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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
特設ページ »
月別アーカイブ: 10月 2023
想像力
10月20日 金曜日 晴れ ガザにおける紛争は次なる世界大戦への導火線にじゅうぶんになり得る。でも、そんな論調にならないのは、多くの人が自分にとって遠いことだと感じているからだろう。 その複雑極まりない約2000年の歴史を理解しなければ、積年かつ骨肉の想いを理解することは難しい。 かくいう僕も90年代の初頭、湾岸戦争の際に、NYでお使いに通っていたユダヤ人の店が閉店するまで、その史実を把握したいとは思っていなかった。彼らは戦火の祖国へ帰って行ったのだ。自国と領土への信じがたい執着を目の当たりにして、自分がいかになにも知らなかったかを知ったのだった。 僕はそれが勉強の意味だと思う。自分が知りたいと能動的に思うこと。無論、うっすらと学校で習ってはいるはずだけれど、机上のことなんて脳に入っていくわけがない。知りたいと思い、調べていくうちに、多角的に史実を捉え、自分の意見を持つこと。次第に大国の蛮行や人間の愚かさが浮き彫りになっていく。それは今だって図式は変わっていない。 ロシアとウクライナ、北朝鮮と韓国、中国と台湾、エトセトラ。もしアメリカがこの紛争に加担するようになれば、大国たちの思惑とパワーバランスが狂うことによって、なにが起きてもおかしくない状態に陥るだろう。必死に軍備費を増強してきたこのアホな国も確実に巻き込まれるだろう。 つくづくニンゲンはアホなのだ。学ばないのだ。何度も何度も何度も同じことを繰り返すのだ。きっと自らの手によって滅びるまで繰り返すのだ。 無差別な殺戮にいったい何の意味があるのか?そんなことくらい、いまどき誰だって知っている。でも、なにもしない。それは遠い出来事だから。でもね、あなたも僕も自分の暮らしを遠くを見ながら美しくすることはできると思う。 僕は食卓に花を飾る。 ひとりひとりがどう生きるかってことが求められているんだと思う。僕はこの国の多様性は大好きだ。思いやりのある人も好き。でも、政府は信じない。もちろんアテにもしない。自分のモラルにしたがって残りの人生を生きようと思っている。
クレイジージャーニー
10月19日 木曜日 晴れ クレイジージャーニーから弾丸帰ってまいりました。旅をしていて、目覚めた瞬間、天井を見上げ、自分がどこにいるのかわからなくなるやつを、わたくす、クレイジージャーニーと呼んでおります。それだけ日々が濃厚だってことで、過去のことをすぐに忘れるわたくすが道程を逐一覚えていて、なおかつ、旅程の最初の部分がひどく遠いことのように思える。 それがクレイジージャーニーでございます。 インスタのストーリーズが気に入っているのは24時間で消えてしまうこと。自分の電話には写真が残っていること。見たくない人はスルーできること。それはソロツアーの大全として、いつか威力を発揮するだろうなぁ、と思っています。 ただし、僕が電話を握っているのは写真を撮ってアップしているときだけで、その他はほとんど触れません。ようやく付き合い方がわかってきたかな。笑。 さて。泥のように眠って。 今日からHWツアーにシフトを切り替えます。みんなが寄せてくれたリクエスト、熟読します。えっと今週いっぱい(22日)まで受け付けます。どしどしどうぞ。 <リクエストフォーム> https://forms.gle/sDEF9howH9NHMjcg6
長崎にて
10月18日 水曜日 晴れ 持っているものを極限まで出しきることによって、さらに自分のなにかが伸びていく。還暦前にしていい意味でとってもハードなツアーでした。笑。 長崎の海を見ながら、数時間ぼーっとする時間があって。いろんな想いが去来しました。 でもひとたびギターを握ると、インスピレーションがあちこちから湧いてくる。 自分がそんな日々を全力で過ごすことで、日々懸命に生きている人たちをつないでいく。それが自分の役目なんだってことがはっきりと見えたツアーでした。 各地で出会った人たち、ほんとうにありがとう。これにて、今年のソロツアーは全日程終了です。帰ってちょっとだけ休んだら、次はHWにシフトします。
長崎へ
10月17日 火曜日 晴れ なかなかに疲労は溜まってきたけれど、チームでがんばっていることだからして、最後まで走りきるのだ。 長崎へ移動。FM長崎の生番組に出演して、にゃんと14回目になる来年の新春HW特番を収録。今まではFM長崎でしか聞くことができなかったんだけど、せっかくだから、日本中、いや世界中の人が聴くことができるように画策してみることにする。 明日は長崎で歌います。ぜひ、きてください。今年最後のソロライヴです。
小倉にて
10月16日 月曜日 晴れ 引き続き、モーレツな日々。旅カラスに必要なのはなによりも体力です。 午前中に街を走って、墓参り。それから5年ぶりに小倉へ。 この町には昭和がまだ色濃く残ってるのです。大好きな資さんうどんをいただいて、演奏。 言うことなし。愉しんでくれたかな?
佐賀にて
10月15日 日曜日 曇り いつものようにワンダフルな日々。 午前中に変わりゆく福岡をランニング。もう、なんというか、ほとんど知らない町になってしまってとっても哀しい。どうしてニンゲンはこんなに古くていいものを壊してしまうんだろう。 ともだちのクリゼンが佐賀でやってるブラフマンのライヴに誘ってくれたから、久しぶりに会いにいくことにした。 90年続く佐賀のちゃんぽん屋。屋号から味からおばちゃん、おじちゃん、すべてが満点。そこにブラフマンのファンがいてね。小柄な女性なんだけど、一人で見にきてて、なんだか覚悟を感じてとってもよかったんだよね。彼女の人生にはこの音楽が必要なんだって一目でわかった。 ブラフマンは敢えて小さな町の小さなハコを回っていてね。その情熱が素晴らしかったよ。コロナにやられた小さな町の音楽文化を支えようって、その心意気がね。 小さな会場は超満員で、熱気でとんでもないことになってた。MCさえはさまずモーレツな演奏をたたみかける。でも、音が痛くないんだよね。基本、愛から放たれてる音だからね。激しいけど、優しいんだよ。バンドは経験を積み重ねて、オレが聞いたことがないパンクの領域に達していて、正直とっても感動した。 1曲一緒に演奏させてもらったんだけど、みんながその歌を知っていてくれてとっても嬉しかったよ。 とってもいい夜だった。身体に気をつけて、このハードな旅を続けてほしい。 深夜。アイルランドVSニュージーランド。 サッカーと同じく、愚直なまでに前に進むだけのラグビー。あと一歩及ばず。でも、そのアイリッシュネスに感動。変えないんだよね。それが素晴らしすぎる。 そしてドニゴールの愛するパブが閉店のニュース。悲しいにもほどがあるよ、、、。 人生もいつまであるのかわからない。だから、今を全力で生きなきゃね。 今日は5年ぶりの小倉。その前に墓参りに行ってこよう。
「継承」福岡にて
10月14日 土曜日 晴れ たった1日のリハーサルで作りあげたライヴ。 結局のところ、なんというか、その人たちの生き様がすべて現れた凄まじいライヴでした。もっと多くの人に見てもらえたらよかったんだけど、きっと噂が噂を呼んでくれるのでは、と思っています。 にしても、レジェンドの口から語られた話はなんというか、giftそのものでした。関わってくれたすべての人に深い感謝を。
福岡にてday #001
10月13日 金曜日 晴れ 一路福岡へ。「継承」のための1日限りのリハーサルを福岡市内某所にて。 書くまでもなくとんでもない猛者の集いなわけでして、リハーサルから予測不能な方向へ進んでいくのです。いろんな意味でプロフェッショナルとして、僕はまとめようという形に行くのですが、そうならないのが「継承」の意味なのか、と。今更ながらに思い知る。 リハーサルを終えて、僕が生まれてすぐくらいの60年代の福岡の音楽状況を浦田賢一さんから聞いて、帰りしな。池畑さんが「きれいにまとまらないのも音楽」みたいなことを僕に話してくれて、腑に落ちたというか。夜空に流れ星が落ちたみたいに。 なので、明日(実質今日ね)はわたすも予測不明です。なんだか、いろんな意味でとんでもないことになるんだろう、と。
キムンカムイ
10月12日 木曜日 晴れ いつのころからか、クマ(とくにヒグマ)に尊敬と憧れの気持ちをもっています。 どうしてか、わかんないけれど。 アイヌの言葉でキムンカムイって言います。よくも悪くも神なんです。彼らにとって。その響きを聞いただけで、胸の奥がつーんとします。 先日、北海道をバイクで走った際、「出没注意」とか「〜月〜日に出没」とか。そんな看板をたくさん見かけました。居住してる方にとってそれが由々しき問題だってのはわかります。でもマスコミの一般的な報道には強烈な違和感を覚えます。ほんとにニンゲンって勝手な生き物だなぁ、と。 クマが好きだからと言って、クマ牧場みたいなところには行きません。ニンゲンに媚びて餌を乞うクマ。行ったところで、哀しい気持ちにしかならないからです。もっと言うと、動物園も行きません。なんだか、哀しくなるからです。もっとも悪趣味だと思うのは剥製です。 バイクで走ってるとき、この森のどこかにキムンカムイが居るんだって。僕はそれだけでいいんです。何度も書くけど、それだけで胸の奥がつーんとします。会わない方がお互い幸福な稀有な生き物です。なので、傍を通ってその気高さを感じてるのがいいんです。 祖父が北海道に居た縁で、子供の頃からアイヌのヒグマの彫り物が家にあったんです。あの典型的なシャケをくわえてるやつです。もちろん今もたいせつに持っています。触りすぎてテカってます。なんだろう。憧憬ってやつなのかな。原風景としての憧憬。 さて、今日は福岡に帰ります。イベントと自分のライヴが2本。どれも見逃さないでくださいまし。このイベントは、、、もう散々書いたから過去の記述を読んでください。これを福岡で開催することに意味があるんです。それと小倉と長崎。これにて、今年のソロツアーは終了です。ぜひ。 ロック第一船団の人たちが未だステージに立ってるのはすごいことだと思います。ストーンズ、ブルース・スプリングスティーンしかり。でも、キースがステージでコケる動画を見たり、身体が屈強なスプリングスティーンがツアーを延期したり。永遠ってものはないんです。思い知らされます。それゆえ、今できることを120%の力でやっておきたいのです。 ステージとはそんな場所です。 では行ってきます。
体感
10月11日 水曜日 晴れ お察しのように、わたくすお金に無頓着な人間でございます。蓄財なんて、考えたこともないし、それは天下の回りもの。九州人たるもの宵越しの金は持たない主義でございます。 そんな私ですら、最近の値上がりっぷりにはびっくりしています。自分に必要なものなんて、楽器、バイク、クルマ。そのくらいだけど。見事なくらいに高い。コが少しマシになって、外国に行ってきた友人たちは口を揃えて、円安の影響を語ります。フツーに食事でもしようものなら、とんでもない金額になる。そろそろ外国に逃亡しようかと航空券を探してみたら値段に悶絶。激しくNYと行き来してた頃なんて、最安で5万以下で往復してたこともあったけれど、隔世の感すね。 選挙前には「減税」をうたい、終わると「増税」。消費税って社会保障にはほとんど使われておらず、法人税減税の穴埋めに使われてるって知ってますか?ほんとに酷いんです。日本人は従順なので、暴動を起こさないのわかってやってるんす。最低です。 ほんとにその志はどこを向いてるのか。 こんな世界を残して、未来を生きる子供たちにはなんと言えばいいのか。夜、ベッドで星野道夫さんを読むのは、自分を正しいところに戻すためなんす。本当は世界は循環するはずなんです。「持続可能な」なんてこと言わなくても。 夜、周囲100キロくらい誰もいない砂漠で満天の星を眺めていたとき。思うことが山のようにあったのです。まだ20代だったけれど。そういう経験を伝えていかなきゃと思います。 言葉は好きじゃないけど「宇宙の法則」ってものがあって。宇宙は必ず見てるのです。だから、なるだけ誠実に生きることを勧めます。そうしていれば、ピンチの際には助けてくれます。期待していなければ。宇宙ってそんな場所です。 だからいつだって発想は宇宙的に。行動はローカルに。 メゲずに行きましょう、ご同輩。周囲を明るくすることだって、じゅうぶんな宇宙への貢献です。