月別アーカイブ: 6月 2024

雲の上にいる感じ

6月20日 木曜日 曇り   引き続き、ふわふわと雲の上にいる感じです。  ベッドから起き出したりできるのですが、まだ外出はできません。近所のスーパーが外国に感じます。  今週、日曜日に水戸でライヴがあります。売り切れ、だそうで。ありがたく、うれしく、同時に何を期待されているのか、理解しています。あの空間での激アツなセッションすね。ただ、今回その期待に応えたなら(性格的に応えてしまうので)取り返しがつかないことになりそうなので、みなさんの期待を裏切りつつ、来てよかったと思ってもらえる内容をベッドの上で考えておりまする。  コンディションがよくないときに、どう素晴らしいステージをやれるか、がプロフェッショナルだと思います。なので、その日にしか体験できないものにしたいと思っています。楽しみにしていてください。  閑話休題。  鶴光師匠のラジオの内容が低俗極まりない、と。僕は小学校高学年のときから師匠のオールナイトニッポンを聴いてました。イヤフォンで。その頃から最高に低俗極まりなかったっすよ。てか、それを芸としてこの長きに渡ってコンプライアンスをものともせず、貫いてこられた姿には敬意しかないっすよ。なにをいまさら。  「柳家睦とラットボーンズ」って知ってますか?怒髪天の増子くんが”シンナー吸いすぎたサザンオールスターズ”とか“横浜を乗り過ごしたクレイジーケンバンド”と評してるんだけど、素晴らしいっすよ。なんだかね、その裏通りのスピリットにものすごくこころを動かされる。六角さんのバンドもだけど、ものすごく生で見たい。  んなもん、芸能人のSNSから拾ってきただけのネットニュースの方が1000000000倍低俗だとわたすは思う。だって、身体張ってないもん。覚悟ってものがない。んなもん、1ミリも励まされない。  はい。なわけで、身体を張らずに伝えることができる「覚悟」をベッドの上で探しています。

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幻覚

6月19日 水曜日 晴れ still ベッドの上の住人でございます。いい加減、ここに居るのも飽きたんだけど、まだ身体がいうことをきいてくれません。でも、週末には確実に復活できると思うので、どうぞご心配なく。 ベッドの上でも、いろいろな経験をします。 まず、幻覚を見ました。夢かもしれないけど。 ファーストシーンはピンク・フロイドの「狂気」のジャケットのような光から。次にAIが生成したような子供の頭部だけがオレにまとわりついてくるという、非常に不快なもの。その子供たちはどんどん増幅していくという。うなされているのに、リアルさを伴っていました。 なんだったんだろ?あれ。 でも、だんだん身体から毒気が抜けていってる感じはあります。 次。デビュー前とデビュー直後に2回、NHKのドキュメンタリーに取り上げられました。その時のディレクターがドキュメント映画を撮ってることがわかりました。お!オレの時は力量を発揮できず、その後大活躍するパターンね。笑。 この国の闇を全力で描いたんだと思われ。まっすぐに生きてきたんでしょうね。それがとっても嬉しかった。 この事件のこと、ほぼ何も知らなかったから、ベッドの上で事件を調べて驚愕しています。こうやって、NHKみたいな巨大組織(オレは入っただけでお腹痛くなる)でこれを描いたのはすげーなぁ、と。オレなら100%インディーズだわ。 彼の行動にとっても力をもらいました。元気になったら、観に行きます。てか、連絡しろよ!笑。            

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発熱

6月18日 火曜日 雨   日々全力はモットーなんだけれど、今回の最終公演、豊橋でほんとうに最後の1ミリまでエネルギーを使い切ったのはわかっていた。  でも、次の公演まで1週間あるから、回復するだろう、と。  どんなに疲れていても、ライヴの日はアドレナリンのおかげで眠れないことが多い。  それゆえ、朝早くのこだまに乗って帰ることにしたのだが、なんだか体調がおかしい。足元もおぼつかない。悪寒はするし、小田原からの車の運転も怪しい。早く、家に帰らなきゃと。たどり着いたところで、動けなくなった。  ははん。これはMLIMMで福島でイベントをやると3日くらい発熱して動けなくなるのと同じやつだな。異なるのはあのときは40代、今は60代ってこと。笑。喉にもかなりのダメージがあったので、喉からのウイルス、あるいはコってパターンもあるかと思ったが、これは単純に疲労過多で免疫力もエネルギーも身体に残っていない状態だと判断。  こういうときは解熱剤を飲んではいけない。それが辛い。発熱には意味があって、必死に解毒しようとして発熱しているのだから、耐えるしかない。  恐々測ってみたら、「マジ?」みたいな熱。あー、見なきゃよかった。それからは成長痛のような堪え難い身体の節々の痛みと向き合うことになる。ほんとに死ぬかと思った。丸一日発熱と悪寒と関節痛に耐えて、今にいたる。いやー。これはもう耐えたくない。  うちの勝手に実家が「鶴瓶の家族に乾杯」に出てるとひっきりなしに連絡がくるんだけど、ごめん、もう無理っす。返事もかけないので許してください。    でも、1日で峠は越えた模様です。まだ2階に上がることすらしんどいので、しばらく養生します。  教訓。最後の1ミリのエネルギーは残しておくように。アーメン。

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豊橋にて

6月17日 月曜日 曇り   とっても濃厚な4日間の旅でした。3本のライヴを終えて、残存エネルギー、ゼロ。笑。  やり残したことはなにもありません。  それぞれのライヴはとっても愛おしいものでした。  ありがとう。一旦、帰りますが、旅は続きます。  各地で出会ったみなさん、ほんとうにありがとう!

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加古川にて

6月16日 日曜日 晴れ   二日間で4万歩。  できるだけこの町を見た。こみ上げてくるものはたくさんあったんだけれど。  なんだか、客席があまりにも近くて恥ずかしくて直視できなかった。  いったい、どういう感情なんだか。苦笑。  仕方がないから、酒の力を借りた。  8年も帰ってこなかった報いかな。  加古川にくることがあったら、迷わずセシルへ。町に根ざした名店だよ。  またね!ほんとうにありがとう!!

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加古川にて

6月15日 土曜日 晴れ   8年ぶりの加古川。  地方都市にありがちな、大型郊外店が進出して、商店街が壊滅的な打撃を受ける、その典型のような。  インバウンドを見かけないのは落ち着くんだけれど、逆に言えば観光資源が少ないってことでもある。  でもね。加古川って素晴らしい自然がある。フルマラソンを信号なしで走れるコースもあるんだよ。  そんな町で町の人のために25年もカフェを続けてきたセシルで今日演奏します。  ぜひ!来てほしいんす。オレは二日かけて町を歩き回って、エネルギーを充填。この町の人を元気にしたいとこころから思ってます。  先日の福岡のイベントのこと。クリゼンのサイトに書きました。ぜひ、読んでね。伝えたいことあるから。

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京都にて

6月14日 金曜日 晴れ   ソロツアー、#011。京都、拾得へ。  今日もまたインバウンドで新幹線はたいへんなことに。自分の座席に誰かが座っていることはもはやデフォルト。これね、なにげに疲弊します。  ハコに着いたなら、今日の演目が手書きで描かれていた。来てくれた人はわかると思うけど、その「山口洋」って文字にホスピタリティーと愛を感じた。とっても嬉しかった。  オーナーのテリーさんは実は九州人。鮎川さんと同級生。磔磔と拾得は京都の街で、裏通りの文化をずっと支えてきたんだよ。50年!だよ。ソロは拾得、バンドは磔磔。なんと贅沢な。  開演前にテリーさんと戦後から今日に至るまでのたくさんの会話を交わした。そして、今日も少し不自由な身体をおして、オレのPAを担当してくれる。  優しいいい音でしょ?  どんな会話って、うーんと、「青春はいつ終わるのか?」とかかな。それは初恋の人にフラれたときでしょ。  実は開場時のBGMはオレが用意してる。でも、拾得はぜんぶテリーさんに任せてる。楽屋に響いてくるその音楽が演者を励ましてくれるのを知ってるから。  ここにはライヴハウスじゃなくてコーヒーハウスなんだよ。日本最古の。だから騙されたと思って、京都に来たらふらっと遊びに来てみてほしい。オーガニックなご飯もあるし、居心地満点。  そうそう。作りかけの新曲を毎回投げかけていくことにしたんだ。このツアーが終わる頃にはみんなにアルバムとして届けたくてね。  来てくれて、ありがとう。楽しんでくれたかな?

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リカバリー

6月13日 木曜日 曇り 矢のように目の前を時間が通り過ぎていくのです。 これって、オレが老化していて、判断だの、反応だのが鈍くなってるから、単純に時間の流れが速く感じるだけなんじゃねーか、と。でも、それもまた摂理なのかもね。 ランニングしていても、紫陽花が茎や蕾の中に爆発的に咲くためのエネルギーを溜め込んでるのがアリアリとわかる。こりゃ、梅雨だね。梅雨がくる。 こちらロッカー。少しでも怠惰な暮らしを送ろうものなら、すぐに反応は現れます。数値は裏切らないんだよねー。恐ろしや体組織計。しかも、そこから元に戻すのは「怠惰❎10」くらいのエネルギーが必要なんだよね。 ほんの少しだけ気を抜いただけなんだけどね。テイラーのOくんに一番最初に測ったとき(たぶん20年くらい前)と同じサイズでようやくシャツをオーダーしたと思ったら、このザマ。彼には2年くらい待ってもらってたんだけど。笑。 でもまぁ、それもまたチャレンジってことで。毎日飲むビールより、我慢したあとのビールの方が美味いって。 さて。今日から旅にでますよ。新しい歌を書いています。各地で少なくとも1曲は演奏してみようか、と。旅をしながら育てるつもりです。家で唸ってるより、人前でやってみた方が真価がわかるのです。 京都(#011)、加古川(#012)、豊橋(#013)。気軽に会いにきてね! 行ってきマックス! ってその前にランニングしてきます。

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人として

6月12日 水曜日 晴れ 周囲の工事が凄まじすぎることは何度も書いた。 3年くらい我慢し続けて、ようやく夏には静かになるかと思ったある日、業者のペラ紙がポストに入っていた。隣がひとつきかけて外壁工事をするとな。 てか、隣なら挨拶くらい来いよって思ったけど、そんな人間なんだろうと我慢。 果たして今朝から工事が始まった。とてもじゃないけど、うるさくて寝てらんない。チャイムが鳴って出たならとなりのオバさんがこう言うんだわ。工事の車を家の前に停めさせてくれ、と。 人としてってことなんだけど、てか、オレがここから逃げる、だな。この夏にはすべてが終わると思うけど、そこまで気持ちが持たんな。苦笑。 って書いたところで、今度は建設中の家のガス工事で通行止めですって。あはは。もう笑うしかないね、、、。 静かに暮らしたいだけなんだけどね、、、。 ————- 昨日、ブレイクのことを書いて、詩人のことを思い返した。はじまりは小学生のときに読んだヘッセだったと思う。それからエミリ・ディキンソンが好きになって、萩原朔太郎を通って、たくさんの詩人に夢中になって、ロバート・フロストにたどり着いた。ビートは?って、あれは英語で読めなきゃ理解できないよ。 いつかそういうことも伝えていくことができたらな、と思ってるけど、ここまでうるさいと、そんな気分になれましぇん。苦笑。 ————- でね。アイリッシュトラッドをちゃんと伝えようと思って。オレ、評論家じゃないから、紹介はするけど、好きになったら自分で調べてね。 元からアイリッシュが好きだったけれど、決定的だったのはヴァン・モリソンがチーフタンズと88年に作ったアルバム「Irish Heartbeat」を聴いたから。 それがすべての始まり。人生を変えてくれたと言っても過言じゃない。 なんで、第一回はヴァンとチーフタンズ。ヴァンはちゃんと紹介してるので、思いっきりチーフタンズ寄りで。 彼らがアイリッシュミュージックの世界的伝導に果たした役割はあまりにも大きい。実際、オレもその洗礼を受けた一人だし。世界中の素晴らしいミュージシャンと響きあって、伝統音楽を世界に広めていったこと。 リーダーのパディーさんもメンバーもたくさん亡くなってしまったけれど、僕らは彼らの偉大な軌跡をこうやってサブスクで聞くことができる。   不肖わたくす。パディーさんにインタビューをしております。 前編 https://www.tapthepop.net/extra/4861 後編 https://www.tapthepop.net/extra/4869 では、プレイリスト#020、楽しんでね。   明日から京都(#011)、加古川(#012)、豊橋(#013)。気軽に会いにきてね!

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Experience

6月11日 火曜日 晴れ これだけ長きに渡ってblogを書いていると、いろんな経験をする。面倒なことも多々ある、けれど文責が100%自分にあって、責任の所在がはっきりしていることと、読者が自分の意思でここにやってきて、読んでくれているってことが好き。 てか、なにごとも続けることに意味があると思う。 ときどき、こういう意見が寄せられる。 あれは私のことですか? たいてい違う。なぜって、極力一般論しか書かないようにしてるから。 悩みが寄せられたりもする。余計なお世話だと思いつつ、放っておけないこともあって、ときどき距離感を間違えて、失敗する。で、学ぶ。 実話だけど。これから死にますって連絡が来る。一度じゃないよ。あなたなら、どうする? そんなやつは本気で死なないって、多くの人はいう。でも、ほんとに死んだらどうする? オレがどう対処したかは書かない。んなこと前例にしたくないから。   余計な励ましをしてはいけない。多くの場合、答えはすでに用意されている。人には不可侵な領域があって、触れられたくないところに本質がある。 励ますことができるとしたら、自分の道を往くしかない。 いつまでたっても距離感は難しいけれど、そんなマニュアルはないのだから、自分で失敗しながら学ぶしかない。   でもね。 同年代のともだちが恋の病に罹患してる。本人は年甲斐もなくっていうんだけど、オレは思う。何言ってんだよ、素晴らしいじゃん!!誰だって傷つくのは嫌だよ。でも、そこに突っ込んでいった自分を褒めてやって欲しい。君は勇者で、あとのことは時間がゆっくり解決してくれる。そして、こころに開いた穴は一生塞がらないかもしれないけど、そこから見える風景は、本質的な人としての優しさにつながっていくと思う。きっと、そのためのExperience。今、そう思えないのもよくわかるけどさ。   知識と実体験を融合できるところにニンゲンの良さがある。書物やネットで知ったことを実体験によって、五臓六腑に落とし込む感じ。圧倒的な経験主義。身体の中に精神の地図ができていく。 そうやって、神秘的なことが当たり前に感じられたら素敵だと思うよ。音楽も神秘そのものだもん。 神秘を当たり前にできるってこと。そう感じた時点で神秘は神秘でなくなって、現実になる。 音楽の魔法をかけられる人はその域にいる。オレも稀にそれができるし、それは音楽に限ったことじゃないんよね。 精神、肉体のバランスがとってもムズいけど、ニンゲンはそれが可能な生き物だとオレは信じてる。 Enjoy yourself !   ついしん ウイリアム・ブレイクの「経験の歌」と「無垢の歌」。若い頃、とっても影響を受けました。興味がある人はぜひ。「蠅」って詩があるんだけど。日本語で読んでも素晴らしいよ。オリジナルで読むと響きもすごい。   The Fly     William Blake Little Fly Thy summers … 続きを読む

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