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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
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月別アーカイブ: 3月 2025
鎮魂
3月11日 火曜日 曇り 今年はどうしてもその場所に行くことが叶いません。申し訳ない。 でも、これからも「自分のこと」として関わり続けます。生涯、忘れることはありません。 僕が山の師匠だと思っている方から「無理して潰れてしまうことよりも、続けることの方が大事」だと。常々そう思っているので、ほんとうに沁みました。なので、ほんとうは今日、ソニーのスタジオでアナログ盤を制作するための重要な作業があったのですが、ソニーのエンジニアとうちの敏腕エンジニア、それから当時のマネージャーに一任することにしました。 加齢とともに、考え方もすこしづつ柔軟になってきたのかな。笑 今年の「甦る」そして献杯酒である「ゴールデンスランバ(なんちゅーネーミングセンス)!」。この大名曲を知らない人のために、貼っておきます。 現地に行けないわたすのために、鈴木酒造の大介社長が送ってくれました。独り占めすることなんてできるわけないじゃん!こころある仲間たちと一緒に未来に向けて献杯します。 って、明日HW SESSIONS@横浜じゃん!もし、お店が許してくれたなら(だって飲食店でもあるわけだし)こころある人たちが献杯できたらいいな。 というわけで、明日ですが。ほんとうに新曲しか演奏しないつもりです。チャレンジング極まりないライヴですが、映画「Let It Be」を生で体験しているような感じで食事しながら、楽しんでくれたら嬉しいです。 会場では OFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226“Looking for the POLARSTAR” をゲットしてもらえます。 でもってただいま絶賛、予約受付中です。今日いっぱいまで受けつけています。発送は15日以降っす。しばしお待ちを。 このアルバムに某レコード会社の社長さんより、とっても嬉しい賛辞が届きました。いわく、 ”1曲めから最高で 何よりMIXとマスタリングが素晴らしいです。各楽器の音量をそこまであげずに耳に気持ちいい音のバランスで リラックスしても聞けつつ 高揚感もあって引き込まれます!やはり 各楽器の音のコアがしっかりあって リズムがそろっている演奏は素晴らしいですね。ありがとうございます 手前味噌だけど、ほんとに嬉しかったっす。音を詰め込みすぎることなく、隙間を残して、ライブに行くことが叶わないリスナーが家でその空間を体験できるように。リスナーがその想いを付け加えることができるように。バンドの音はこう聞こえてほしい。そう思って作業しました。 もうすぐ届けられて嬉しいです。 では、明日。明日の演奏で手応えのあったものから、2日後レコーディングスタジオで録音を開始することにします。 … 続きを読む
days
3月10日 月曜日 晴れ 相変わらずジェットコースターに乗ってるような日々でござります。でもまぁ、好きなことやらせてもらってんだしと気持ちを切り替えて全力中年続行中。 ところで、ソロツアーの大阪、いつもとってもお世話なっているハコ、南堀江のknaveから連絡がありました。4/1(火)の大阪公演。びっくりするくらいチケットが動かない、と。その数を聞いてのけぞりました。まじ?苦笑。 たぶんね。年度の始め。そして地獄の火曜日。いろんなことが重なってピープルはライヴに行く気分じゃないんだと思われます。かつて、こんなことなかったし。でもね。はっきりと伝えますが、こんなときだからこそ、来てください。今回は特に、これまでの2本も85%以上は新曲というありえないステージを繰り広げております。どちらかというと、盛り上がるというよりは「しーん」と新しい曲たちを楽しんでくれている感じです。 はい。ここまで赤裸々にお伝えしたら、結果がどうだったのかも、ちゃんとお伝えします。んなもん、恥ずかしがることでもないし。長い間やっていたら、いろんなことが起こるものです。 でも、ほんとうに来てほしいのです。体験してくれたなら、なんでわたすがこう言ってるのかわかってもらえるか、と。 それから今週水曜日は横浜のサムズアップで、HW SESSIONS 2025のvol.1です。これも熱心なファンにはぜひ、体験していただきたいっす。わたすがソロツアーで磨いてきた新曲群をバンドで実験するっつーライヴです。彼らも僕も新しい曲はまだ身体に入っていないゆえ、いろんなことが起こります。でも、ファーストタッチって二度と経験できない「瞬間」があるんです。ファーストテイクってほんとに好きです。なんならレコーディングしたいくらい。 仕事帰りにぜひ!食事もできるよ。 当日会場では OFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226“Looking for the POLARSTAR” をゲットしてもらえます。 ただいま絶賛、予約受付中です。明日いっぱいまで受けつけています。発送は15日以降っす。しばしお待ちを。
#034、福山市にて
3月9日 日曜日 曇り 昨日、ディランの映画を観て、町まで約1時間歩いて帰った。町の人にはアホか!って言われたけど、おかげで福山がバラの町だったってことを知った。この町にこれだけ通っていても、そんなことにすら気づかないくらいオレの目は節穴っぷりたるや! 愛するポレポレ。この町の裏通りを39年に渡って支えてきた名店。店に入ったら、いつもオーナーのユウさんがコーヒーを淹れてくれる。以前からむっちゃ美味しいとは思ってたけれど、バンドのツアーで長野のコーヒーをオーディエンスに手にとってもらうことになって、タダのコーヒー好きのオレも以前より真剣にコーヒーに向き合ってはいたんだと思う。 そのユウさんのコーヒー。 絶品。 聞けば、ハイチ!まで自分で足を運んで、自らの力で輸入して、もちろん自分で焙煎しているのだと。無農薬が当たり前なのは農薬を買うお金もないからだと。 すごいよね。ユウさん。裏通りを支えてきたのはダテじゃない。オレも300g、売ってもらった。通販もやってるんだって、コーヒー好きなら、一度買ってみて。まじで、すごいよ。 今日もまた新しい曲にまみれさせてもらった。実のところ、ユウさんの前で歌うのが一番緊張する。だって、カウンターの向こうから39年間、いろんな音楽を浴びてきたんだから。嘘をついたらバレる。でもね、ユウさんの前で臆面もなく、まだ身体に入っていない新曲を歌えるようになったのも嬉しかったけど。 オープニングのアツシ。タッチが柔らかくなってて嬉しかった。 彼らは14年に渡って、福島に風を送り続けてくれてる。歌う人が500円払うって、コンサート。もう170回を超えてる。だから、思ったんだよ。彼らを山形に連れていこうって。そう、長井にね。そしたら、ハイチと山形と福島と広島がつながる。 素敵だよ。 今日はスペイン在住のアーティスト、染川省三さんとのコラボレーションでもあったんだ。ライヴ後、染川さんから好きな作品、ひとつ持って帰ってくれって。いえいえ、とんでもないですいただけませんって。でもね。通じる人だったの。だから、いただきました。それね。彼の最新作だったんだよ。 ポレポレでしばらく展示されてるから、ぜひ行ってみて。素晴らしいから。なんだか、一瞬でわかりあえる人なんだ。言葉なんかいらないんだよ。 ありがとう。福山。 いい旅だった。みんな身体にきをつけてね。また元気に再会しよう。はーと。
ディラン考
3月8日 土曜日 晴れ 名古屋から福山までの移動日。 港近くのシネコンでディランを描いた「A Complete Unknown」をやっていたので、観に行くことにする。あ、映画を見たいと思ってる人は印象に影響を与えるかもしれないから読まない方がいいかも。 ディラン。 若い頃にとてつもなく影響を受けた。公式にリリースされたものは全部聞いているし、なんといってもソングライティングにおける影響は計り知れない。僕はヴォーカルがライヴの前の日に辞めて、やむなく歌うようになったタイプなので、どう歌っていいのか、まるでわからなかった。それゆえ、ディランとルー・リードを徹底的に真似することから始めた。人前じゃ滅多にやらないけど、ディランのモノマネは宴会芸としてはかなりの領域に達していると思う。 ただし、この人は人としてまったく好きではない。憧れたこともない。ローリング・サンダーレビューくらいまでは人としての興味も少しあったけれど、以降はわずかにあった敬意も薄れていくのみ。ノーベル賞をもらった時点で「もらうんかい!」とわずかな敬意も地に墜ちた。もらっておきながら授賞式に行かないところがいかにもディラン。 だいたいアーティストとして生きておきながら、賞をもらうって発想が卑しい。毎年もらい損ねてる某作家もオレの中での評価は同じ。あれは爆弾を開発した免罪符みたいな賞だからね。もらうのも拒否するもの自由だけど。 つかみどころがない、とか多面性とか、いろんな語られ方をする。でもオバマの前で「時代は変わる」をメロディ通りに歌ったとき、こいつのコンサートには2度と行かないと決めた。 彼のライヴは何度も経験した。一度も感動したことがない。感動したくて通い詰めたとも言える。でも、彼の魂は一度も僕を震えさせてくれなかった。なにせ、これだけ彼の音楽を聞いている僕ですら、何の曲をやっているのかわからないくらいに曲の原型をとどめていないのだ。3番くらいになって一瞬サビの歌詞を把握して、あ、この曲なのね、みたいな。 あるツアーではニール・ヤングに影響されたのか、ギターソロにはまっているときがあった。それがまた最高にイケてなかった。最後に見たツアーではもうギターを弾かなくなっていた。ディランのオルガンは、、、、。言及はやめておく。 ひとつだけ印象に残っているのは。 最後に見たとき。その眼光はもはや人類のものではなく、ちょっと怖かった。鷹のような鋭い目だった。常人には想像できないくらいの人生だったんだとは思う。 きっと最後まで人を煙に巻いて死んでいくんだと思う。ともだちいるのかな? アーティストは過去を「創造」するってパターンもある。それは捏造ではないのだ。「オレはジプシーのヴァイオリン弾きとつきあってた」という某アーティストを少年時代から知る人が「そんな事実はまったくない」と僕に言い切ってた。でも、彼の中では史実なのだし、それでいいのだ。 映画を見ても、ディランへの印象は1ミリも変わらず。役者が見事なまでにディランで、彼もディランのわけわかんないものが乗り移って、大変だっただろうなぁ、と妙な心配をした。 でもこれだけは伝えておきたい。 楽曲があまりにも素晴らしかった。役者の努力もすごいけれど、役者が歌っても楽曲が素晴らしすぎるのだ。 僕はディランの曲が好きだ。それは一生変わらないだろう。 かつてヴァン・モリソンを紹介してやると言われたことがある。でもね。会わない方がいいんだよ。それは直感でわかる。 あ、ヴァンとディランがパルテノン神殿の前で「クレイジーラヴ」を弾き語ってる映像があるんだけど、それは素晴らしいよ。 それもまた人生。 このトシになると。人として、生き方に影響を与えてくれる人物の方がオレにはたいせつなんだよ。例えば野菜を作る人。オレの中ではディランより偉大なんだ。 そんな歌を歌いたいと思う。今日は福山。大好きなポレポレ。ぜひ、きてね。 あ、開演前に自由軒に行くのもアリ。昨日、いったけど、ほんとうに素晴らしい昭和の遺産だよ。でもポレポレでもちゃんとオーダーしてね。 今日も新しい歌歌うよ。同じ時代に生きてるオレができる唯一のこと。
#033、名古屋にて
3月7日 金曜日 曇り ソロツアー、再開。#033、名古屋にて。 こんなにキンチョーするのも悪くないな。ステージには過去の曲の歌詞のファイルと新曲だけが収められたファイル。 結局のところ、名古屋のオーディエンスは「チャレンジ」することを許してくれた(と思うから)本編はほとんどが聞いたことのない新曲群で埋められるという。 そんなことを可能にしてくれたのもTOKUZOの音響、照明、厨房のスタッフたちの愛と足を運んでくれたみんなのおかげ。100回のリハーサルより、1回のライヴ。いろんなことが浮き彫りにされる。 いろいろ至らないこともあったけれど、平日の寒い日に足を運んでくれた人たちが少しでも元気になって帰ってくれたなら、本望です。 ありがとう。オレ、生きてるな、と感じさせてくれてありがとう。 「こんなライヴ初めて見ました。横浜のバンドのライヴも行ってみようかな」。そう感じてくれた人が少なからずいて、ほんとうに嬉しかったよ。 新しいライヴ盤も本も手にしてくれて、ありがとう! 新しいアルバムへの道は次のチャプターに入りました。 ついしん コンプライアンスまみれの時代だけれど、このblogにおいては自分の文責に於いて、思ったこと、言いたいことはまっすぐに伝えようと思います。
ソロツアー再開
3月6日 木曜日 曇り というわけで。 こんなモーレツな日々の中、ソロツアーを再開します。今日は名古屋TOKUZO、土曜日は福山のPOLEPOLE。福山ではずっとMLIMMを応援してくれているアツシくんがオープニングに歌ってくれるって聞いています。彼の人生と合わせて歌もどんどん変化しているので、楽しみにしています。 かくいうわたすですが。 今回はソロツアー史上最大と言っていいほど未発表の曲がありまして。僕の目の前にはいつも「歌詞」が大量に入ったファイルが置かれているのですが、今回ついにそれが「2冊」になります。歌って、机上でうんうん唸って書いてるんですが(ほんとはサラっと描けるのがいちばんいい)こんなことより、オーディエンスに投げかけるのが育てるには一番なんです。むっちゃキンチョーするけどね。 新しい歌を聴きたいと思う人と、あの曲を聴きたいと思う人がいるわけで。そのあたりは客席にダイレクトに質問しつつ、進行していくようなライヴにチャレンジしてみようと思っています。 あー、緊張するな、、、、。 でも、還暦を超えてこんな緊張感を与えてくれることに感謝しています。最近うちのCDプレイヤーは歴代のビートルズのアルバムか CHABOさんの新作「Experience」がのっています。24時間エンドレスです。ビートルズで自分が生まれてから、「Let It Be」に出会って音楽に出会うまでをたどり(補完って作業かな)、CHABOさんの渾身の新曲で同時代を見据える。そのスピリットにたまらなく力をもらっています。 それゆえ、みなさんにも音楽の力をお届けしたいと思うのです。今日なんてド平日開催ですが、TOKUZOは美味しいご飯も食べることができるので、お腹すかせて気軽に来てください。 それから OFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226“Looking for the POLARSTAR” 本日から会場でゲットしてもらえます。 でもってただいま絶賛、予約受付中です。 それでは名古屋で!
呆れつつも、続おかんのストラト
3月5日 水曜日 雨 わたくす、呆れております。この国の役人たちと、マスコミと、やつらにあまりにも従順な羊たちに。 大丈夫? 数日前から、荒天になる可能性があるゆえ、「予防的通行止め」があるとニュースは届いてました。頭の中「?」だらけ。マスコミも煽る煽る。いったい、誰になんの権限があって、そういう決断をくだすのか。 オレたちは都内でリハーサル。遠くから来てくれているスタッフもいます。オレも、湘南だからそれなりに遠い。でもね、このビンボーバンドがリハーサルするときはプロ仕様の決して安くないスタジオをロックアウトで1日借りてるわけです。効率を考えてね。 スタジオの事務のお姉さんがとっても不安そうな顔でやんわりと、早く切り上げて欲しそうなことを伝えにくる。まぁ、気持ちはわからんじゃない。家が遠いのか、交通機関が止まったら帰ることが不可能になるのか、、。 16時からオレが帰る道もすべて通行止めになることが決定。数年前にかなり降った日があって、高速は通行止め、横浜あたりの下道ではノーマルタイヤでスタックだらけ。5時間くらいかけて家に帰ったっけ。 てなことがあるから、「予防的通行止め」みたいな決断がなされるんだろうね。まったくもって、学校のレギュレーション、企業のコンプライアンスと同じ図式。要するに、このくらいの危機管理を自分の責任に於いてできないってことが恥ずかしい。それでも大人か? 情けなさすぎる。雪国の人が見たら笑うよ。結局、湘南は1ミリも積もってない、、、。 正直、この国の行く先に不安を感じる。せめて、このくらいの「危機」とも言えない「危機」くらい自力で解決できなくて、でっかい地震がきたらどうすんのよ?ほんとにさ、天気図くらい自分で読めて、自分と自分の家族くらい守れる大人になりなさいよ。 「警報級の」とか「ここ10年で最大の」とか。まぁ、よく考えるなぁ、と呆れる。 リハーサルはやむなく14時過ぎに中止。スタジオのお姉さんも無事、家に帰れたことでしょう。アーメン。 そんな感じではありましたが、リハーサルは無事終了しました。明日からオレは短い旅に出ます。新しい歌もたくさん歌ってみようか、と。名古屋、福山でお待ちしています。HW SESSIONS、お見逃しなく。各会場では で、その会場でOFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226 “Looking for the POLARSTAR” をゲットしてもらえます。 でもってただいま絶賛、予約受付中です。 最後に。 おかんのストラト。立派に弾けるギターになって、ほぼ50年ぶりに戻ってきました。インスタに載せた原稿を転載しておきます。 おかんとストラト。 1977年、14歳の誕生日にギターを始めた。 ギターを買う金なんかないから、親父のガットギターに鉄の弦を張って弾いてた。エレクトリック・ギターなんて、夢のまた夢。見かねた近所の同級生、ヤスジくんが1万円くらいで弾かない国産のストラトのコピーモデルを譲ってくれた。 ストラトは今も昔も好きじゃないけど、とりあえず夢のエレクトリック・ギターであることは間違いないしね。でも、なんだか個性が欲しかったから、彫刻家でもあったおかんに頼んで表面を彫ってもらった。 高校生になって、中華料理屋で死ぬほど働いてグレコのスーパーリアルっていう今やジャパンヴィンテージと呼ばれているトラ目のレスポールを買ったから、まったくストラトは弾かなくなって、50年近く放置。あちこちボロボロ。 捨てようかな、と思ったけど。ちょっと待て。この世におかんが彫刻したギターを弾いてるやつなんかいるか?笑。 なので、うちのスーパーリペアマンに相談した。「治せる?」いわく、 「大好物です!」。「音のイメージは?」。 「ん?あ、それは山口洋で。でも、どうしてもというなら、マーク・ノップラー」。 … 続きを読む
リハーサル
3月4日 火曜日 雪 都内某スタジオにて2025年、バンド初めてのリハーサル。 僕が書き溜めた新曲たちをバンドに振ってみます。そこにバンドというファクターが加わることで、新しい曲はいろんな表情を見せ始めます。出てきたアイデアは少なくとも一回はチャレンジしてみます。 アルバム一枚分の曲があるわけだから、そう簡単にことは運びません。書いたオレですら、タイトルを見ただけだと「えーっと、この曲なんだっけ?」みたいな。笑。でも、確かにアルバムに向けて、一歩を踏み出しました。 2日間のバンドでのリハーサル → その結果をふまえて名古屋、福山にソロツアーに出る → HW SESSIONS@横浜で壮大なる実験 → レコーディング(#001) → それを自分のスタジオに持ち帰ってダビング → ミックス 3月はおおまかにいって、このような流れになっております。みなさんは名古屋、福山のソロツアー。それから横浜でのHW SESSIONSに立ち会うことが可能です。HW SESSIONS、体験した人は知ってると思うけれど、音楽的な実験が目の前で行われます。take2みたいなことも平気でやります。新しい曲を育成するのはスタジオより、ライヴの空間において、みなさんの目前で見守られつつ、ハラハラさせつつ(すいません)やった方がはるかに効果的なのです。 フツーそんなこと公開しないだろって、そうかな?それが一番面白いと思う人もいるわけで。未完成ゆえ、どこに行くんだろう?って。 って書いても?な人はビートルズの「LET IT BE」の映画が目前で行われていると想像してもらうといいかな。まぁ、あんなに仲悪くはないけど。みんなの反応によっては曲のプライオリティーも変化します。てか、演奏される曲、ほぼすべてがアルバムに未収録の新曲です。音楽が生まれる、育つ、放たれる、あるいは死ぬ。そんな瞬間をぜひ体験してくれれば、と思います。 なにもかも、この時代にアルバムを創るにはどうすればいいのか?という考えから導き出されたものです。かなり逆転の発想ではあるけれど、みなさんにとっても混迷の時代を生き抜くヒントには溢れている、と思うのです。 で、その会場でOFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226 “Looking for the POLARSTAR” をゲットしていただくと、そうやって磨かれた音楽たちの完成品が聴ける、と。 ただいま絶賛、予約受付中です。はい。宣伝です。 ぶっちゃげ、ここでみんながゲットしてくれたなら、その資金がレコーディングのために使われます。これがNO REGRETS社の循環するウルトラ自転車操業でございます。ぜひ、応援してくださいまし! ひとつ。とても残念なことは。わたすもマジで関わらせていただいている復興のお酒「甦る」。今年も311前後に浪江町や長井市で催しが行われるのですが、どうしても参加が叶いません。上記のようなクレイジーなスケジュールのため、行けないんです。現地からは「長く続けていくことなので、今やらなきゃいけないことに集中してください。次は田植えもあるし、山登りもある」と励ましの言葉をいただきました。涙。申し訳ない! でも、磐城壽とのコラボ枡をみんなに買ってもらった売り上げをHWファンからの気持ちとして、当日現地にお送りしたいと思っています。あ、もちろんあのコンバインの修理費用に充ててもらうためです。 なにはともあれ。前を向いて、元気に行こう! おーっ。 ついしん … 続きを読む
育てること
3月3日 月曜日 雨 わたすが割と良質なリスナーになったのは、ひとえに故郷の町にあった良質なレコード店主たちのおかげなんです。彼らの存在そのものがインターネットをはるかに凌駕する知識そのものであり、世界に繋がるどこでもドアでもあったのです。 総じて、ちょっと怖かったけど。勇気を出して質問することはドラえもんと話してるみたいだったかな。笑。 もっと言えば、そんなレコード店が故郷にあったのは鮎川さんたちを始めとするロックンロールの第一船団のみなさんのおかげなんです。おかげで、僕はティーンの頃にブルースをどっぷり聴くことができた。僕はそれを演奏しないけれど、ブルースは僕の血肉になっていて、これは財産以外のなにものでもないんです。 僕らの最初のちゃんとしたアルバムの制作資金は町のレコード店主が出してくれたんです。そんなこと、今ありえる? 僕の学校でもあったJuke Records。街もとんでもなく変わってしまいました。店主の松本康さんが亡くなって、店もなくなりました。でも、最近こんなサイトが立ち上げられたって教えてくれた人がいます。 なんだかぐっときたなぁ。ちゃんと受け継がれてる。町が破壊されても、スピリットまでは破壊できない。 それゆえ、送り手になってから。自分が受け継いだものに、愛と責任をもってやってきました。たとえば、長く続けたラジオ番組。多くの優秀なリスナーが育ってくれました。 時間はかかるんです。 今のこの国の音楽を取り巻く状況(海外も似たようなものかな、、、)は音楽バブルのときに、目先の金に囚われて、良質なリスナーを育ててこなかったことの報いだと受け止めています。だって若い頃にペカペカな音楽しか聴いてないんだもん。今もか。 でも。まだ時間が残されている。だったら、自分にできることをやるだけです。そんな思いで、去年仲間たちと本を作りました。(あれも、もう一冊ってのは無理だな 笑)今年いっぱい、それを抱えてツアーをします。なので、会いにきてください。 それから HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226 “Looking for the POLARSTAR” 絶賛、予約受付中です。 さぁ、今日からリハーサル。それでは行ってまいります。
負け戦に挑むこと = Last POLARSTAR
3月2日 日曜日 晴れ 2025年。なんでこんなに慌ただしいのかというと。負け戦に挑んでいるからである。笑。どの道、勝ち目はない。でも、忙しいとは書きたくない。こちらにも意地があるから。 新しいアルバムを制作するってことは、時代が変わってそんなことになってしまった。考えてもみてほしい。プレイヤーはPCにとって代わり、今やPCにCDのスロットはない。サブスクの時代になって、音楽はほぼタダで聴けると思われている。おまけに動画までプロモーションと称して無料で見ることができるとな。 アホなのか。 制作費はどんなにがんばっても全盛期の20分の1くらいしかかけられない。でもクオリティーは上げなければならない。んなもん最初からどう考えても無理なのだ。 いつだって、一握りのニンゲンの思う壺。儲かってるのは誰かって?トランプににじり寄ってるような連中だよ。でもね。こちらもただ殴られ続けているわけにはいかない。おととい、とあるレーベルの長にあったなら、若いミュージシャンが「アルバムなんて出したって誰も聞かないじゃないですか」とのたもうところを、なだめてすかして、「プロモーションのために」と説得してだしていただくのだ、と。ははは。 ままよ。時代が変わるのはよかろう。それは否定しない。でもね、いつだってそう思うんだけど、右向け右の世の中が怖い。世界はいろんな考えに満ちているべきで、多様性こそが文化なのに。 だから、ロートルと言われようが、それに屈したりはしない。最後の一匹になっても、あいつらの言うことはきかない。 ツアーもライヴもいつもそう思ってステージに立っているけれど、バンドでの新しいアルバムの制作もたぶんこれが最後になると思う。気づいていないかもしれないが、あなたが応援しているあのバンドも、もう新譜を出すのは難しいと思う。それでも出しているならば、相当の覚悟を持ってリリースしていることを知ってもらいたい。それは「アルバム」という概念に育てられた我々の世代の音楽に対する恩義で、意地でもあるということを。 あの老舗の名店がひっそりと時代に押されて消えていくのを、あなたもたくさん目にしてきたと思う。失ったなら二度と戻らないことも。今や、「バンド」もそういう存在なのだ。 むろん、新しい曲を書くことはできる。でも、リリースの形態はオレの弾き語り作品になるかもしれないし、新譜はライヴ盤のみって形に変化せざるを得ない。スタジオは次々とつぶれ、世界はコンピュータで作られた人口的な音で埋め尽くされる。でも、それを選んだのはニンゲンだから、仕方ないのだ。 たとえば我ら零細NO REGRETS社、DIY、インディー精神でやれることをマキシマムにやる。正月にアホみたいなセールをやるのも、年末のツアーのライヴ盤を最速でリリースするのも、ウルトラ自転車操業の資金を確保し、循環させてアルバムを創るため。それが回っているうちはなんとかなるから、最後まで諦めはしない。 2004年だったか。クラウドファウンディングという言葉がない頃から、やがてこうなるのはわかっていたから、「ニューアルバム・プロジェクト」というやつを立ち上げて、クラファンのようなことをやってみた。実際それは割とうまく行ったのだが、やってみた結果、自己資金がないのであればアルバムは創るべきではないという結論に達した。だから、クラファンのようなものをオレは好まない。他力すぎる。 風前の灯。だからといって悲壮感が漂っているか、と聞かれたら、そんなこともない。 どうしてって、HWのバンド人生はいつだってそうだったから。常に崖っぷちの45年。よくやったと自分でも思う。「死して尸」とうに覚悟はできているから、こんなことでビビりはしない。ただ、バンドの新譜をレコーディング作品としてリリースするのは限界に近いのではなく、限界だ。 いつだったか、アマゾンの素人レビューで我らの新譜が高すぎるって匿名のものを見た。高いと思うなら、買わなきゃいいだろって、マジで頭に血が昇った。お前になにがわかる?でも、こういう無責任な発言も力に換えるのだ。 名曲を書こうなんて思ってもいない。たくさんいい曲を書いてきたよ。死ぬまでそれを順繰りに演奏したって、別にそれでいいじゃん。でも、この混迷の時代をともに生きる人が元気になってほしいとこころから思うから。新しい曲を送り出したい。最後のアルバムはシンプルなやつがいいと思ってる。それは音楽を愛したオレたちからの応えだよ。 負け戦に挑むこと = Last POLARSTAR 希望をもって、そこに進め。 今月は遂にソロツアー、リハーサル、HW SESSIONS、レコーディングと動きだす。あなたの声援は風になって背中を押してくれる。いけるところまで行くから、よろしくね。 まずは昨日アナウンスされた HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #012 / 20241226 “Looking for the POLARSTAR” をゲットしてくれたら嬉しい。ほんとにこころを込めて創ったよ。 … 続きを読む