日別アーカイブ: 2011年6月2日

政治という災害

6月2日 木曜日 雨 二日間、音楽に没入した。幸福だった。この循環するいいエネルギーをオーディエンスに届けるのが僕の「大人の仕事」だと思って、寝た。朝起きて、見なきゃいいのにニュースを見て、熱が出た。誰かの言葉だけれど、これはもはや「政治という災害」だと思う。 政治家は被災者のこと、漏れ続ける放射能のこと、エトセトラ。それらを真剣に考えているとは到底思えない。今、こうやって、すったもんだしている間にも、事態は悪化していく。首相にリーダーシップが欠けているのは明らかで、だからと云って、首をすげ換え続けてきて、一体何が変わったのかね?僕が鳩山君に云いたいのは、「君が無能だったから、こうなってるんであって、今頃になって更に状況を混乱させる暇があったら、自身の失敗の経験をふまえて、アホで何のビジョンもない政治家どもをまとめて、優先順位を示し、ひとつの方向に導く力になったらどうなん」ってことだ。どう考えても、今は党や派閥の権力闘争を繰り広げている場合ではなく、そんなくだらない垣根は超えて、人類未知の領域に達していることについて、全力で力を合わせて向かっていくしかないだろう?批判するのは簡単だよ。でも、必要なものは「展望」だよ。僕が知る限り、彼らは目先の首をすげ替えようとしているだけで、確たる展望を示した政治家は居ない。人々が求めているのは、出来もしない行程表ではなく、置かれた状況を自身で把握するためのデータであり、「困難」の本当の度合いを知ることだよ。そして、僕らに求められていることは、自分の頭でそれを考え、咀嚼し、理解し、行動することだ。 怒ってすまん。この感情は何も生み出さない。そんな時にジャーナリストの悪友からタイミングよくメールが来た。奴は筑紫哲也さんが遺してくれたスピリットを受け継ぐ数少ないニンゲンの一人。「権力の奥の院で何が行われているか、それを暴こうとするのがぼくらの仕事。テレビニュースとはそういうエンターテインメントだと思っています」、と。頼むぜ、K。僕は自分の出来ることをやる。送られてきた彼の今日付けの文章、ならびに仕事。良かったら見てください。 http://www.taji-so.com/daily_souron/article.php?all=1324 http://www.tbs.co.jp/news23x/feature/f201105260000.html

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