音楽って慣れの部分が大きいといつも思うんだよ。
    一瞬拒否反応する事もあるけど‥‥

    プレイリスト作ろうっと。

  6. KOUICHI より:

    ジョンケイル聞いてみて、脳内のアドレナリン出まくりで
    弾き語りで聴いた「独り」のバンドイメージってこんな感じなのかとワクワクが止まらない。
    ギター触ってたらコード思い出してきたような
    40年分の思い出が駆け巡ってるので、
    あくまで僕の中の「独り」になってるかもしれませんが、
    Aメロ D Bm D Bm・・・
    Bメロ A Bm G
    サビ  D Bm D Bm
    こんなイメージだった気がします。

  7. KOUICHI より:

    サビ D Bm D Bm A 眠れぬ夜に
    だったかも・・・
    僕の中の「独り」でした。失礼しました。

    • Hiroyuki-U より:

      KOUICHI様:山口洋様
      私も、当時地獄アワーの番組内で山口さんが歌われた「ひとり」が好きで、ずっと自分の中にありました。私も、コードを採って歌っていたりしたので、同じような人がいる!と驚きました。
      ただ、その後ライブなどで歌われることがなかったので、勝手に、この歌で描こうとされたところは、「Everything」や、後の「灯り」につながっていったのかな…と考えていました。
      ジョン・ケイルは地獄アワーで沢山(番組冒頭がサテライト・ウォーク!)紹介されていたので、その度に天神のレコード屋数軒を回って探してまわりました。
      番組をエアチェックしたカセットが、この歌の入っていたものが見当たらず、確かめられませんが、私の中ではこう↓です。

      Dmaj7 Bm
      町の明かりが闇の中で
      Dmaj7 Bm
      ぬれた歩道を照らしている
      Dmaj7 Bm
      僕は店の窓に映る僕の姿に
      Dma7 Bm
      帽子を振って 笑ってみる
      A Bm A
      こんな夜更けに眠らないのは
      G G      Gm7
      悪徳と 哀しみと 優しさだけだろう
      Dmaj7 Bm
      ひとりで ひとりで ひとりで
      Dmaj7 Bm
      ひとりで ひとりで ひとりで
      Dmaj7 Dmaj7
      眠れぬ夜に 眠れぬ夜に

      • Hiroyuki-U より:

        歌詞の上の行、半角スペースが消えてしまい、行頭になってしまい、おかしな表記になってしまいました。失礼いたしました。

  8. fujiiku より:

    洋さん。こんばんは。体調が良くなってきた事なによりです。

    私もJOHN CALE好きですが 作品の多さ 音楽の多様性で初期中心に聞いてきたので入門編開催していただけるとありがたいです。

    JOHN CALE繋がりでいつかKEVIN AYERSの紹介もお願いしたいところです。我儘申し訳ございません。(最近「THE UNFAIRGROUND」よく聞いてます)

    私もサムズ2DAYSに備え体調管理に励みます。素晴らしい音楽いつもありがとうございます。

  9. prisoner より:

    JOHN CALE大好きです!

  10. かつらぎ より:

    とても、今の世の中に必要な音楽だと、思いました。
    未来に行ってきたタイムトラベラーのように。

  11. R&Rが好きな脳外科医 より:

    ジョン・ケイルはつかみどころがなくて正直あまり聴いていませんでした。
    でもレナード・コーエンの“ハレルヤ”を最初に聴いたのはジェフ・バックリーではなく、ジョン・ケイルのヴァージョンでした。余談ですがジェフ・バックリーもジョン・ケイルヴァージョンを先に聴いてカバーしようと思ったとネット記事でみました。
    ぜひジョン・ケイル入門編よろしくお願いします。

  12. KOUICHI より:

    Hiroyuki-Uさん
    おおおおお、なんかとっても親近感!驚きとともに嬉しいです。
    地獄アワーで歌ったんだ、それを僕も録音してたんだと思います。歌詞もコードもありがとうございます。

    そして、山口さんが歌ってくれるって、やったー!
    どこかで聴けると本当に最高!

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