Mr. OUTSIDE #002、Motorcycle

12月17日 水曜日 晴れ

今日からリハーサルが始まります。なんとか滑り込みで間に合った感じです。まだ体調は万全ではないので、気をつけます。

さて、アルバムを語る。質問がないときは曲について。1曲目「Motorcycle」。

コ期間中。最大のインスピレーションを与えてくれたのがバイクでした。緊急事態宣言のある日。いつもの店にいて、いつもの感じで天啓(笑)が。「イージーライダーにならずに死んでいいのか!」。「なわけない」。いろんなことを制限されることへの本能的な抵抗だったんでしょうね。

湘南ハーレーダビットソンに行って、免許もないのにバイクを買いました。それから免許。湘南で中型を取り、そこから先は取れる場所がなかったので、唯一受け入れてくれた山形県長井市へ。今や、その町には友人がたくさんいて、復興酒「甦る」に関わるたいせつな町になりました。

人生、自ら動けばなにが起きるかなんて、誰にもわからないのです。

そのバイク。地元のハーレー屋で身の丈にあうカスタムを繰り返してもらい、5年をかけてほぼ完成しました。スパルタンに旅するバイク。それにまたがって北海道から九州まで4万キロを超える旅をしました。毎年、福島もこの目で見てまわります。

人生一回限り。なにかひっかかるものがあるなら、ぜひチャレンジしてください。あの日の天啓は少なくとも間違っていなかった。まぁ、確かに安全な乗り物ではないし、事故ったら離婚と宣告されてはいますが、一度もコケてはいません。

全身で全方位的に感じるインスピレーション、これはなにものにも変え難いです。知らない町の成り立ちが見えてきます。ガレージに奴がいつも眠ってる感じがいいんです。クサクサしたときに、箱根あたりまで遠出して帰ってくると、すっきりします。阿蘇だって、バイクでブンブンして、自分の足で山に登ってみると、見え方がぜんぜん変わる。そういうことがとても楽しいです。

1曲目になにを据えるか。これはなかなかなことです。すんなりと決めました。みんながプレイヤーにセットして。HW史上はじめてドラムから始まります。瞬間拡がる道を楽しんで進んでくれたら嬉しいです。その永遠へと続く道はE-BOWで表現しました。

 

質問も気軽にどうぞ!

 

 

 

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ミキシング

12月16日 火曜日 曇り

亡父命日。

いなくなって44年も経過していて、いない時間の方が遥かに長いのに、ちっともいなくなった気がしない不思議な人。ある意味、いちばん近くにいる存在かも。物心がついた頃から、彼のこころの底に流れる深い悲しみを理解できていたのも、今となっては不思議。でも、ほとんどの場合、言葉は必要としていなかったというか。彼が世界にやり残した多くのことを、僕が受け継ぎ、違うかたちで実践している感覚はとてもあります。

そんな日にやんわりと社会復帰しようと思います。明日からリハーサルが始まるんです。

 

質問です。

ミキシングに関して、何か参考にしたアルバムや楽曲等はあったのでしょうか?
それとも山口さんのイメージに近づけるようにして完成させたのでしょうか?


お応えします。明確にイメージがありました。多くはまだ父親が生きていた頃(高校生の時分かな1977〜81年くらい)寝ても覚めても聴いていたアルバムたち。ストーンズのBlack and Blueからエモーショナルレスキューの間まで、かな。チャーリー・ワッツの素晴らしすぎるドラムがバンドのエンジンとしてど真ん中に鎮座してるあのサウンド。かと言って決してヘビーではない。それが僕のロックンロールの原体験なのです。

うちには池畑潤二という8ビートが日本一、いや世界レベルの方がいらっしゃいますゆえ、その演奏を真ん中に据えることがすべてです。ほとんどの曲はスタジオで多くて3テイクくらいしか演奏されておらず、「その瞬間」が記録されています。「瞬間」を緻密に完成品に持っていくのが僕の仕事。

今回はゲストミュージシャンは皆無です。すべて3人が出した音と声で作られています。修正やコピー&ペーストは一切ありません。すべて人力です。ベースは魚ちゃんの左手か僕が弾いたか。

話を戻します。音のイメージは高校生の頃聴いてたこの感じ。これを超えるロックンロールは僕の中には未だありません。ドラムはいうまでもなく、ビル・ワイマンのベースもすごいんです。それに加えてギター2本の絡み。こういうバンドの演奏が立体的に細胞に刻まれているのです。このアルバム、評価が低いんだけど、わかってないなぁ、と個人的には思っています。ストーンズのグルーヴのある種最高到達点なのに。

 

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アルバムの4曲目に関してだけは、なぜか、これまた高校生のときに聴いていたプリテンダーズの1stのイメージでした。そのアルバムにキンクスのカヴァーがあるんだけど、あれからほぼ50年経過してるのに、まだはっきりと頭の中にイメージがあるのはすごいと思います。その曲は検索してもらうとして、この曲、ほんとに好きだったな。

 

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↑ 今聞き返してみると、ギターなんて、そうとう無意識下で影響を受けてるのがわかる。笑。

 

お間違えのないように。懐古趣味ではありません。これらのイメージはあるけれど、あくまでも2025年の音を人力で鳴らすってことです。

 

浮遊するって意味では、これまた金字塔。最初に聴いたときから、ずっとこの音が頭の中で鳴っています。灯台みたいなものかな。

 

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days

12月15日 月曜日 晴れ

身体からのメッセージを受け止める日々を送っております。家から一歩もでない生活も5日目。もうすぐ社会復帰できそうです。高熱を出すと、身体の中からいろんな不純物が噴出した感じがあります。とにかく免疫を上げておくこと、ですね。このところストレスフルな日々が続いていたので、限界を超えて破綻した感じです。

ふぅ。

おふとんの国にいる間に、携帯のOSが勝手にアップグレードされました(頼んでない)。そしたら体組織計の10年分くらいのデータが飛んでしまいました。これで自分の状態を把握してたので困りましたが、いちおう紙にも書いておいたので、事なきを得るという。ますますデジタル不信。だって、オレなにも悪くないもん。またその新しいOSが使いにくい。ジョブスにチクりたくなります。

ちなみに、こういう書き物をするコンピュータのOSは最新だけど、音楽を創るコンピュータのOSは10年くらい前のものです。ネットにすら繋がってません。誰もその領域には入れない。こんなのオレくらいだと思うけど。自分のやり方を貫くべきです。人が何と言おうとも。

わからないことを質問したら、そのままチャットGPTの反応を送ってくる輩。あんたの意見を聞いてるんだって。。。危険です。ガサツすぎます。いちおう伝えておきます。

 

愛するハコたちが次々と。。。サムズアップに続いて、いわきSONICも。。。。。たいせつなものは、みんな亡くしてから気づくんです。遅いっつーの!彼らが独自のカルチャーの存続のために、どれだけの血を流してきたか、オレは知っています。だから、これからも全力で共に闘います。なので、ぜひぜひライヴに来てください。ふたつのハコでこれからもできるだけライヴをやります。やらせてもらいます。

いわきが放射能にやられて、子供たちが外で遊べなかったとき。満員の高校生オーディエンスの前で、地元の大先輩である遠藤ミチロウさんが「SEX!」と絶叫。盛り上がる客席に、オレはこの国の未来を見ました。その日の楽屋でミチロウさんに「浜通り、中通り、会津。福島をひとつにしたいから、一緒に相馬盆唄を演奏してほしい」と頼まれ、ふたつ返事で快諾したんです。

これ以上は書きません。町にそれは必要なんです。

 

ベッドの上で、本を読み、youtubeで屋久島を知ろうとし、映画を見ました。インディアンランナーをあらためてDVDで。

初めて見てから、35年の月日が流れています。でも、自分も変化したし、新しい感受性が発熱してる人間にも芽生えていることにびっくりしました。「どう生きるか」だけなんだとあらためて。詳細は本「Seize the Day」を。この本、もうすぐ在庫がなくなります。もう作れないので、オーダーはお早めにどうぞ。

 

新しいアルバム、周囲の人に「HWのアルバム、出るよ!」って伝えてくれたら嬉しいです。新作に関する投稿はタグをつけて、あとからまとめて読めるようにしておきます。

では質問に応えます。

ニューアルバムこれでいけるなって感じた思えた瞬間など教えてほしいです。
アルバムを作るのがとても難しい時代になってしまったと思うので。

アルバムには僕のアイオープナーであった2人の故人の名前が記されています。彼らの存在なくして、僕はここにはいないからです。

ロックンロールを継承したい。そう実感したとき、イケるというより、リリースしたいと思いました。手渡されたものを、手渡したいんです。それだけです。DNAは魂の乗り物だって。ロックンロールも同じじゃないかな。自分たちを鼓舞してくれたものを、伝えておきたいって気持ちです。

 

 

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Mr. OUTSIDE #001、長谷川さんのこと

12月14日 日曜日 晴れ

これからアルバムのリリースまで、アルバムにまつわるいろんなことを僕の言葉で伝えていけたらと思います。不定期更新ですが、週に2回くらいは。

「Mr. OUTSIDE」は僕のアイ・オープナーであった音楽文筆業の故・長谷川博一さんが91年に出版した本のタイトルです。佐野元春さんにも同名の曲があります。おそらく無関係ではないと思います。

このアルバムの曲のほとんどは午前4〜7時の間に書かれました。世界が一番静かな時間です。ある時期から、その時間に、長谷川さんと会話をするようになりました。もちろん架空だけれど、僕にとってはリアルな会話。曲のことだったり、世界のことだったり。僕らは兄弟みたいにいつもボーイズチックにそんな話をしていたからです。

深刻な病に冒されてなお、彼は善きものを世界に放つことを考えていました。そのスピリットを受け継ぐ者として、彼の曲を僕が録音して歌えば、いいってことに気づいたのです。もともと、彼なきあと「Mr. OUTSIDE」というイベントを開催して、彼のスピリットを伝えていくことを考えていました。けれど、それはコロナで叶わなかったのです。ほんとうにコロナの馬鹿野郎!

でも、オレはしつこい。笑。諦めない。

彼がこの世を去って7年。今年の夏、生まれ故郷の小樽で開催された彼の回顧展に呼んでもらいました。その経験が素晴らしすぎたのです。彼の功績(あんまり好きな言葉じゃないけど)が故郷の人たちに、こんな風に伝わっていたこと。知らなかった彼の故郷への想い。豊かな故郷での人間関係、エトセトラ、エトセトラ。

そのイベントには鈴木惣一郎さんも呼ばれていました。初対面です。長谷川さんの遺作となった、細野晴臣さんの傑作「泰安洋行」を詳しく紹介した「追憶の泰安洋行」(←ほんとうに音楽愛に溢れた名著なので、ぜひ読んでください)に鈴木惣一郎さんが体験したミラクルな体験が書かれています。(鈴木さんの「こころをとらえる響きをもとめて」って本もどえらく素晴らしいのでぜひ!)僕がやってることも、経験したことも、長谷川さんによるミラクルな体験なんだと思います。決してオカルティックな意味ではなく。

どうしてって、それは彼のスピリットが宇宙に放射されていたから、僕らはそれを受け取っただけ。鈴木さんのニューアルバムもにゃんと12/26に出るんだそうです。いろんなことがリンクしてるんです。長谷川さんによって。

このアルバムは長谷川さん。それから、僕の故郷でJUKE RECORDを経営していた松本康さんに捧げられています。松本康さんは鮎川誠さんの親友で、彼がいなければ、僕はミュージシャンにはなれなかったと思います。田舎の音楽が好きなだけのどうしようもない少年に、たくさんたくさん、本物の音楽を教えてくれたのです。インターネットもなにもなかった頃。松本さんは世界に通じる扉を開けてくれたのです。

先人たちに特大の感謝を込めて、この混迷の時代を生きる人たちの力になる作品を創りたかったのです。

とはいえ、サブスクの時代です。もうほとんどのミュージシャンはアルバムを創ることができません。CDが売れないから、製作費を回収できないのです。サブスクからもたらされる収入を聞いたら笑いますよ。真面目な話、お菓子が買えるような金額です。じゃ、誰が儲かってるのかって、それは想像してください。この時代にこんな搾取がまかり通るのかって。これがHWの最後のフィジカル・アルバムになる可能性もかなりあります。そんな時代なんです。

でも、オレたちはアルバムで育ったんです。なけなしのお金を貯めて、昼飯を抜いても音楽を聞きたかった。その恩義をこの時代に返したかったのです。

無論、携帯でしか音楽を聴かない(聴けない)人もかなりの数存在するわけで、もちろん配信もしますが、こちらとしても、まずは働いたお金でアルバムを買ってくれた人を優先すべきで、ライヴ会場での販売 → 通販 → 一般発売 (流通) → 配信という順番になります。

次は来週中頃に更新しようかな。こういうことが聞きたい、なんてことがあれば遠慮なく。

 

 

 

 

 

 

 

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ニューアルバム、リリースのお知らせ !!!!! (重要)

12月13日 土曜日 晴れ

ようやくこの日がやってきました。

HEATWAVE。新しいアルバム、『Mr. OUTSIDE』2026年にリリースです。今日、この時間からアルバムの通販予約受付を開始します。

まずはジャケットからどうぞ。

 

11月に屋久島を訪れる前のことです。鹿児島県トカラ列島の悪石島(人口89人だそうです)に伝わる来訪神「ボゼ」のことをフランス人の写真家シャルル・フレジェさんの写真集「 YOKAI NO SHIMA」で知り、衝撃を受けました。

僕はこの国の隅から隅まで旅したつもりでいました。多様性に富んだ素晴らしい文化を持つ国だと思ってきました。けれど、この本に描かれていることの85%は知らなかったのです。アミニズムを具現化したものとして、これだけの多種多様なGODが日本中に存在してるなんて。。。

その後、屋久島を訪れて、アミニズムの真髄を体験して、更なる衝撃を受けたわけです。「知らないことはなにも恥ずかしいことじゃなくて、知ろうとしないことが恥ずかしい」んだといつも思っています。

この時代を生き抜くのにどうしたらいいのか。新しい作品は同じ時代を生きる人たち、僕らの音楽を支えてくれた人たちにとって「力」になるものであってほしかったのです。人口89人の島で永い間受け継がれてきた「ボゼ」はそのシンボルとして、余りある存在でした。見たこともないのに。

けれど、行ったこともない島で(行くこともそんなに簡単ではありません)受け継がれてきたたいせつなGODのスピリットだけを盗むようなことはできません。手は尽くしたのですが、そのままの写真を使うことはやめよう、と。なので、ものすごく若い世代の女性アーティストにいきさつを伝え、デジタルで表現してもらうことをお願いしました。

素晴らしかったのです。これは僕らの世代には表現できない。ディテールには僕が関わったさまざまな事象が使われていたりします。これ以上書くと野暮なので、それは受け取った人が感じてくれれば。

たくさんの声援をありがとう!最初にバンドでリズムを5日間で録ってからの、残りの100日余りの作業はほんとうに孤独な旅でした。道中をお伝えすることで、寄せられる声を追い風に換えて、ようやく辿りついた作品です。

『Mr. OUTSIDE』、爆音で受け取ってください!

2025年12月13日  HEATWAVE 山口洋(61)

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これから段階を追って、アルバムのこと、紹介していきます。まずは今日からアルバムの予約開始です。詳細は以下の記述を読んでください。発送は1月中旬以降になります。最速で手にしていただけるのは12/26の渋谷のduo MUSIC EXCHANGEにて。

それからツアーの全公演の先行チケットが申し込める状態になりました。渋谷公演はすでに一般発売中、いわき&京都は先週から先行受付中。長野と福岡がはじめて先行受付中となります。

よろしくです!

以下、スタッフより、オフィシャルな情報になります。

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【①アルバム情報】
HEATWAVE|New Album『Mr. OUTSIDE』
詳細発表&先行予約受付スタート!

先行予約(公式通販)https://heatwave1979.stores.jp/
受付期間:12/13(土)~01/12(月)
※1月中旬発送予定


前作「Blink」(2019発売)から長い時間をかけて作り続けてきた、HEATWAVEの最新アルバムがついに完成!

バンドのステージに加えて、山口洋(Vo/Gt)のソロ活動を重ねながら長い年月をかけて磨き上げた作品で、タイトル「Mr. OUTSIDE」は、山口が深い敬意を抱いてきた音楽評論家、故・長谷川博一氏の著書からインスピレーションを受けたもの。

アルバム全体に「今をどう生きるか」というメッセージが込められた、まさに“今”のHEATWAVEが詰まった一枚です。

2026年のリリースに先立ち、公式通販(カモネギ書店)とライブ会場を限定した先行販売が決定!
この機会にぜひご利用ください!


HEATWAVE|New Album『Mr. OUTSIDE』

01.Motorcycle
02.私は土地を買わないだろう
03.Seize the Day
04.ディスタンス
05.Empty (空)
06.裸足のマリー
07.大雨洪水警報
08.Money
09.ボーダーライン
10.火を熾すとき
11.世界は新しいものを受け入れる
12.Paddy’s Green Shamrock Shore

NO REGRETS / HWNR-40
価格:4,000円(税込)
発売日:未定(2026年)


Produced by HEATWAVE
Executive Producer:Yamaguchi Hiroshi (No Regrets)

Yamaguchi Hiroshi:Vocal and Guitar
Hosomi Sakana:Keyboards
Ikehata Junzi:Drums

 

 

【②ツアー情報】
New Album『Mr. OUTSIDE』リリースツアー


HEATWAVE LIVE 2025 -Mr. OUTSIDE-
チケット発売中 https://sogotokyo.com/live_information/detail/2551

日時:2025/12/26(金)
会場:duo MUSIC EXCHANGE(東京)
料金:7,000円(税込)

 


HEATWAVE TOUR 2026 -Mr. OUTSIDE-

イープラス先行(福島・京都)https://eplus.jp/heatwave/
受付期間:12/03(水)12:00 ~ 12/18(木)18:00

オフィシャル先行(長野・福岡)https://eplus.jp/heatwave-of/
受付期間:12/13(土)12:00 〜 12/22(月)18:00

日時:2026/02/14(土)
会場:club SONIC iwaki(福島)
料金:7,000円(税込)
発売日:2025/12/27(土) 正午

日時:2026/02/28(土)
会場:磔磔(京都)
料金:7,000円(税込)
発売日:2025/12/27(土) 正午

日時:2026/03/08(日)
会場:ネオンホール(長野)
料金:7,000円(税込)
発売日:2026/01/17(土) 正午

日時:2026/03/21(土)
会場:BEAT STATION(福岡)
料金:7,000円(税込)
発売日:2026/01/17(土) 正午

 

 

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明日

12月12日 金曜日 晴れ

stillベッドの住人でございます。

しかーし、明日お昼の12時に、ついにニューアルバムのリリースとそれに伴うツアーの発表ができることになりました。

ようやくここまで来たかーと。感慨もひとしおです。

思いっきり拡散していただけると嬉しいです。

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休養

12月11日 木曜日 晴れ 

 二日間、銀行の意味不明なたらい回し。ほんとにスーパーストレスフルでした。電話対応はコンプライアンスでがっちり守られ、1時間後にネットバンキングが開通して、さぁ使おうとすると必ずロック。その旨、電話して、また開通して、ロックされての繰り返し。

 アホなのか?

 振り込め詐欺が多いからセキュリティーを強化って、仕事で支払いがあるのに、使えなかったら銀行の意味ないじゃん。で、なぜロックされるのか、おそらくAIだろうけど、理由は守秘義務だって開示しないし、窓口に出る人物たちも伝えるのは苗字だけで名前は言ってはいけないんだと。

 カネに汚いのが嫌いで、いつだってクリーンにやってきたし、借金したこともない。借金なんてしたら死ねないからね。だから、ブラックリストになんて載るはずもなく。

 でも同じコンピュータから同じ場所でアクセスして、AIがロックの算段を決めてるなら、もはや使えないのは目に見えてる。約束した支払いができないことほど、ストレスはないわけで。

 ラチがあかないので、体調は悪かったんだけど、バイクで支店に行って、すべて送金を済ませて、残ってた金をぜんぶ引き出して、金輪際オサラバすることにした。

 こういうストレスって、ほんとに堪える。

 帰って、すぐに高熱。これはとんでもないなぁ、と。このところ、限界まで力使ってたし、とどめの銀行だったし。

 もはやベッドから動けず。これは救急車か、と思ったけど、ともだちにリモートで診察してくれるシステムがあるのを教えてもらい、深夜のリモート救急。苦笑。

 動けるようになったら、病院に行くとして、とりあえず一週間くらいの静養が必要なようです。なので、明日のblog更新はお休みして、休養します。悪しからず。

 でも13日は新しいアルバムの詳細を発表する日なので、にゃんとしてでもblogは書きます。そのために一年間走ってきたんだから。

 みんなもストレスには気をつけてね。

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熱くならない魂を持つ人はかわいそうだ

12月10日 水曜日 晴れ

思うことはたくさんある。こんな世界で生きていると。

朝起きてすぐにblogを書く習慣があるから、遅いってことはなにがが起きてるってことです。笑。

でもまぁ、その話は置いといて。いい話から。

 

楽器の高騰が止まらないんです。もちろん為替の影響もある。消耗品(弦などね)もどんどん上がってます。でね、上がった分だけ楽器のクオリティーは上がったのかって。答えはもちろんNOです。楽器メーカーもほとんどアパレル化したりして、生き残りに必死なのはわかるけど。肝心な楽器をちゃんと作りなさいよ、とオレは思う。まずは本分でしょ。

結局、エレキギターなんて50〜60年代に作られたものにかなわないのです。これだけ技術が発展したにも関わらず。じゃ、なにが違うのか。多くは「人の手」を介していたってことに尽きるのか、と。あとは牽引していく人の「イズム」みたいなものかな。求心的な力を持つカリスマがいなくなると、どうしてもクオリティーは落ちます。

僕が初めて友達から1万円で買ったストラトのコピーモデル。それにおかんが彫刻したもの。それと高校一年のときに、中華料理屋でバイトして買った初めてのマトモなギター、グレコのEGF850。その2本をリペアマンに預けてたのです。ストラトはローズネックに、EGFは抜本的なリペアを。

2本とも作られて45年以上経過してるわけで。その時点でヴィンテージ化してるんです。木材が。でね、天才リペアマンの手にかかると、その個性が思いきり引き出されるんです。今の外国のメーカーがぜったいに出せない、当時の日本の職人さんの「追いつけ追い越せ」みたいなスピリット。音はね、とっても「いなたい」んです。決して洗練されてはいない。でも、高度成長期の日本の「良かった」部分がこれらのギターには詰まってる。とってもとっても愛おしいです。

そういう想いを持ってる僕が弾くと、高級ギターにぜんぜん負けない音がします。

B級を通り越して、こういうC級のギターでいい音だしてるのが、とってもカッコいいと思うわけです。ギターは弾いてなんぼ。少なくとも僕にとっては。眺めるものじゃない。性能より、結局はそれを鳴らす「腕」なんです。家が買えるくらいの値段のヴィンテージものだって、「腕」がなければいい音はしない。

僕はコレクターではないので、持っていても弾かないものは誰かに差し上げます。売るのは嫌いです。金じゃない。

 

で。なんでblogの更新が遅れたかって。

銀行にたらい回しにされたからです。昨日1日と今日の午前中を費やしました。もう解決したから、詳細は記さないけど。電話先の人物に怒っても意味はないのです。コンプライアンスでガシガシなわけだし。怒らなきゃいけないのは、その先にあるシステムなわけで。

本気で離脱したいと思います。このblogを記すのも、どこまでシステムから離脱できるのかって人体実験でもあります。なので、ここまでやるとOUTなのね、みたいな感じで参考にしてください。山口洋61歳、電話を棄てる日が近づいています。オレは本気でヤンバルクイナになりたい。

 

そんな時に不意に流れてくる「Born to run」。これもまた超絶に「いなたい」表現じゃないですか。でも、不意にこの歌が流れてきて、身体じゅうの血が熱くなって、号泣したことが何度かあります。昨日、とつぜん流れてきて、なんだか「ぐっと」きました。

 

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今回のアルバムで故人と共作しました。その相手である長谷川博一さんが亡くなって、自宅を訪れたとき。プロレスチックに彼の歌がずっと流れていました。「ロックンロールの未来」を信じてこの世を去っていくのは悪くないって、教えてくれた気がします。

「熱くならない魂を持つ人はかわいそうだ」って友部さんの名曲の通りに、僕もまたそう思うのです。熱くなる方法はそれぞれだとして、熱くなるものを忘れてまで生きていたくないのです。

ロックンロール!

 

 

 

 

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The Gift

12月9日 火曜日 晴れ 

 先週のCHABOさんもまさにそうだったんだけれど。

 Paul Bradyとのライヴは「Gift」そのものでした。

 満員のオーディエンスを前に、78歳のレジェンドと、事前のリハーサルもなく、一発勝負で、しかも生音で、二人いるのに一本のマイクで(漫才マイクみたいなことね)奏でるのって、かなり痺れる体験なんだけれど。音楽家の端くれとして、無上の歓びでした。

 思い返せばたぶん92年。NYから渡ったアイルランドはドニゴールで。州歌のように誰もが知っていたその歌のカセットテープを買ったのです。その主こそPaul Brady。あまりにその歌が好きすぎて、勝手に日本語をつけて歌うようになります。それをドーナル・ラニーがプロデュースしてくれ97年に録音。それを聴いたAltanのメンバーが本国に持ち帰ってくれ、日本でいうNHKみたいな放送局で何度も流れるようになり、ついにPaul本人がそれを耳にして、あの曲を日本語で歌ってるあいつは誰だ?みたいになって、初めて会ったのがもう20年以上前なのか。。。

 ドニゴールに住むアイルランドの母が不治の病で病院にいた時。Paulと僕が演奏する「The Homes of Donegal (Paulがyoutubeにアップしてくれたから!)」を病院のベッドで観て、涙を流して亡くなってくれたこと。うちの愚母とアイルランドの母が同級生で、愚母の灰をドニゴールに散骨したら、現地の新聞に載ったこと。笑。そのほか、いろいろ。

 ステージの上で、30年以上に渡るストーリーを音を紡ぎながら感じていたのです。Paul、やっぱりとんでもなかったな。スピリットの飛沫を真横で浴びてました。それは僕の特権です。音楽ってね、有名とか無名とか、そんなことはどうでもいいんです。すごいものはすごくて、すごくないものはすごくない。ただ、それだけのことです。

 観た人の特権だから、これ以上オレが語ることもないか。最後の来日になる可能性が高いと思います。でも、たくさんの人がその目に彼の本物のスピリットを焼きつけてくれてほんとうに嬉しかった。Paulに声援を送ってくれてたのも嬉しかった。

 もうひとつだけ。彼をこの国に呼んだ人が、どれだけの想いでそれを実現させたかってことも、どうか覚えておいてください。

  Thank you for EVERYTHING !!!

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Seize the day

12月8日 月曜日 晴れ 

 先日、なかなかの揺れだった阿蘇の家を同級生が見に行ってくれました。9年前の地震で、母屋が傾いてしまったのは、なんとか治したんだけど、治せなかった離れとのギャップが一段と酷くなった模様。まぁ震源が近かったんで、仕方ないっすね。弾丸で帰って、散らかってしまったものを片付けることを考えたんだけど、今月は音楽に集中することにしました。少し暖かくなったら、帰ろうと思います。

 ずいぶん減らしたんだけど、文学全集的なものがまだあるんです。それと9年前の地震でやられてしまった建具たち。捨てるにはあまりにもったいないので、もらってくれる人を探そうと思っています。なんであれ、シンプルに生きるのが一番です。痛感します。

 さて。今日は敬愛するポール・ブレイディーと演奏します。CHABOさんと同じく、彼の素晴らしい曲を身体に入れておきました。CHABOさんとは前日にリハーサルをしましたが、ポールに至ってはぶっつけ本番。笑。僕ですら、アイルランドに行けって言われたら、国際線、ちょっと億劫になります。そんな意味では年齢的に彼の最後の来日になるかもしれません。お見逃しなく。

 というか、どれも素晴らしい楽曲です。この時代、ミュージシャンであることは、マルチな才能を要求されるんだけれど、自分の本分を思い出させてくれるんです。来年は恒常的に楽曲を創る時間を作ろうと決意させてくれる楽曲たちです。ほんとうに素晴らしい。

 かくいう私ももう若くはないのです。なので、一本一本のライヴ。意味のないことはやりません。スケジュールを詰め込んだりもしません。先週のCHABOさん、今日のポール。どちらもSOLD OUTになりましたが、どちらもほんとうに素晴らしいんです。幸運にもチケットを手にした人は楽しんでください。はるばるやってきてくれたポールに感謝の声援を送ってください。そういうの、ものすごく力になるんです。いいライヴを創るのに、観客の力はとっても大きいんです。求められてる、と感じると勇気100倍です。

 今日のライヴも僕にとってはギフトです。それを終えたら、いよいよHWモードに切り替えて、新しいアルバムを届けにいきます。もうすぐ新しいアルバムの内容をお伝えできるか、と。楽しみにしていてください。

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